<山行報告>
【日時】 2014年9月21日(日)

【メンバー】 佐藤(繁) (L)、高田、川浪、小森、外舘、佐藤(久)、鈴木(お試し)、岩井(記)

【コースタイム】 9:10浅間山荘駐車場 〜 9:56不動滝 〜 11:04火山館(ランチ)11:38発 〜
         13:35浅間山(前掛山) 〜 15:20火山館 〜 16:58浅間山荘

 今回の山行の参加者は8名、4名は三鷹駅からS号に4名は東所沢駅からK号に乗って出発し、寄居PAで合流しました。出発3日前までは雨の予報だったので、また中止か〜と思っていたのが、2日前に急に曇/晴れ予報に変わり、当日はなんと快晴の天気ではありませんか?車中から富士山も見えて、これは絶景が期待できそうとテンションが上がります。渋滞もなく順調に天狗温泉浅間山荘の駐車場に到着し、ここから鳥居をくぐって歩き始めます。「今日はコースタイム7時間だから、遅くなると日が暮れちゃうよ!」と言われ、登りが遅い私は頑張らないと、とプレッシャーがかかります。広い樹林帯の道をしばらく歩くと沢沿いの道と山側の道の二股に分かれていました。山側の道は帰りにということで、登りは沢沿いの道を進みます。不動の滝のところで沢からはずれて登っていくと、二ノ鳥居で山側の道と合流しました。緩やかな道をしばらく登っていくと、目の前に大きな岩山が現れました。牙山(きっぱやま)です。遠くのほうに黒くて大きな浅間山も見えてきました。登山道のすぐわきに何か湧きだしているところがあり、硫黄の匂いが強烈でした。ここからずっとこの匂いがつづくのかなと思っていましたが、火山館につくころにはほとんどなくなっていてホッとしました。火山館に着いたところで「ちょっと早いけどお昼にしましょう!」とリーダー、ちょうどお腹が空いてきたところだったので、good!火山館の前のテーブルでランチにしました。ここで、K子さんから「体調が悪いので火山館で待っている」と申し出があり、7人で浅間山に向かうことになりました。すぐ先の浅間(せんげん)神社で安全を祈願して出発、湯の平口で草すべりからの道が合わさり、林を抜けると景色が一変、賽ノ河原に出ました。目の前に岩と土だけの浅間山、振り返るとトーミの頭〜黒斑山〜Jバンドが壁のように連なっていました。ここからは滑りやすくザレザレの急登をひたすら登ります。浅間山は活火山で山頂付近は立ち入り禁止になっていますので、本日の目的地は前掛山です。ザレ場歩きが嫌になってきた頃、山頂手前の「立ち入り禁止」の立札の前に着きました。ここで右に折れ、稜線沿いに歩き、登り始めてから4時間、やっと前掛山山頂に到着しました。頑張って登った甲斐があり、北に四阿山、南には八ヶ岳、遠く槍や穂高も見え、まさに絶景です。あまり風もなかったので、たっぷりと山頂を満喫することができ、大満足です。記念写真を撮り、下山は同じ道を戻ります。すっかり体調が回復したK子さんと火山館で合流し、駐車場へ戻りました。
 今回は一日ずっと天気が良く、色づき始めた紅葉、そして素晴らしい景色を眺めることができ、大満足の山行となりました。行き帰りの運転をしてくださったリーダーとKさん、ご一緒してくださった皆さま、どうもありがとうございました。
浅 間 山