居合道部会

部会長からのメッセージ

北海道剣道連盟 居合道部会
部会長 横田 清隆

 初めまして、北海道剣道連盟居合道部会ホームページへようこそ。

 本居合道部会のホームページにアクセスしご覧になっている方は、武道に興味が……、居合って何…?、偶然に……、などなど様々な動機をお持ちのことと存じます。

 「居合道」とは日本固有の武道であり、文化であると考えております。私たちは、古(イニシエ)より伝承されている日本刀を使用した技とその精神を学び、心身を練磨し自己を高めるよう日々稽古に励んでおります。

 居合道の稽古は、先ず基本(所作や礼法など)を学ぶことから始まり、抜きつけ(刀を抜きます)切りおろし(刀を振りおろします)等の練習の後、型(技)の稽古に入っていきます。

 技は(財)全日本剣道連盟が制定した型(普及型)から行い、上達の度合いによって古流(イニシエから伝わってきた技)の稽古に進みます。ちなみに、当居合道部会では、古流は[夢想神伝流]と[無双直伝英信流]という二流派を主に稽古しております。

 稽古の成果を見るものとして、各種大会や昇級・昇段審査(審査は年2回開催)というものがあり、剣道と同様に参加・受審する事ができます。

 稽古方法は、決められた型を忠実に行えるよう(これが結構、難しいのです)、一つひとつの基本を積み重ねていく方法をとります。居合道は一般的には、仮想敵(実体のないイメージ上の敵)に対する稽古をします。仮想敵に対する気持ちも型に表れますので、精神力(集中力など)も鍛えられます。

 北海道内各地には稽古を積んでいる仲間が、札幌をはじめたくさんおります。各自の都合や体格・体力、さらに習熟度に合わせた稽古をしておりますので、老若男女を問わず、どなたでも、いつからでも居合道を習い始めることができます。

 最近は、女性の入門者も多くなりました。特に女性の方は、教えられた事を素直に受け入れられるようで、上達も比較的早いようにも感じられます。(何よりも凛々しく、かっこいい!!)

 また、居合道を退職後の趣味として始められる方もおられます。体力の維持(結構な運動量があります)や、新たな趣味を持ちたい、あるいはこれまで触れたことのない世界を知りたい、などの理由です。こつこつ稽古をし、六段・七段に昇段された方もおられます。

 是非、一緒に居合道を始めてみませんか。心よりお待ち致しております。


平成24年4月 記



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