内川新田高札之写
内川新田は万治三年(1660年)に検地を受けたとされているが、検地帳は残っていない。この高札の写しは寛文五年(1665年)の触書であり、内川新田の権利関係を示すものとしては最も古い。耕作を希望するものは新左衛門と契約するよう(走水)奉行が宣言している。
一 内川新田并栗濱八幡原新田新畑望之者ハ新左衛門相対にて出作可仕候事
一 右所々に植置竹木抜捨申もの於有之は早速御番所に可致注進候事
一 新田新畑御縄入候場所え牛馬はなし作毛あらし申間敷候事
寛文五年二月 奉行