<山行報告>
北アルプス
燕 岳
標高2762.9m
平成26年11月23日(日)〜24日(月)晴

<メンバー>
 リーダー神田、川浪、宮脇、吉川(悦)(記)

<コースタイム>
 (11/23) 中房温泉10:45 〜 11:14第一ベンチ 〜 11:49第二ベンチ
        〜 12:42第三ベンチ 〜 13:26富士見ベンチ 〜 14:09合戦小屋
        〜 14:46合戦沢ノ頭 〜 15:43燕山荘(テント泊)
 (11/24) 燕山荘7:00 〜 7:26燕岳頂上7:45 〜 8:15燕山荘(テント撤収)9:37
        〜 10:14合戦小屋 〜 10:59第三ベンチ 〜 12:05中房温泉

 前日の夜10時ごろ、長野県北部で震度6弱の地震があり、国道の通行止めがあるか心配でしたが、中房温泉駐車場に行くまでの通行止めはなく、登山口に到着することができました。
 中房温泉の登山口付近の駐車場は満車でした。路肩駐車はご遠慮くださいと、係の方からいわれ、下りたところにある駐車場に神田さんが車をとめに行ってくれました。
 登り始めの服装は、暖かくした方がいいのかと長袖のヒートテックに長袖シャツにアウターを着て、車道を歩きました。しばらくして、暑くてたまらなくなり、登山口からはアウターを脱いで、歩き始めました。
 登り始めて、30分ごとに第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチがあらわれ、親切な山だなあと思いました。下りてくる登山者と多くすれ違い、前の日も大勢の人が登っていたことがわかりました。第三ベンチでアイゼンをつけ、しばらくは泥道でしたが、だんだん雪が見えてきました。富士見ベンチから合戦小屋は急な登りが続きました。合戦沢の頭では眺望が見え、目指す小屋も見えていました。が、登っているときは見えている小屋がなかなか近づいてきませんでした。
 燕山荘にやっと到着し、テントを張り始めましたが、4時頃なのに、暗くなるのも、寒くなるのも早く、手がかじかんでいました。テントの中で食事を作っているときの火がとても温かく感じました。
 翌日は朝4時に起き、頂上でご来光を拝もうと計画をしましたが、テント前で拝むこととなりました。きれいでした。富士山も見え、槍ヶ岳も見え、頂上の眺望を楽しみに登り始めました。朝は寒く、目出帽、アウターのフード、雪山用手袋は必須でした。途中、風が強いところもありましたが、周りの景色に圧倒されていました。
 いよいよ頂上。360°山が見えました。槍ヶ岳、穂高連峰、針木岳、立山、剣岳。その他、遠くの山々の頂上も見えました。グレーと白の山々がくっきりと見え、加えてよかったのが、頂上に立った時は私たちだけでした。その後、2人の登山者がきて、写真を撮ってもらったりしました。
 頂上から下りてきて、その後、テント場で荷物をまとめ、下山しました。下山時の合戦沢の頭からの景色もずっと眺めていたいぐらい、きれいでした。
 下山は第一ベンチまでアイゼンをつけて、歩きました。シャーベットのような雪が登山時より多かったです。
 雪山リードと長時間の運転でお世話になった神田さん、一緒に雪山を歩いてくださった川浪さん、宮脇さん、ありがとうございました。
燕岳頂上
テント場からのご来光と富士山
富士山
テント場でご来光を浴びて
から山頂へ向かいました
イルカ岩と槍ヶ岳
槍ヶ岳
燕岳頂上から望む穂高連峰〜槍ヶ岳
燕山荘前で槍ヶ岳を借景に
気持ちの良い稜線闊歩
燕山荘から燕岳
穂高連峰
槍ヶ岳