<山行報告>
<日程> 平成26年2月22日(土)

<天候> 晴れ

<メンバー>  L清水・高田・村上・青木(お試し参加)

<コースタイム> 高尾駅9:00 〜 落合9:30 〜 金毘羅台10:20 〜 高尾山頂11:00
         一丁平12:14 〜 城山山頂12:40 〜 13:30 〜 小仏バス停14:38

 今年は記録的な大雪に見舞われた為、2週続けて週末の山行が中止となり、今週末こそは、と思っていた宝登山でしたが、やはり山の積雪量が大変多く、危ないと判断し、中止としました。

 でも、気持は山に行きたい! ・・・で、雪山の経験がない人でも登れる、高尾山に行き先を変更しました。高尾山は何度も登っているので、少し違うルートを、と思い国道20号から入って、樹林帯を登り、金毘羅台を経由するコースにしました。国道から山道に入ると、雪がどっさりと残っていました。それぞれ、アイゼンを装着して入山。樹林帯の中は雪山そのもの。大勢の人が、トレースをつけてくれていますが、雪の表面は溶けてまた凍った様子で硬く、アイゼンをしっかりきかせて歩きます。途中、雪の重みで、木々がたわんだり、裂けたりしていて歩き難い所もありましたが、休憩を取りながら、金毘羅台に着きました。金毘羅台は展望台になっていて、見晴らしがいい所です。今日はちょっと気温が上がって遠くが霞んでしまいましたが、都心のビル群の中に、スカイツリーの細長いシルエットをうっすらと見る事が出来ました。

 金毘羅台から暫く登ると、除雪されていましたのでアイゼンをはずし、舗装された道を登ります。今日も大勢の人が登っています。薬王院を過ぎ暫く行くと、また雪が林道に積っていたので、再びアイゼンを着けて登ります。程なくして山頂到着。そこはまるで雪山そのもの。高尾山と思えない景色でした。休憩を取ってから、城山まで行きます。山頂から先へ登っている人がやや少なくなる為、雪の量が違います。トレースはついているものの、時々、膝位までズボッと足が雪に埋まってしまう事もあり、いつもとは違う筋肉を使いとても疲れました。もみじ台、一丁平と過ぎ、城山に着いた私達は、空いているベンチでやっとランチです。今日は、簡単なスープでも作ろうかと思い材料を持参しました。寒い時には、温かい物を食べると疲れも取れて、ホッとします。チャチャっと春雨タマゴスープを作って4人で食べました。辺りは雪で真白です。お天気が良かったので、陽だまりの中、ゆっくりとランチを取って、小仏峠の方へと下山しました。こんなに近くの高尾山で、雪山の楽しみを堪能できるなんて、得した気分です。雪山と言うと、危ない、寒い、厳しい、などのイメージがあると思いますが、今度また東京に雪がドッサリ降ったら、高尾山で雪山体験するのもいいかもしれません。

 行き先を変更して、近場で思った以上の楽しい雪山登山が出来て、良かったです。

 ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。               (記録:清水)
高  尾  山