第13回 首都圏からエアロスターK絶滅寸前
表題のとおり、首都圏の一部地域では、排出ガス規制がかかっており、新車登録後、基準年を過ぎると、
その地域での登録ができなくなります。現在、その代替による新車投入の勢いがどの会社も強くなっています。
もちろん、首都圏だけでなく、中部圏、近畿圏でも規制がかけられている為、地方に行かないと見れない
形式もあります。また、規制地域で活躍していた車両が地方で中古車として再登録をかけるということも
普通に見られるようになりました。そこで今回は、1992年まで製造されていた新呉羽ボディを架装した車両
も振り返ってみます。また今回もかなちゅうの車両でふりかえってみます。
P-MP218Mから、新呉羽架装はこの形のボディとなりました。
初期車両では、フォグランプが丸型だったり、補助ブレーキランプ
が当時はなかったり、現在の塗装と若干異なり、いわゆる
「波型」の赤いラインだったりと微妙な変化を遂げていました。
P代では、通常よりもホイールベースの長い、N尺車も
在籍していました。写真は元と153号です。
こちらは、排ガス規制がU-代に代わってからの車両。
U-MP218Mからは、後退灯がバンパー内に入って、
形状が角型に変わりました。
いちばん最後まで残った1990年式のエアロスターK
左 せ9/右 せ50
どちらも、2006年8月廃車になりました。
2006年8月廃車となった1991年式最後のエアロスターKの、と174。
1992年式も、8月27日現在で平塚に4台、綾瀬に1台がいるのみに・・・。
9月には廃車になってしまいます。写真は、厚木から転属してきた
綾瀬最後のエアロスターKの、せ102。