健康に良い美味しいご飯を食べたいなら   〜 玄米・分づき米を食べましょう 〜
玄米は生きているお米です。ビタミンやミネラルといった身体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。
その玄米の優れた栄養分を残して、ぬか層を少し削って食べやすくしたのが「分づき米」です。また、完全にぬか層を取ってしまったお米が精白米です。精米したてのお米は新鮮で光沢があり、その美味しさは格別です。しかし、精米したお米は時間の経過と共に酸化が進み、約10日位で味や香りが失われるそうです。常時、美味しいご飯を食べたいなら、玄米を必要分精米して食べると良いでしょう。
左の図はお米の構成図です。お米を包んでいる籾殻(もみがら)をとってしまった物が玄米であり胚芽・ぬか層・胚乳から出来ています。玄米から「ぬか層」を取り除くと胚芽精米になり、胚芽精米から「胚芽」を取り除くと、精白米になります。
                          これは玄米の写真です。
お米の構成図を参考にして見てください。
 
<< 栄  養  素 >>                   ( 100g当り)
  カロリ 蛋白質 脂 質 糖 質 カルシウム 鉄 分 ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンE 食物繊維
玄 米 153Kcal 3.3g 1.3g 31.4g 4mg 0.5mg 0.16mg 0.02mg 0.7mg 1.0g
胚芽精米 147Kcal 2.9g 0.8g 30.8g 3mg 0.2mg 0.10mg 0.01mg 0.4mg 0.6g
精白米 149Kcal 2.5g 0.5g 31.7g 2mg 0.1mg 0.03mg 0.01mg 0.2mg 0.4g
  • 米の栄養素としては、表の通です。ビタミンB1を豊富に含んでいるのは胚芽の部分です。
  • 私達が通常食べているのは胚乳部分で、成分は、70%が炭水化物(デンプン)、6%が蛋白質、その他脂質・ミネラル・ビタミンを含んでいます。
搗き
具合 
利   点 弱   点
玄  米 ビタミンB郡・ビタミンE郡・ミネラルなどを豊富に摂取できます。歯ごたえがあり、噛んでいると甘味が出てきます。常食すると各種効用があり期待できます。
基礎体力向上、高血圧症、動脈硬化予防、貧血・不妊症の改善、便秘解消、糖尿病・肥満症等の慢性病予防、発ガン防止に有効等。
ぬか層には、不消化性繊維が多いのでよく噛んで食べなければ、胃がもたれます。
炊飯に圧力鍋を使用します。お米の仕込みから出来上がりまでの時間がかかります。
(一晩、水に浸しておいてから、炊く)
5分づき 玄米には劣るが、ある程度のビタミン・ミネラルを摂取できます。食物繊維など多くの有効成分も含まれています。ビタミンB6・カルシウム・リノール酸を多く含む。消化もよく、栄養価も高いです。
玄米のぬか層などを半分取り除いたお米です。
白米を1とした場合、5分づき米に含まれるビタミンEは2倍以上、ビタミンB1は4倍以上、繊維質は約2倍あります。
白米と同様に、普通の炊飯器でも炊くことができます。
あまり美味しくありません。
しかし、炊き上がった後、1時間以上蒸らしておくと次第に美味しくなります。
ご飯が黒っぽくなり、見栄えがあまり良くありません。
現在の精米技術では、胚芽を完全に残すことはできません。
7分づき 5分づきとほぼ同じです。
分づき米を初めて食べられる方でも、白米感覚で味わえます。分づき米初心者にはおすすめです。ぬか層などを7割ほど取り除いたのが7分づき米です。表面の粘りけが少ないのでピラフや炊きこみご飯にぴったりです。
5分づきとほぼ同じ。
精白米 本当に美味しいお米です。
ぬか層などすべての部分を取り除き、胚乳だけになった真っ白いお米です。ピカピカに磨かれた白米は、炊き上がった瞬間、お米独特の風味が食欲をそそります。精米したてのふっくらとしたご飯、そのおいしさは格別です。
消化吸収率98%で食品中最高値。
玄米、分づき米と比較すれば、ビタミンやミネラルの摂取がかなり少量になります。特にビタミンB1が少なくなります。
上記の表から、玄米は栄養価が一番高いが消化吸収が悪いのでよく噛んで食べる必要があります。
精白米は、栄養価は玄米に比べるとかなり低いが、本当に美味しいお米で、消化吸収が非常に良いです。胚芽精米は、一般的に5分づきや7分づきで精米をしていると思います。しかし、お米は黒っぽいですが、栄養面から見ると一番理想とされています。
                                            「栄養学の本」より抜粋
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