初夏を彩る花たち(アジサイT)
カシワバアジサイは房状に咲くアジサイで、アメリカが原産地です。一重(左)と八重(中)のものがあります。
白色がふつうですが、薄い褐色と赤銅色(右)になるものもあります。
ウズアジサイはガクアジサイの変異種です。
装飾花が小さくなり、球体状に咲きます。両性花はさらに小さく中に咲いています。
左の写真を拡大すると
小さな花が真ん中に
咲いているのがわかります。
新着情報
アマチャはヤマアジサイの中で茎や葉に甘味のあるものをいいます。自生種はほとんどなくなっています。
アマチャの葉を乾燥させて煮出すと甘いお茶になります。4月8日の潅仏会にお釈迦様の像の頭にかけるのがこの甘茶です。
七段花(しちだんか)は
シーボルトがヨーロッパに伝えて評判になったのですが、日本では絶滅していたと思われていました。
1960年代に六甲山中で発見され、養殖されたものが全国に広まりました。ヤマアジサイの1種です。
ノリウツギは
茎の内皮の樹脂が和紙の糊料として古来より使われてきたアジサイ属の木です。4弁の装飾花と両性花からなる花を咲かせます。