砂村新田(今の江東区)、内川新田(今の横須賀市)、吉田新田(今の横浜市)のほか郷里越前の三国湊(今の坂井市)、摂津の上福島(今の大阪市)で新田・新畠を開拓した砂村新左衛門に関するまとまった研究は少ない。
横須賀に住み定年を迎えた私は、ふとしたことから新左衛門に興味を持ち、そしてのめりこんだ。新左衛門が足跡を残したところを隈なく訪れ、新左衛門に関連する資料は可能な限り入手し、その生涯に関する全貌をほぼ明らかにすることができた。そして、これをまとめて2008年末に拙著「砂村新左衛門」を自費出版した。もともと売れるとは思っていなかったので、大半を関係自治体の図書館および学校に寄付して資料として残した。
ここでは、著書の内容などを紹介するとともに、出版後に分かったことや、考察したことを書き足していくことにする。砂村新左衛門のことを知りたい人が、ここに来ればすべてが分かる・・そのようなページを目指すことにする。
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新左衛門を題材とし、福井藩主松平忠昌や老中松平信綱との交流、明暦の大火など当時の主要な事件を描いています。
2013/3/2再開
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