真冬の日本海能登七尾〜韓国釜山U
録鋼崎〜境港2/6
このヨットはレーサークルーザー特大のメインセイルがある強風やシングルハンドでは使用できないそこで以前の所有艇ヤマハスカンピのダクロン製メインセイルをセットした通常の半分程度のセイル面積である。
 それに寒さやスプレーを凌ぐ即席ドジャー
ホームセンターで買った収納ケースを即席ドジャー
 もう一つは濡れたデッキに直接座ることなく水はけのよい人工芝、など冬の回航に欠かせないアイテムである。いずれも私のアイデア
 船内の暖房は小型カセットコンロ、これを股火鉢よろしく股間を温める
その他ワイン6リッター焼酎4Lホカロンは必需品である。 
輪島を過ぎ午後10時猿山岬に差しかかつた金沢か三国あたりに一休みとも考えていたが、7日は天気がよさそう、このまま境港にダイレクトに走り切ろうか思案したが走れる時は走った方がよいと判断直行することにした。
 しかし昼になっても気温は上がらずデッキにたまった雪は解けなかった。
 艇は、北北東の風とおい波で7ノットで快適に走った夜になつても風は衰えることなくむしろ強くなり20m近く吹いているだろうか、セイルはワンポイントリーフのメインだけだ。
 この分だと境港は午前五時入港少し遅れた方がよいがスピードが落ちない、とうとう漆黒の闇地蔵岬の灯台を右に見て境水道の赤の導票を頼りに三保湾に滑り込んだ。
 夜が明け境港清水岸壁に舫いを取ったのは午前7時対岸の島根半島山々は白くなっていた。
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