<山行報告>
八 ヶ 岳
【日程】 平成26年3月1日(土)〜3月2日(日)

【天候】 曇り 雪 曇り

【メンバー】 L神田 ・ 浅賀 ・ 村上(記)

【コースタイム】 (3/1) 美濃戸11:07 〜 12:07やまのこ村12:25
              〜 15:14行者小屋
          (3/2) 行者小屋9:26 〜 11:53美濃戸
【報告】
 憧れの雪山登山。天気は崩れる予報でしたが決行になりました。美濃戸口ではまさかの青空。共同装備を分配し出発です。まあでも空が見えたのは一瞬だけで、小雪がぱらつく曇天のもと、ひたすら雪の樹林帯を歩きます。好天なら前方にどかーんと横岳赤岳阿弥陀が見えてくるはずなのですが、ガスで真ーっ白、なーんも見えませんでした。4時間くらいで無事行者小屋に到着。ここで私はリーダーのザックを背負わされぶっ倒れました。か弱い女性に何しやがるんでしょうか。とはいえ、30s?の荷物を担ぎ上げたリーダーには感服いたしました。おつかれさまです!

 さて、ここからは初心者テント泊の備忘録。テントのポールは抜いたら周囲に人がいないのを確認して真ん中から折ること(ゴムにかかるテンションを均等にするため)。個人の荷物を出しっぱにしない。ヘッドライトは枕元に置いて寝る。早く寝る。火に注意。一番飲み食いした人が率先して片付ける。靴はビニール袋に入れ、シュラフにいれて寝る・・・まだまだ何かあったような気がしますけども?まあいいか。
 この夜はピークハントが中止になる時のことを見越したリーダーが、スペシャルなお料理を用意してくださっていました。チョリソー、椎茸ツナマヨ焼き、帆立バター焼、カマンベールフォンデュ。トマトチャウダーのパスタ。さらに、黒霧に、ふぐひれ酒。かー、たまりませんなあ。翌朝は昨晩のチャウダーをリゾットにして、さらにお葱と餅巾着のお雑煮。ごちそうさまでした。

 さて2日目。雪は夜半から朝まで降り続き、これでは雪崩は勿論、予定コースのナイフリッジも危険。ガスは昨日より濃くなって展望も無いし。おとなしく下山することになりました。早朝出発した方達も、途中で引き返したりしていたようです。そんなわけで赤岳はアタックさせてくれるどころか、その姿を見せてくれることすらなく・・・。とても残念でしたけど、私は雪の八ヶ岳を歩けただけで楽しかったですよ。神田さん、決行してくれてありがとうございました。そしていろいろお世話になりました。浅賀さんもありがとうございました。
カマンベールチーズフォンデュ
行者小屋の前にテントを張りました
スタート時には僅かながら青空も・・・
出発を前に気合を入れました。
直登ルートで選択して
チョット緊張しました
行者小屋は半ば雪に
埋もれていました
行者小屋のテント村
焼きチョリソー
朝は巾着餅の雑煮
登頂はできませんでしたが
楽しいテント泊でした
下山前の記念写真
フカフカの新雪の中を下山しました
snowman28.gif