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エドワード・エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 フェリックス・メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』 作品26 フェリックス・メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90 『イタリア』 長谷川陽子(チェロ) 宮本文昭指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 2011年10月14日 杉並公会堂 宮本文昭さんのプレトークから始まりエルガー終演後の解説も含めて通常のコンサートというよりは観客により近い位置での企画といったところ。フランチャイズである杉並公会堂での演奏会ならでは、というスタイル。 長谷川さんがエルガーの協奏曲を録音したのが2009年6月。この頃の演奏はどんなパッセージでも速く的確に弾きこなすというスタイルだと感じていたがこの演奏会は特に後半の第3楽章と第4楽章をやや遅めにじっくりと弾いていくスタイル。これが長谷川さんの意図したテンポだったのか、宮本さんの好んだものに合わせたのかは不明だけれど。 演奏時間は概算で第1楽章:8分50秒程度、第2楽章:4分25秒程度、第3楽章:4分55秒程度、第4楽章:11分55秒程度 録音:8:43/4:24/4:23/11:08 2009年6月12-13日、プラハ
.jpg) アンコールは武満徹の「翼」 宮本さんは重いエルガーの後でアンコールもバッハの無伴奏だったらどうしようと思ったと冗談で語っていたが、このアンコールは確かに絶妙かも。 そう言っていた宮本さんだが、フィンガルの洞窟の導入の遅さ、重さは顕著で段々とテンポは上がって来るものの全体で11分程度。少々速めなプレヴィンの演奏よりも2分ほど、違和感を感じさせないドホナーニなどの演奏よりも1分ほど遅い。 交響曲はフィンガルの洞窟でのフィナーレのテンポをそのまま持続して演奏した雰囲気。 杉並公会堂の広さとしては大編成のオーケストラが組みにくいのでやや編成が小振りになるが、その編成でのテンポとしては古楽器編成での速い演奏があっているのかなとは思うけれど、その先駆けでもあったマリナーとアカデミー室内管弦楽団の旧録音(1979年11月)が一番しっくりくる感じだけれども、1〜3楽章はそれに近いテンポ設定だった。 第1楽章:7分50秒程度、第2楽章:6分15秒程度、第3楽章:6分40秒程度、第4楽章:6分5秒程度 終演後はホームタウンということもあるのかロビーで楽団員の方々が直接東京定期の案内を配布していた。改めてその大変さを認識するとともに杉並公会堂をフランチャイズとして地域密着を目指すのであればゲネプロを公開して地元の小中学校の生徒を招待するなどもう少し地道に展開できる活動もあるのではないかなとも思った次第。
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