<山行報告>
《日程》 2014年1月11日(土)〜2014年1月12日(日)

《天候》 晴れ

《メンバー》 L神田、川浪、紺野(記)

《コースタイム》 ゴンドラ山頂駅9:02 〜 10:19金剛童子10:39 〜 11:14富士見岩 〜
         11:53九合目石室 避難小屋 〜 12:20大滝頂上12:32 〜 13:07
         剣ヶ峰13:15 〜 13:30大滝頂上 〜 15:30ゴンドラ山頂駅

 今年初の山登りとして、コースタイムも6時間弱の御嶽山に参加して来ました。初日は、国分寺の駅前で待ち合わせ。午後6時という遅い時間なので、いろいろと準備が出来、助かりました。事前に車の燃費が良くなった?との記載がメールにあり、車を借るのかななどと思っていたら、リプレースしたようです。最新の新車は、乗り心地が快適です。途中の原PAにあるお店で皆で夕食を取りました。私は、豚汁定食が美味しかったです。こちらのお店は、毎日築地からネタを直送するらしく、新鮮です。良いお店を教えて頂いたリーダーに感謝です。伊那ICで降りてしばらく山中を走り、おんたけ2240スキー場に到着。こちらで初の車中泊になりました。

 翌朝6:30頃起床。おのおの着替えを行い、朝食を取りました。8:40頃、ゴンドラに乗車。4名個室タイプのゴンドラでした。天気が良くゴンドラから見える景色が良かったです。ゴンドラ降車後、三笠山山頂駅からパノラマコースを降りて行きます。田の原山荘の手前を曲がり登山道に入って行きます。雪質は、サラサラ雪でした。出発が遅かった為、先行者がかなりいました。その為、トレースもあり、ラッセルをせずにすみました。わかん、スノシューでひたすら歩きます。さすがに信仰の山です。登山道の至る所に祠がありました。徐々に高度を上げて行きます。登り一辺倒です。8合目辺りでわかん、スノシューを外し、アイゼンにチェンジ。8合目途中からは、ガレ場になり、ごつごつした岩の斜面を一歩一歩登って行きます。9合目辺りから雪面が凍結しており、慎重に足を運びます。なんとか王滝頂上に到着。時間が既に12:30を過ぎていた為、ベテラン方々のみ剣ヶ峰に行かれました。私は、その間に昼食を取る為、風の影響のない場所を彼方此方散策。しかし雪で建物の埋まっている為、建物の間で、食事を取ることにしました。気温−15度、風速18m(体感)くらいでしょうか。何度テルモスからコップに紅茶を入れようとしましたが、液体が風で吹き飛ばされ、瞬間的に凍結され防寒着にパラパラをつきました。なんとかコップにたどり着いた紅茶を飲むことができました。風が強いといろいろと大変です。軽い昼食後、剣ヶ峰に行かれている2名を神社にて、待機します。既に他の登山者は、ゴンドラの運転時間を気にして早々に下山を開始していました。私たちが最後になっていました。足踏みしながら待っていると2名が降りてきました。合流し、急いで、下山を開始しました。途中で先行者を数名抜き、8合目辺りでアイゼンを外し、わかんとスノシューに切り替え下山を続行。しかし斜面が急なのでスノシューがスキー状態になって制御不能状態に陥りました。仕方なく、私のみツボ足にて下山。浮力がないのでひたすら、ズボズボと穴を作り、時たま、ダイビングしたり、プチ尻セードしたりとハードな下山でした。ベテランは、わかんですいすいと下山しているように見えました。休憩なしで根性のみで下って行きました。なんとかゴンドラ運行時間中に三笠山山頂駅にたどり着き、乗車することができました。帰りは、木曽福島の温泉に浸かりました。いい湯で、また来たいと思う日帰り温泉施設でした。厳冬期で標高が高い山は、初めてでしたがよい経験を得ることが出来ました。今回の山行で、見つかった問題点等今後の山登りに活かしたいと思っております。リーダーや皆様には、たいへんお世話になりました。          以上

【王滝頂上〜剣ヶ峰往復】
 王滝頂上の御嶽神社奥社本宮に到着。神社の石段は雪が氷となって滑る。ここからは神田リーダーと二人で御嶽山頂へ向かう。神社の脇のロープを乗り越えて行くが、今までとは何だか雰囲気が違う。風が格段に強い。ゴーグルを付けていたが、手が冷たくてさらにミトングローブを着用する。強風の中ではミトングローブを付ける作業すら大仕事である。八丁ダルミでは息苦しくなり引き返そうかと思ったが、是非とも山頂には行きたかったので、もう少し頑張ることにした。八丁ダルミを越えると強風は収まったが、今度は勾配がきつくなる。休みながら歩を進めるとようやく山頂の剣ケ峰に到着。王滝頂上との標高差は約80mであるが、30分以上かかった。雲が邪魔して展望は今一つであったが、標高3,000m超登頂の達成感には浸れた。記念撮影後にそそくさと下山開始。下りなので早く降りられるはずだが、八丁ダルミでアイゼンが外れ、付け直したりしていたため、思ったよりも時間がかかった。長時間お待ちいただいた紺野氏には申し訳なかった。2009年8月にむさしの山行で来たときは王滝頂上から剣ケ峰まではどうってことなかったが、冬になるとまるで状況が違った。                                (記:川浪)
御 嶽 山
(おんたけさん)  独立峰 標高3067m
王滝頂上には3人全員登頂しました
快晴のもと御嶽山に登り始めました
強風に雪煙あげる剣ヶ峰
王滝頂上から剣ヶ峰を目指します
剣ヶ峰に登頂しました