<山行報告>
岩 櫃 山
802m
【日時】 2013年12月1日(日)    【天気】 晴

【メンバー】 佐藤L、高田、梶村、新藤(め)、清水、小松田、小森、滝原(記)

【コースタイム】  郷原古谷P9:50 〜 10:06密岩通り登山口 〜 10:40天狗の架け橋 〜
          11:20岩櫃山頂上 〜 11:50頂上鞍部(ランチ)12:30出発
          〜 12:48櫃の口(天狗の蹴上げ岩) 〜 13:15岩櫃城本丸址
          〜 14:10郷原城址 〜 14:30郷原古谷P

 「岩櫃山」は吾妻八景を代表する景勝地として知られているそうです。

 奇岩、怪岩に魅せられたのか、参加者は8名となり、佐藤さんCarの三鷹組と新藤(め)さんCarの所沢組に分かれて郷原を目指しました。

 郷原古谷Pは5、6台分ほどの広さでしたが、紅葉も終わりシーズンオフとなったのか、私たち2台の車はすんなり駐車できました。駐車場の先には、岩櫃山の岸壁がドーンとして「さぁーおいで〜!」と迎えてくれました。 

 計画では、赤岩登山口からの予定でしたが、岩櫃城本丸址で昼食するには、早く着きすぎるという事で、逆回りをすることにしました。駐車場から農道を進むと密岩通り登山口が現われ、山道に入りました。しばらく杉林を歩きますが、それを過ぎると、丸太でできた階段を歩き、岩に掛かった梯子を上ったかと思えば、今度は鎖が張られた岩場に出合い、鎖につかまり、木の根っこを手掛かり足掛かりにと、油断のならぬ場所が次々と現れ、気づけば「天狗の架け橋」まで来ていました。「天狗の架け橋」は全長2mくらい、幅5、60cm無いかも・・、高さも2mくらいだけど、左側は急斜面で落ちたら大変・・・。「無理!」迷わず迂回路を選択しました。しかし5名の勇者は、果敢にも挑戦し、見事渡りきりました(渡る姿はご自由に想像してみてください。)[拍手]

 そんな難所をクリアしてホッとしたのもつかの間、目の前に長ーーーい鎖のついた岸壁が立ちはだかっていました。ビビリーな私はドキドキが止まりません・・。そして登り切った先は断崖絶壁!!一瞬、背筋がゾワッとしましたが、すぐに心地よい開放感つつまれました。それから頂上に着くまでは岩場を歩いている状態なので、木や岩につかまりアスレチック感満載でした。

 尾根の鞍部に着いて、荷物を置き、頂上に挑戦です。鎖が2本張られた岸壁を登ります。またここを降りてくるのかと思うと、登るのを躊躇するほどです。頑張って登り切った頂上は360度の大パノラマ。晴れ上がった真っ青な空に遠くの山並みが幾重にも重なり素晴らしい眺めでした。

 鎖場が多く、大勢だったため、それなりに時間が掛かったので、頂上を降りて少し広いところで昼食を取りました。陽だまりで、落葉した木々の間からの眺望を楽しみ、難所は終わり、あとはゆったり下山だと思うと「やれやれ・・」とホッとします。
下山は、特に難所は無いものの、そこは岩山。「天狗の蹴上げ岩」など、見事な大岩が至る所に見られます。そんな大岩の谷間を歩いて暫らくすると、雑木林になり、落ち葉が積もった斜面をジグザグに歩きました。滑って転ばないよう、要注意です。岩櫃城本丸址で小休止をし、ほんの少し歴史に触れ、郷原古谷Pへ向かいました。

 はらはら、ドキドキ、わくわく、スリル満点の岩櫃山。また登りたいと思える、素敵な山でした。

 帰りは「岩櫃城温泉くつろぎ館」で緊張した身体をほぐして帰りました。

 車を出してくださった、佐藤さん、新藤(め)さん、いつもありがとうございます。賑やかに楽しく歩ける山仲間の皆様、感謝の気持ちでいっぱいです。お疲れ様でした。                                     (滝原)
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