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この手の室内楽の演奏会は楽しい が、何故かチェロ、ベース以外は奏者が起立して演奏するパターンが多い。 直立不動の姿勢は結構大変だった記憶がある。 とはいっても 座って弾いたパッヘルベルのカノンは弾きながらうとうとする状態にはまり込んだそんな経験もある。 調和の幻想の第10番は4台のヴァイオリンのための協奏曲で、バッハが4台のハープシーコードのための協奏曲に転用している(BWV1065)ことでも有名。さらには元西ドイツ首相のシュミットさんを引っ張り出してエッシェンバッハがフランツとオピッツと組んだ録音もあったが・・ 調和の幻想の中では6番、8番とともに一番好きな曲の一つである。 ブランデンブルグ協奏曲からは第3番が演奏された。 これもブランデンブルグ6曲中で一番好きな曲だ。 この流れだけでもこのコンサートは十分見応えのある充実したプログラムだが、 後半に入っているシューベルトのアルッペジオーネソナタは、弦楽合奏つきのもので通常のピアノ伴奏とは雰囲気が全く異なる。 チェロは長谷川陽子さん。これで長谷川さんはアルッペジオーネとブラームスのチェロソナタ(第1番)を聴いたことになるので、あとはショパンのチェロソナタを全編にわたって聴けたら言うことなしということになる。長谷川さんのチェロはいわゆる「平均的」とされるテンポよりやや速めに流していたが、めりはりがしっかりありその分表現が多彩になっているように思う。
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