第20回 ICカード
先日、関東私鉄では、「2008年3月までにパスネットを改札機に直接通すことができなくなるようにする」と
発表されました。パスネットが利用できる各社局では基本的に「PASMO」が利用できる為、不便になる
ことはないとは思いますが、JR東日本の「イオカード」に続き、磁気カードが縮小し、ICカードが幅を
広げてきました。そこで、いろいろあるICカードを見てみたいと思います。今回はバスネタではありません。
←こちらはSuicaが一番最初に発売された時に
 買ったもので、管理人は今でも残高0円で
 保管しています(戻せば500円帰ってくるけど
 プレミア付くの待ってます。。。)
←こちらが管理人の現在所持しているJALカードSuica。
クレジットなので番号部分はバスカードで伏せています。
ホログラム横の緑のマークがついてないと他社や買い物で
使えないカードです(上のカードがその実例)。
現在発行のSuicaはすべてついています。

上のマークのないSuicaは
首都圏のSuicaエリアの改札機のみ対応。
さらに、2008年3月29日より、JR東海が発行のtoICaが、Suicaエリア、ICOCAエリアで使用できるようになります。
新たに東海圏が加わりますが、各圏内のみでそれを通り越して使用することはできません。
JR西日本
JR東日本
JR東海
  Suica PASMO ICOCA PiTaPa toICa
Suica
エリア
 ○  ○  ○  ×  ○
PASMO
エリア
 ○  ○  ×  ×  ×
ICOCA
エリア
 ○  ×  ○  ○  ○
PiTaPa
エリア
 ×  ×  ○  ○  ×
toICa
エリア
 ○  ×  ○  ×  ○
さらに、2008年(平成20年)秋には、JR北海道がKitacaを発行し、平成21年にはSuicaと提携して相互利用
できるようになり、電子マネー分野でも提携と発表されています。
また、JR九州では、2009年(平成21年)をメドに、福岡・北九州エリアへ「SUGOCA」を発行。
こちらは提携の話はでていませんが、近隣の広島エリアではICOCAが使えるので、
是非とも提携してもらいたいものです。
私(管理人)のように、時間や方向を定めずに、駅で次に来た電車で
終点まで行こうという人向きなICカード乗車券のように見えて、
エリアの壁があるのが難点です。
たとえば、岡山駅から、快速マリンライナーで高松に向かうと、児島までしか
使用できず、高松駅では岡山からの料金を現金で払わないと出られず、
次回、JR西日本の駅でカードと高松でもらえる証明書をもっていかないと
いけないなど全国普及が課題と言えそうです。
新千歳空港駅の改札口上に「Suicaは使えません」の文字が消えるのもそう遠くない話ですが、
是非ともJR四国にもIC乗車券に参加して全国のJRで提携してほしいものです。
※Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※ICOCAは西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※toICaは東海旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※PASMOは株式会社パスモの登録商標です。
※PiTaPaは株式会社スルッとKANSAIの登録商標です。
※Kitacaは北海道旅客鉄道株式会社の登録商標です。
JR北海道のKitacaのプレス発表はこちら。
JR九州のSUGOCAのプレス発表はこちら。
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