珍しいトイレがある駅
道の駅の機能の一つは24時間使えるトイレ。豪華さや快適さを誇る駅を紹介する。
豪華さを誇る駅:
「フォーレスト276大滝」(北海道):総工費1億円。トイレ内に自動演奏のグランドピアノが置いてあり、観賞用の座席もありトイレ使用後演奏に聞き入る人も。トイレの床は大理石を使用。
入浴施設:道の駅には無いので支笏湖温泉か登別温泉の日帰り施設を利用するか、あるいは少し離れた道の駅「むかわ四季の館」に併設の鵡川温泉へ。泉質はントリウム、強塩化物泉で入浴料は500円。
「ふたつい」(秋田県):総工費1億円のリフレッシュトイレ。内部は高級ホテルのロビーのような雰囲気。
入浴施設:道の駅には無いので少し離れた道の駅「やたて峠」に併設の「大館矢立ハイツ」へ。泉質は含鉄・ナトリウム、カルシウム、塩化物泉。入浴料は300円。
「おおとう桜街道」(福岡県):総工費1億円。トイレ内はタイル張りで窓越しにミニ日本庭園とミニ滝が眺められる。また入り口にはカワイのグランドピアノがあり自動演奏している。観賞用の椅子も豪華。
入浴は、併設のさくら温泉「しじみの湯」へ。500円。含弱放射能・ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉。
日本一・・のキャッチフレーズがある駅:
「しらぬか恋問」(北海道):トイレの名前は「恋問館メイクセンター」、キャッチフレーズは「日本一あずましいトイレ」。あずましいとは北海道弁でゆったりとしたという意味。
トイレに入る前に大きな円形のホールがあり観葉植物やベンチもある。
入浴施設:道の駅には無いがお隣の道の駅「阿寒丹頂の里」で入浴できる。入浴料400円。泉質はナトリウム塩化物泉。
「豊前おこしかけ」(福岡県):トイレという名の公園をコンセプトにした駅。キャッチフレーズは「日本一おもいやりのあるトイレ」。トイレの屋根が透過性のためトイレ内が明るい。
入浴施設:道の駅には無いが少し離れると有名な別府温泉や由布院温泉がある。道の駅なら「ながゆ温泉」がお勧め。長湯温泉は開湯300年の由緒ある温泉。「温前湯」は炭酸水素塩泉で有名。入浴料は500円。
参考:これらのトイレ以外では;
1)「安達」(福島県):木のぬくもりを感じさせるウッディハウスのような趣。
2)「中条」(長野県):御影石で造られたゴージャスな石作りのトイレ。
3)「喜名番所」(沖縄県):トイレが地元の陶器でできている。飾りは全て読谷のやむちん。
4)「土岐美濃焼街道どんぶり会館」(岐阜県):美濃焼きや織部焼きの花瓶やレリーフで飾られているトイレ。
5)「あいおい白龍城」(兵庫県):一見トイレとわからないほど凝った中国風の建物。
6)「信州新野千石平」(長野県):トイレ研究家がデザインした桧つくりのトイレ。
7)「八王子滝山」(東京都):地元の建築家が設計。間接照明や特注タイルを使ったトイレ。