ここで紹介するデーターロガーは、誰でも簡単に「高性能、高機能のデーターロガー作れる事」を目標にしています。
特に専門的な知識が無くても、部品配置図を見て同じように組み立てていけば出来上がりますが、ハンダ付けや
ケースに組み込む時の穴あけ、ヤスリがけなどの作業がありますので、多少の工具類の準備は必要となります。
必要となる工具類は、ホームセンターなどで入手できる一般的な物で大丈夫で、特に高価な物や特殊な物は
いっさい使いません。
出来上がりの大きさは、自作可能なデーターロガーとしてはかなり小型の部類になると思います。
しかも、故障した時の修理や故障探求もし易いようにICソケットを使用。個人での修理も可能となっています。

自動車の制御系の電圧(8チャンネルまで)や、エンジン回転数、車速、インジェクター噴射量(パルスデューティ比)
を計測出来るように設計していますが、自動車に限らず汎用的な電圧データーロガーとしても使えますので、用途
に合わせた使い方も出来ますし、キットですので、知識のある方でしたら自分専用に改造したり、他の自作の機器
に組み込んだりといった使い方も出来ます。アナログ電圧の計測は、キットのままですと約20Vまでですが、抵抗を外
付け(追加)することにより、より高い電圧を計測できるようになります。逆に低い電圧を本体内部で増幅(増幅率
は本体内部のボリュームで可能)して計測する事も出来ますので、温度センサーなどを直接繋ぐ事が可能です(シ
ールド線を推奨)。

取り込んだデーターは、パソコンを使って表やグラフに出来ます。
勿論、エクセルを使う事も出来ますが、フリーのソフトなどを使う事も出来ますので、自分のデーター解析に合った
パソコンソフトを使う事が可能です。

キットは大きく別けて二つになります。
計測したデーターを、パソコンで扱えるCSV形式の文字データーに変換する「データーロガー本体」と、
パソコン無しでデーターを記録出来る「モニター&ロム」です。
「データーロガー本体」とパソコンを使えば、計測したデーターを直ぐにパソコンに取り込む事が出来ます。
「データーロガー本体」と「モニター&ロム」を使うと、パソコン無しでデーターを「モニター&ロム」に記録しますが、記録
したデーターを見るにはデーターをパソコンに転送する必要があります。パソコンを車載したくない場合は「モニター&ロム」
を使いますが、取得データーをモニターで見る事が出来ますので、車速やエンジン回転数などを見る事が出来ます。
「モニター&ロム」での最大データー採取時間は約54分36秒(各データー1秒に8回採取、トータル8チャンネル分)です
ので、十分なデーターが採取出来ます。
キットの価格が決まりました。 データーロガー本体が15000円。モニター&ロム部が17000円です。
キットにはケースを含むほぼ全てのパーツが揃っていますし、基板も完成品が入っていますので、すぐに作り始める事ができますが、ケースの加工や
パーツ類の加工はしてありませんので、加工用の工具類が必要となります。
キットは、多くの数を用意できる訳ではありません。予約していただいて予約順にお渡しとなりますが、パーツ入手の都合などでお待ちいただく場合
もあります。製作に関してはそれほど難しい所はありませんが、短気な方や、細かい作業が嫌いな方、飽きやすい方には不向きかと思いますので、
良く考えてから予約をお願い致します。予約は無料ですし、取り消しも出来ますが、一度取り消すと再予約は一番最後の順番になります。
キットには説明書類は入っていません。このホームページを見て製作して下さい。まだまだ説明不足な点も多くご不便、ご迷惑をおかけすると思い
ますが、できるだけ多くの人に完成していただけるようにデーターロガー専用掲示板を作りましたのでご活用下さい。掲示板での質問や疑問点など
は速やかにホームページでの製作説明に反映させていきますのでご協力お願い致します。
キットはカーボーイ誌(2006年6,7,8月号)に掲載されたデーターロガー製作記の改良版となります。
 
キットより、もっと安く作りたい方のために 、プログラム済みマイコンと基板パターン図(OHPシートでそのまま焼き付け出来ます)のセットはキットに先
がけて販売致します。基板は自作していただき、部品はご自身で調達していただきますが、本体だけで10000円以内で製作する事が可能とな
ります(部品の値段によります)。どちらかというと電子工作になれている人や、安く作りたい人、早く作りたい人向きです。
プログラム済みマイコンと基板パターン図の値段は、データーロガー本体が4800円。モニター&ロム部が3800円です。
 
プログラム済みマイコンと基板パターン図をご購入された方で、基板が上手く出来なかったり、部品が思うように集まらなかった場合には「マイコンを
除いたキット」を準備しますが、通常のキットと平行して準備しますので、お待ちいただく場合があります。
 
ご注意
製作されたデーターロガーは自己責任でご使用下さいますようお願い致します。
ご使用によって発生した直接的、間接的トラブルに関してはいっさいの責任を負いかねますのでご了承ください。
価格、機能、使用部品、回路構成など、予告なく変更になる場合もありますし、販売中止になる場合もあります。
不明な点がある場合にはデーターロガー専用掲示板またはメールでお問い合わせ後にご購入願います。
ご購入されたキット、またはプログラム済みマイコンと基板パターン図などの返品はご遠慮願います。(配送中の破損の場合は除く)
アナログ電圧の計測は車種に関係なく計測できると思いますが、パルス計測は車種によりうまく計測出来ない場合も考えられます。
抵抗値などの変更で対応可能かと思いますが、保証はできません。
データーロガーの改善希望やバグ報告など歓迎しますが、改善が行える保証はありません。(できるだけ改善しますが・・)
データーロガーの改造は自由に行ってかまいません。アドバイスや情報提供は致しますが、くれぐれも自己責任でお願い致します。
多くの方にご満足いただけるよう努力していきますので、ご協力お願い致します。

今後の追加機能として、2気筒、3気筒対応。(キットで対応しました)
エンジン回転パルスは、エンジンコントロールコンピューターやタコメーターからのパルス、イグニッションコイルからも取れます。(キットで対応しました)
車速パルスは、交流パルス、直流パルスに対応。(キットで対応しました)
モニター&ロム部での記録時間を2倍(約109分)にするモード(1秒に4回サンプリングとなります)の追加。
モニター&ロム部での11ch記録モード(1秒に4回サンプリングとなるチャンネルがあります)の追加。
追加キットとして、各データー値(回転数やアナログ電圧値など)によりリレーをON,OFFさせるキット。
ラップタイム計キット。加速度計キット。温度計キット。ロムチューン用マップアドレスログキット(仮称)。
追加有料サービスとして、表示画面の文字書き換え。動作不良品の修理。スピード表示の補正。マイコンのプログラムバージョンアップ。
時間に余裕が出来た時だけ完成品の販売。
などを予定しております。
その他御要望があれば、できるだけ取り入れていこうと思いますので是非ご相談ください。
 
早速ですが、現在のバージョンの基板パターン図と部品配置です。
基板パターンは部品取り付け面から見た透視図となっています。
プリント基板はガラスエポキシを使用していますので、部品面から基板パターンが透けて見えます、
基板パターンを確認して各パーツをハンダ付けしていって下さい。
データーロガー本体の基板パターン、部品配置図
データーロガー本体の基板パターン、配線図
「モニター&ロム」基板パターン、部品配置図
配線の色に意味はありません、見易さのためだけです。
注意、車速パルス線には抵抗(1kΩ)が入ります。
これは実際にデーターロガーキット(試作品)を使
ってパソコンに取り込んだデーターを、エクセルでグ
ラフ化したものの抜粋です。
上のグラフで約30秒ほどのデーターですが、黄色
のインジェクター開弁率と茶色のO2センサ電圧が
連動するかのように変化しているのが解ります。こ
れがO2センサによるフィードバック制御です。
左グラフは、前半部分は車両が発進し加速する
時のデーターで、後半はアクセルを戻し車速がゆ
っくりと落ちていくのが解ります。(約20秒のデーター)
下のグラフ二つは、データーを散布図としたもので、
エクセルを使うとこのように簡単にデーターを解析す
る事が出来ます。
データーロガーには、まだまだ他にも機能があります
ので、随時紹介していきます。
キット発売中です
左グラフは、空燃比計をデーターロガーに繋いで、空燃比
データーを取り込んでみた様子です。
エクセルではカーソルを折れ線のラインに当てると、何のグラ
フで、数値がいくつかが表示されます。
値:115と表示されましたので、空燃比は11.5という事になり
ます。
空燃比計は、アナログ出力があるものでしたら、データーロ
ガーに接続可能で、空燃比計の設定により出力電圧幅
が調整できる物もあるようです。
今回は電圧値1.15Vで空燃比が11.5になる設定でしたの
で、直読できるので使いやすいのですが、空燃比計の出
力電圧が低いので、ノイズ対策はしっかりとしておく必要が
あります。
この時のデーターロガーは試作段階の物で、入力抵抗に
大きな物を使用していたため、ノイズの影響をうけやすく、
グラフに乱れが見られる部分もありますが、空燃比の配線
にはシールド線を使っていたため、空燃比は安定して計測
できています。
データーロガーと車両との配線が長くなる場合や、ノイズの
影響を受けやすい低い電圧を測定する時には、できるだけ
シールド線を使ったほうが良いです。
フローチャートは
ここをクリック
(最新版です、これを基準に製作して下さい。ロジックIC付近がかなり複雑になっていますので注意して下さい)
(最新版では2連ディップスイッチと抵抗2本、配線3本が追加になります。製作途中の写真は旧タイプの基板ですが他に違いはありません)
「アキ」と表示してある部分の「×」印の穴は何も付きません。
データーロガーの件でメールを出していただい
たた方で、返事が来ない等のトラブルがありま
したら、ご面倒でもメールを再送願います。