myweb1032013.gif 12 奥尻
6月26日江差〜奥尻曇り
 昨夜からの小雨が尾を引き雨はやんだものの霧はまだ晴れない、視程0,5マイル位だ、日曜日でもあるため釣りボートが点在する、うねりも残っているため前を見ていないと危険である、奥尻島の中間地点まで来た頃には天候も回復swの風5〜6m位で機帆走でゆっくり島に近ずく、入港前にセールダゥンをしているとフェーリーが接近してきたので航路を譲り後に続き入港した、漁港最奥の桟橋に地元の方に了解を得て舫を取った、これだけ奥まっているのでうねりも入らず昨夜の睡眠不足を挽回出来そうである。
 下調べの町営浴場のありかを聞き自転車で出かける準備をしていたら、漁師さんから、船を離れるときは必ず戸締りをすることと言われたので一瞬防犯のためにしては、と聞き直したところ、すぐ近くで虎視眈々と身構えているカラスの集団を指差し、奥尻のカラスは油断も隙もならない戸が開いていればキヤビンの中まで入り食べ物をあさる、気をつけなさいとアドバイスを受けた。
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奥尻港裏山の壁画が目印
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奥尻港のフェリー
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6月27日奥尻〜寿都 小雨視程1マイル
 夜が明けると雨模様昨夜の分と思い又眠る、9時頃小降りとなったので出港することとした、次の目的地は瀬棚、23マイル位なら近いものだな、と思っていたがswの風が8メートル強、岸に近づくにしたがって霧がかかり港の防波堤が見え隠れしている、船足も上がっているし風もいいのでこのまま寿都まで走ってしまうことにした、茂津多岬をかわした頃から天候は一転深い峡谷にくっきりと映える雪を貯えた山々が霧の間から見え隠れして迫ってくる、しばし見とれクォーターバースの妻を呼び出す。
 
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