<至仏山2,228b : 山行報告>
「むさしの戦隊のぼるんじゃ〜リターンズ」
尾瀬・至仏山で雪山登山を満喫せよ!!
【序章】
 あれは2年半前…突如、ぐるうぷむさしのに現れた「むさしの戦隊のぼるんじゃ〜(以下NJ)」は、視聴率が芳しくなかった(?)のか登場の機会がなく、「一般市民に身をやつし」(注:NJでいるわけないか…)、ジッと再起を狙っていた…そして新戦力を加えて復活(迷惑?)だ!

【メンバー】
 NJブラック・神田L、 NJイエロー・佐藤隊員(筆者)、 NJグリーン・渡辺隊員、
 NJマゼンタ・新藤隊員、 NJブラウン・浅賀隊員、 NJオレンジ・村上隊員

【任務の経過】(注:コースタイムとも言う)
 4月26日夜 鳩待峠Pに夜間出動
 4月27日   鳩待峠5:56〜7:37オヤマ沢田〜8:43至仏山9:29〜10:58鳩待峠

【ニューマシン・ブラックプレマシー号&シルバースパイク号出発】
 我がNJの機動兵器(一般には車と言う)が、ニューマシンも加わり戦力アップ!燃費アップ!(交通費が安くなるぞ!)、夜の関越を快調に飛ばし鳩待峠へ。しかし悪の秘密結社の陰謀か(?!)鳩待駐車場「満車」の立て看板(撹乱作戦か?)!、内心「満車なら困るなあ〜」と思いつつ、到着…「駐車場空いてて良かった〜♪」。
 夜は、屋外用秘密基地(テント)2人、各マシンに2人ずつ分散して出動まで待機(世間では「寝た」と言う)、休みました。NJブラックとグリーンは、なんだか「おいしい(まずい?)」酒を飲んでいたらしい…。

【出だしから楽しい雪山登り】
 朝、ちょっと寒いが、天気は快晴!NJ秘密兵器の定番「ワカン」「アイゼン」を装着しクライムオン!登山口から初めは樹林帯の坂を登っていく。雪は、やや硬いがザラメ状で楽々だ。風もないので、暑いくらいだ(悪の秘密結社の熱波攻撃か?)。登るにつれ汗ばみ「NJスーツ」(山屋では、アウターとかハードシェルとか言うらしい)を脱ぎ、みんな軽装で登山となった。
 次第に高度をあげると至仏山が全容を現し、樹林帯を抜けると燧ケ岳も視界に入る。小至仏山直下で休憩、周りの山も雪景色が綺麗だ。さて、ここから危険な斜面をトラバースだ。ここが凍り付いていると危なかったはずだが、敵の熱波攻撃が裏目にでた(笑)せいで雪も緩んでおり、トレースもしっかりあるので、ここも楽々クリア、のぼるんじゃ〜の敵ではない!あっという間に至仏山頂上だ。

【いきなりクライマックス!】
 「うお〜!絶景!!」、360℃の眺めである。尾瀬ヶ原が眼下に、周りは、燧ケ岳、会津駒ケ岳、平ヶ岳、荒沢岳、上州武尊山、日光男体山、日光白根山…名だたる山が目白押し。「毎回こんな天気の登山ならいいのに!」と誰もが思う天気と景色。ここで、軽食タイムでお腹にチャージ&素晴らしい眺めで心にもエネルギーチャージでした。
 十分、パワーを蓄えて下山にかかる。登りにも登山者が結構いたが、我々の下山時には、さらにも増して大勢の人が登ってくる。スキーやスノーボードの人も多い…悪の組織の戦闘員が潜入しているらしく我々の下山路を阻む秘密工作に違いない…その都度雪道を避けないといけない…しかし、身も心も充填された我々NJの前にその程度の攻撃は無意味だった。コースタイム以上のペースで歩けたのでした。雪山ウォークと素晴らしい景色を堪能の山行で、おりしも本日は、なんと筆者NJイエローの誕生日、最高の山のプレゼントでした。

【帰りも楽しい】
 帰りは尾瀬戸倉で温泉(「露天風呂」と書いてあるのに「露天風呂」がなくイマイチ)、昼食、そして寄り道で吹割の滝見物も楽しみ、充実した一日、ますますパワーアップしたむさしの戦隊のぼるんじゃ〜リターンズの一日でした。
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小至仏山と至仏山
素晴らしい天気に心も晴れやか
小至仏山をトラバースして至仏山へ
至仏山頂にNJ隊員全員集合
至仏山から尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の眺め