登頂の喜びを味わうのも程々に仮眠出来そうなところを探します。山頂小屋山口屋の前辺りに休憩用の縁台が沢山並んでいますが、その脇の岩場の影で仮眠準備。マット、シュラフカバーで寝ようとしましたが、寒くて寒くて・・・持ってきた着れるものは全部着ても寒〜〜〜い。翌日、気象庁のHPを見たら気温は5.9℃風速5ｍでした。結局一睡もできず、4時くらいには山小屋から続々と登ってくる人たちで御来光スポットは大勢の人で一杯になりました。待つことしばし、そしていよいよ4:45に御来光。あちこちで万歳の声が聞こえます!!とにかく感動です!!!うまく表現できなくてすいません。。。

　ご来光の感動冷めやらぬ中、続いてお鉢巡りです。最高地点剣ヶ峰を目指します。剣ヶ峰手前の馬の背は砂利が浮いて滑ります。ゆっくり登り最後の石段が見えますが、えらい行列が出来ています。記念撮影待ちの列です。剣ヶ峰の石塔前にて皆で記念撮影し、さらに先の富士山最高地点を探します。そこは赤いペンキで小さなマークがあり、そこでもパシャリ。それから残雪残る噴火口を見ながら、吉田口／須走口下山道へ向かいました。

　下山はなんと二時間ちょうど、リーダーも娘さんもスイスイ下りて行きましたが、私はヒーヒーでした。五合目に予定より早く着いたので、バスの時間を早くし11時に五合目から帰路につきました。途中、リーダーは相模湖BSで途中下車する予定が、社内アナウンスが次は相模湖〜と云ったときには相模湖BSを通過しており、結局、皆で新宿まで行きました。新宿まで来たなら安着祝いに一杯かな〜とも思いましたが、24時間以上寝ていないのでただただ眠く飲むのは諦め、直帰してすぐ爆睡しました。

　リーダー、娘さん、素晴らしい山行になり、ありがとうございました。お疲れ様でした。


�@　弾丸登山に明確な定義は無いようですが、富士吉田口では安全指導センターを午後9時以降通過する登山者を
　　カウントしているようです。今回は午後8時前ころ通過したのでセーフ？いやほとんど弾丸ですね(笑) 富士登山の登
　　頂率は弾丸86.5%、1泊2日94.6%（岩手大学調査）とのこと。弾丸登山は自粛しましょう。

�A　ダイアモックス錠250mg　エベレスト・キリマンジャロ登山隊も服用するそうですが、副作用も多いようです。
　　処方薬なので、医師の指示を必ず守り服用してください。


　余談ですが、
　帰宅後、爆睡していましたが、ふと、夕方目を覚ましスマホを見るとメール着信。開くと、なんとメガホンを持ったおじさんと、若い女の子が写っている写メ・・・。眼を擦りよく見ると、リーダー親子ではないですか。唖然！「予定より早く着いたので西武ドームへ野球観に来ちゃった・・・」と。流れ的に寝ずに行ったのではないでしょうか？
　富士山弾丸、いや夜行登山の後に野球観戦・・・なんとタフな親子でしょう！脱帽！参りました！

山頂の三角点