青森県三沢〜竜飛岬
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110マイル
タクシーに乗り温泉に入り十日ぶりにヒゲを剃りすっきりした、隣接する大型スーパーで買い物、特に佐藤のご飯が欲しかったのでわざわざ遠くまで出かけることになった。
好物ホヤ
鰈の縁側ユッケ
午後4時、時々小雨も降るが出港した、港外に出るとイカ船が次々と港に向かっている、夜明けに漁を終えて戻ってくるのであろうそれにしても遠い漁場だと思う数えてみると19隻見える早く出港してよかった。
 午前1時下北半島尻屋崎を超え津軽海峡に入った、津軽海峡の反流を期待して青森寄りに大きく舵を切るどうにか反流に乗ったような気がするがあまり速度が上がらない夜が明け真向かいの風が強くなり唸りだした、艇速2ノット、左手に防波堤が見えるここに避難幸いここが青森県秘湯下風呂温泉であった。
北海道も間近に見えて久々の晴天だけど西風が強い。
乳白色の下風呂温泉
下風呂温泉郷数軒の温泉旅館があった
思わぬ温泉入浴のあと午後3時ころ風も幾分弱くなったと感じたので明るいうちに大間弁天島を超えればと思い出港したあと8マイルのことなので、ところが又もや風が強くなり白波どうにか弁天島の手前に来たが超えればなお波が高いだろう戻るにしてももったいない、我がNAVIONICSには港は載っていないシーマップ衛星写真を頼りに大間分港に入ることができた。意外に広く居心地の良さそうな港、今夜はここで一宿。
 翌朝午前5時霧の弁天島水路に差し掛つた浅くてそこが見える昨日会ったマグロ漁師が外回りを勧めたがデットスローどうにか抜けることが出来た。
日も高くなり三厩あたりを向い潮諦め気分で走っていたら突然ピーエンジン警報音見るとvベルトが切れていた、予備があったからいいもののくわばらくわばら
いよいよ竜飛崎反流に乗りここまでは順調7、8ノット。グレーの線は海底トンネル
風の竜飛崎風力発電塔が11基あるが強風でもたないのかブレードのあるもの1基のみあとは鉄塔だけ、採算取れないのだろう?
今年2回目の竜飛崎だが軽い気持ちで日本海に入ろうとしたところ
何時までたっても三角岩や景色が変わらない艇は6ノットで水を切っている感じGPSの進路を示す針がなくなったつまり対地速度0ノット 海面は鳴門の渦潮のように渦巻いてきた岩場で磯釣りの人や展望台の笑いものになつていた事だろう、進路左、岩礁スレスレに進路をとり格闘1時間どうにか脱出徐々にスピードが上がつた前方には100キロクラスのマグロがジャンプしていた、大間のマグロ漁師は国際漁獲割り当てが決まらないの出漁できないと言っていたマグロもしばし生き延びているのであろう。