金沢〜韓国トンヨンカタリナ30回航
2017年8月30日〜9月8日
 ここ近年やたらと多くなった風力発電、伊豆半島、淡路島また龍飛岬でもしかし稼働率は良くない強風や落雷により故障が多いのかも、龍飛岬では11基中1基しか動いていなかった。
そこで一句
 昨年12月穴水湾で活躍していたカタリナ30オーナーは大型艇乗り換えのため譲り受けた。
 しかしリストアが大変エンジン部品代だけでも30万近くかかつてしまつた一通り終了韓国YOON氏に写真を送ったところ2時間で決まってしまった、細かいメンテがあったので金沢港に移動して手を加えいざ8月30日9:00出港となった韓国トンヨンは釜山から50マイルほど西に行った多島海域だ、一先ず博多迄行通関出国が待っている。
 エンジンはおろしてオーバーホール外見に似合わず開放すると意外にもシリンダーヘッッド、バルブ、シリンダーは綺麗であった、主な交換部品はPSSシャフトシール、エンジンマウント防振ゴム4個、海水ポンプ、セルモーター等である。
シートは全席張り替えた
福井県東尋坊沖を行航
 境港が見えてきた明日の天気予報はよくない思案の挙句境港公共マリーナに電話18時30分薄暗くなったマリーナーにすべり込んだ所要時間33時間早いとは言えない。
 天候は時化模様強風波浪注意報発令風は20m位吹くらしい昼ころにはマリーナの防波堤に波しぶきが打ち上がるしばらくは動けない、昨夜キャビンライトがどうしても点かない断線したのか試行錯誤の末別ルートから配線することで事なきを得た。
 二日目の朝予報では波3m、風は8m位だが天候は回復傾向にある午前8時マリーナに出航届けを出すとハーバーマスターは親切にもネットで天気概況を見て若し無理だと思ったら引き返しいつでも入ってください、と温かい言葉をかけてもらった
 一文字堤防の内側を通りメインセールを上げたこの艇はワンポイントリーフしかない軽風仕様ワンポイントしても普通の30フィートクラスのセイルエリアこれでは日本の絶えず風が変わる海域を航行できない、案の定地蔵崎に差し掛かるとブローが来るメインセールをとても揚げておれない状況、しかし考えてみればこの海域は地蔵崎を回つた風が境港の水道に流れ込むため強いのだと思い込みセイルを下ろし真向かいの風に機走でうねりを乗り越えれ外海に進んだ。
 境港では超大型の客船が入港していた。
 地蔵崎を回り外海では風は8m西に向かうには走れないことはないしばらくは我慢
 メインセイルは大き過ぎるうねりがあるので細いリギンにはあまり負担をかけたくない、半分くらいにファーリングしたゼノアで巡航速度は保持できる、しかしうねりでスターンが振られるたびにオーパイST4000が悲鳴を上げる「ギギギー」ベルトが滑り空巻いしだした選手交代。
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かざぐるま
  時化の後には
    サボりがち