髭じじーの山便り!
広 高 谷

島根県益田市匹見町
2007年 8月26日

記憶にある 奥の小屋跡へ 時計を見ると 13時30分
前回の自分のコースタイムを見ると ここまで1時間50分 今日は4時間(食事&お昼寝付)のんびりすぎますね
ここから広高山迄30分掛かっている この調子で歩くと 帰れなくなる(笑)
ここで引き返す事にする
周りをキョロキョロすると 「オォー!」  少し上がった所に巨樹が!

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帰りは 匹見町を通って帰るつもりだったが
三坂八郎林道の分岐で
匹見11km 吉和24km の標識を見て
対向車がいないことを祈って 林道へ

運よく 交差可能地点で5台 
バックしてくれた車が1台 無事に吉和へ

潮原温泉で 汗を流し
18:50  三原に帰りました。

タチフウロ か ゲンノショウコの白花
どちらも フウロソウ属で よく似ています

同じ花?  左がツリフネソウ?  右がキツリフネソウ?

どこでもあるが 好きなツユクサ

ゲンノショウコ?みたいです

わさび圃場&その作業道建設の為 広高谷がどのようになっているか見に行きましたが
登山口から前半の 右岸のトラバースルートは途中から消滅。
中間部分の額々山分岐辺りは わさび圃場建設のため 全く雰囲気が変わっていました。
額々山へのルートは 消滅しているかも?

静かな 自然が残っていた広高谷の激変は 登山者の立場で見ると如何なものかと・・・
過疎に悩む地元の立場に立てば 産業としてのわさび栽培を 自然保護の言葉だけで否定することも如何かと
ただ 作業道建設に もう少し自然保護の姿勢が欲しかった様な気がします。
このわさび圃場から美味しいわさびが生産されて 名物「匹見のわさび」として消費者に支持される事を祈ります。

15:30 無事下山

クマさんも ニョロニョロさんも 誰にも会わない
静かな山歩きでした(何時もです) 

安蔵寺山だと思います

振り返ると額々山が見えました
左奥は 寂地山です

蝶が・・・

14:37 橋まで帰る

作業道側面下には 伐採木が・・・

額々山方向の斜面は わさび畑になるのかな?

長さ90cm位のストックです
周囲は 5m以上ありそうです
とにかく デカイ!!

昔の作業小屋跡 奥のほうです

作業道終点

作業道へ行ってみると 
「わさび圃場へ立入禁止」の看板が

看板横から 沢に戻り前進
しばらく進むと 記憶にある左岸を高巻するルートへ
額々山分岐は 手前だったような記憶が?
一昨年(05年)6月 小川林道から入山して
額々山から下山して広高山へ登った時を含めて
3回歩いているのに 記憶が不鮮明・・
線の記憶が薄れて 所々の点の記憶しかない
情けない。
中間部分が 全く別の所のように変わっている事が
記憶をおかしくしているのでは? 自分を慰める(笑)

沢沿いを歩いていると 作業道が右に
作業道の終点で作業小屋がありました

登山道の真中に
もう少しで 踏むところでした

河原を歩いて行くと 大きな平らな岩が
お腹も空いたので 食事に
お腹が膨れると 睡魔が
横のなると 涼しくてすぐにスヤスヤ・・・
ところが 汗で濡れた服で 寒くてブルブル
30分位寝ていたようだ

今日の予定は 広高山〜寂地山〜額々山を
歩こうかなと思っていたが のんびり・キョロキョロ
お昼寝までしたので もう時間的に無理
広高山だけでも登ろうかと出発する
(もうこの時点で 気力は無かったですが)

水面には アメンボーが
写ってないですね・・

お昼寝岩(笑)

橋から上流を見ると

この橋が どの辺りになるのか? 
雰囲気が全く変わっていて分からない。

橋の下の河原に下りて キョロキョロすると左岸に
踏み跡がある 登山道か? 行ってみることにする

作業道を進むと 広高谷本流に架かる橋に

登山道を諦めて作業道へ

登山道が 伐採木に覆われて消滅
前に進めません

歩き始めて45分 直ぐ上に作業道が
伐られた木?が作業道の下に放置?

谷の部分は 作業道工事の影響か?
(作業道は登山道の上部に作られています)
砂利や倒木が登山道の上に

何度か有る 枝沢の水は冷たくて
気持ちよい

登山道
広高谷の右岸の中腹にありますが
昔の山道の跡で 気を抜いて歩くと谷底に

登山道への入口
2回目のヘアピンカーブの所です
前回は探しましたが 今日は直ぐに分かりました

今回は 登山道の様子を見るのも目的だったので ここへ車を駐車
広高山などへの登山が目的だったら どうしようか考えるところです(笑)
9:35 準備して出発
まずは 作業道を登ります

こんな看板が

作業道入口(登山口)

登山道の入口だった所
踏み跡も消えているような

大神ケ岳登山口からもう少し下ると
赤谷山の手前にある立岩の巨岩が見えます

三坂八郎林道の県境のトンネルを抜けて
少し下りた所に 大神ケ岳の登山口が
1人の登山者が準備をされていました

吉和ICを降りると 吉和冠山(左)が
右の奥に広高山も見えます

8月も終わりだと言うのに 猛烈な暑い日が続いて 今年から設定された「猛暑日」の連続
川沿いを歩けば 少しは涼しいだろうと 広高谷に行ってきました
「広高谷」 「何処??」 と思われる方が多いと思われますが 私も数年前は「何処?」でした
広高谷は 島根県旧匹見町から六日市町に行く途中の三葛集落から西に入る谷で 
その奥に広高山・寂地山・額々山が有ります

初めて広高谷に入ったのは2002年7月 この時は 広高山に登り 帰りに匹見町の街に入る手前でクマさんと遭遇
次に入ったのは 翌年9月 林道工事が始まっていて 登山口から少し登ると工事中の林道の壁へ
続きの登山道を見つけて登り 広高山〜寂地山〜額々山を縦走
今回は 林道工事後の登山道の様子を見ることも目的の一つとして行きました

6:30 三原発
匹見町に行くには 広い道を通れば 中国道戸河内ICから深入山経由で でも遠い
対向車が来ないことを祈って 吉和ICから酷道(国道)488号へ 途中から三坂八郎林道へ
幸いにも 交差可能な地点で対向車が1台ダケ!
9:05 広高谷入口(作業道入口)着

こもれびが

キョロキョロすると 巨樹が

14:00 小屋跡から引き返す  帰りは作業道を歩いて・・・・

広高谷で 見かけた花たち