--書評--

論文  5月28日、私の初の一般向け著者本が講談社より出版されました。
 ガンマナイフの最新と、それにかける臨床医としての私の思い。そして、ガンマナイフで逆境から新たな人生を取り戻した13人のノンフィクションドラマを私の視点で書き下ろし、これらを本書のメイントピックスとしました。本書ではさらに、ガンマナイフの基本・原理と実際、他の放射線治療との相違、そして脳神経外科医療における役割について専門的かつわかりやすく説明を序章に集約。そして、頭痛・めまい・耳鳴りなどの代表13症状について4つの章に分け、各脳疾患については勿論のこと、それぞれの発症メカニズムについて、サイドメモとして各チャプターのあとにわかりやすく解説しています。巻頭の口絵もオールカラーで3D画像もふんだんに盛り込み、はじめての方でも手に取りやすく、そして理解しやすくまとめたつもりです(このシリーズで巻頭カラーは社内初めての企画と)。
 ガンマナイフでは単なる治療の成功、つまり「完治」が目標ではありません。体に大きな傷を入れずに病気を治して心も癒す、つまり「治癒」こそが最終目的であることを必ず感じていただけるはずです。

 お読みいただいた感想をメールもしくは掲示板へお寄せいただければ幸いです。以下に書評を紹介いたします。

60代男性

 ご執筆された「頭を切らずに治すガンマナイフ最新治療」を拝読させていただきました。老齢にある私としては、症状から検索できるインデックスの組み立ての有用性に改めてびっくりすると共に、これなら全くの素人でもアプローチできるものと感心いたしました。また適用症状の広さに驚くばかりです。さらに巻頭のカラー画像の鮮明さ、本文の文章との連携にも改めて驚きました。
 われわれのようなずぶの素人にも分かるように説明するご苦労は並大抵のことではなかったかと拝察いたしますが、患者さんとのやり取りの紹介があったことから難しい内容にも関わらず多少理解できたような気がいたします。

30代女性

 早速、先生のお書きになった、「頭を切らずに治すガンマナイフ最新治療」を拝読しました。あとがきに書かれていた、「身近で入りやすい」、「ノンフィクションドラマ」、「勉強になる実用書」、この3点がまさに集約され、医療従事者でない我々一般人にもわかりやすい、とても素晴らしい内容の本でした。固いだけでなく、ユーモアもばっちり入っていましたし。 そして、患者さんとのひとつひとつのエピソードから、先生の温かいハートと確かな技術がリアルに伝わってきて、医療本なのに、涙が止まりませんでした。
 「医療はヒューマニズムの最たるもの」、この想いを心から持って日々仕事にあたっている医療従事者が一体どのくらいいるでしょうか? 患者想いで、患者にいつも正直な林先生に出会えて、母も我々家族もラッキーだったとつくづく思いました。
 でも、こういう本は、「あ、これ思い当たる!私にももしや重篤な病気が潜んでるのかしら?」と、少なからず不安を抱かせますね(笑)。

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