<山行報告>
乗 鞍 岳 紅 葉 狩 り
平成26年10月4日(土)
天 気 : 晴れ ・ 風弱
参加者 : 神田(&妻)
行 程 : 畳平10:51 〜 11:25富士見岳11:38 〜 12:08肩の小屋12:13
〜 12:43肩の小屋口(ランチ)13:44 〜 14:57位ヶ原山荘
乗鞍観光センター発のシャトルバスを待つ停留所には、大勢の登山者や観光客が並んでいましたが、定刻発のバスに全員が乗車できるように増車していたため、スムーズに乗車できました。
畳平まで約1時間の道中、位ヶ原では錦秋を迎えた山肌が色鮮やかに紅葉し、さらに目線を上げると、指呼の間に西穂高岳〜奥穂高岳〜前穂高岳の雄大な岩峰群、その左手には天を衝く槍ヶ岳の毅然とした姿を望み、車中では大きな歓声が上がりました。
畳平では乗鞍本宮中之社で無事下山を祈念し、富士見岳へ向かいました。
富士見岳は畳平から手軽に登れる好展望地で、槍・穂高連峰は言うに及ばず、笠ヶ岳の端正な姿、常念岳や蝶ヶ岳の山並み、雲海に浮かぶ八ヶ岳や南アルプスの山々等、素晴らしい展望を楽しめました。
富士見岳から肩の小屋へ下ると、大勢の登山者が休憩していましたので、肩の小屋口まで下り、そこで昼食としました。
肩の小屋口には奇麗なトイレと水道が備え付けてありますので、安心して、贅沢なランチを思う存分、楽しむことができました。
肩の小屋口からは位ヶ原山荘目指し、錦秋の位ヶ原を下りました。一時、ガスに包まれて、せっかくの紅葉狩りが真っ白になってしまう場面もありましたが、暫くするとガスは晴れ、赤や黄色を中心に、素晴らしい紅葉のグラデーションを見せてくれました。
肩の小屋から位ヶ原山荘までは一般登山道とはいえ沢筋を下りますので、お花見山行や紅葉狩り山行に数回連れて行ったことはあるものの、山歩きに全く縁のない妻にチョット心配しましたが、ゆっくり紅葉を楽しみながら歩くことで、無事に位ヶ原山荘まで辿り着くことができました。
位ヶ原山荘から乗鞍観光センターへ戻るシャトルバスも、各停留所に待機している係員が乗車予定人数を確認して、無線で連絡を取り合い、全員が乗車できるようにバスを手配していましたので、数年前に来た時に苦労した下山バスに、今回はスムーズに乗車することができました。 (記:神田)
富士見岳頂上で槍・穂高連峰をバックに
畳平の後方に恵比須岳岳と魔王岳
手前にはコバルトブルーの鶴ヶ池
笠ヶ岳〜双六岳〜鷲羽岳へと続く稜線
端正な笠ヶ岳の美しさが際立っています
笠ヶ岳
双六岳
鷲羽岳
槍ヶ岳〜穂高連峰の岩峰群が指呼の間
西穂高岳〜奥穂高岳の稜線も鮮明に望めました
槍ヶ岳
奥穂高岳
前穂高岳
西穂高岳
多くの登山者が剣ヶ峰を目指していました
剣ヶ峰
朝日岳
蚕玉岳
位ヶ原の紅葉には感動すら覚えます
紅葉に彩られた沢沿いの道は歓声続き