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2008年3月29日
森 麻季 ソプラノリサイタル

2008年3月29日 17:00 八ヶ岳高原音楽堂
 
森麻季ソプラノリサイタル
山岸茂人(ピアノ)


岡野貞一:朧月夜
中田喜直:さくら横丁
別宮貞雄:さくら横丁
成田為三:浜辺の歌
山田耕筰:曼珠紗華
山田耕筰:からたちの花
ドビュッシー:レントより遅く(ピアノソロ)
ショーソン:リラの花咲くころ
ショーソン:蜂すずめ
デュパルク:フィデレ
モーツァルト:ハ短調ミサ〜我ら主をたたえ
ハイドン:天地創造〜地には瑞々しい緑が萌え
フォーレ:レクイエム〜ピエ・イエズ
フランク:天使の糧
グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール(ピアノソロ)
ロッシーニ:セビリャの理髪師〜今の歌声は 

 
東京では桜の咲くころというのに、八ヶ岳にはまだ残雪あり趣もあった。
八ヶ岳高原音楽堂の音響の良さは素晴らしく、そのホールが何年掛かりかで交渉してやっとこの日のコンサートが実現したのだそうだ。
 
このピアニストの山岸さんという人、飾らないとてもいい人だと思った。

 
 

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2008年3月27日
都響・室内楽

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲「糸杉」から第1番、第11番
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調
 
間近で聴く「アンダンテ・カンタービレ」は趣き十分でオケ団員による室内楽演奏は(ニューヨークでは当たり前のように行われているが)もっと積極的にやってほしいと思う。
ヴィオラの渡邊信一郎さんが有名指揮者のお孫さんと聞いて少々びっくり。都響も2000年以降入団の若い演奏家が多くなって、かなり若返った気がする。
 
吉岡麻貴子(1Vn)、横山和加子(2Vn)、渡邊信一郎(Va)、高橋純子(Vc)

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2008年3月21日
日本フィルのフランス音楽

2008年3月21日 新宿文化センター
ビゼー:歌劇<カルメン>前奏曲
フォーレ:レクイエム 作品48
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調作品78<オルガンつき>
 
半田美和子(ソプラノ) 成田博之(バリトン)
広上淳一指揮 日本フィルハーモニー管弦楽団、東京オラトリオ研究会
 
プログラムとしてはこの上ない贅沢で、フォーレのレクイエムはソリストも絶好調で至福のひと時だった。
オルガン交響曲は、2ヶ月前に指揮者違いで聴いた演奏に比べて今回の方が格段によかった。ただ、広上さんが第2楽章第2部でのテンポを動かしすぎで(音楽の神様が降臨しすぎてはじけてしまった感じ)、しかも刻むので音を合わせるのにはかなり無理があった様にも思えた。演奏スタイルとしては、エルネスト・アンセルメのそれに一番近い気がした。

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2008年3月15日
鹿児島

今年は当然大きなキャンペーンが張られている鹿児島
それほど代わり映えがしないよと言われつつも駅前は新幹線が開通してかなり変わった。
こちらが開通前、まだ駅名も西鹿児島駅だった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
開通後は鹿児島中央駅と名前が変わった。
駅前もかなり賑やかに。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
変わらないのは駅構内と桜島か

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2008年3月9日
東京交響楽団のイギリス音楽

2008年3月9日(日) 14:00〜16:10 府中の森芸術劇場
 
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番ニ長調
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品83
ホルスト:組曲「惑星」作品32
 
長谷川陽子(チェロ)
秋山和慶指揮 東京交響楽団
 
多目的ホールとして作られているため、音響にはちょっと不満も残った。
しかし、立地としてはかなり大人しいロケーション


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チェロ協奏曲は長谷川陽子さんがいつもの様に軽妙に飛ばしていくのかなと思ったら、じっくりと歌わせる演奏でもあったので意外というか驚きもした。数年前のリメイク版「砂の器」の中で何度も使われたチェロの弾き出しの強烈なインパクトのあるあの曲である。
 
惑星は逆に特に火星があれだけゆっくりだと5拍子の刻みは明快に聞こえるがかなり重たく聴こえてしまう。全体的にはかなりしっかりと纏めた惑星ではあったと思うが・・・
秋山さんはどちらかというと現代音楽に近い領域が得意分野なのだろう、ということでは全体としてソツない好演だったと思う。
 
そして外はもう季節の変わり目を象徴するような光景だった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2008年3月8日
TANTOクラシック!(読売日本交響楽団)

2008年3月4日(火):東京芸術劇場
 
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第1集全曲(作品46)
 
古市幸子(司会)
コリヤ・ブラッハー(Vn)
下野竜也指揮 読売日本交響楽団
 
ベートーヴェンのVn協奏曲は演奏の後ろのほうを注意してくださいという事前アナウンスだったが、これはカデンツァのことを意味していた様で、ベートーヴェン自身がピアノ協奏曲用に編曲しなおしたものにティンパニを加えたオリジナル版をこの奏者のブラッハーがVn用に再アレンジしなおしたものが今回のカデンツァに使用されているとのこと。
 
※ベートーヴェンのカデンツァについては往年の名ヴァイオリニストのシュナイダーハンがステレオ録音した盤でティンパニ付きカデンツァを使用しているほか、鬼才ギドン・クレーメルにも録音がある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スラヴ舞曲は全体的に速い演奏だったが指揮者と奏者の信頼関係が宜しい証明か、しっかりと棒にオケがついて緊張感ある演奏だった。
 

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2008年3月6日
ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 作品98 (Volume 6:P-W)

JOHANNES BRAHMS SYMPHONY No.4 in E minor Op.98
 
115. Andre Previn / Royal Philharmonic Orchestra 
TERARC 1987年6月25-6日 13:20 11:54 6:05 10:03 D
 
アンドレ・プレヴィンのドイツものはブラームスに限らず録音が少ないのでその意味では貴重な演奏。ややゆっくり目の演奏がそう感じさせないのはメリハリつけているからか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
116. Fritz Reiner / Royal Philharmonic Orchestra
BMG 1962年10月12日 11:20 12:48 6:31 9:39 S
 
これは推測。ステレオ初期の頃のライナーの録音については良質な演奏を良好な状態で「記録」しておくというRCAのポリシーがあった、という話をどこかで聞いたことがある。その当時のRCAの録音を見ると、その全てをライナーとシカゴ交響楽団で「記録」したのではなく、ミュンシュ・ボストン交響楽団とで振り分けられている(一部ベートーヴェンで重複はあるけれども)-例えばフランスものとメンデルスゾーン、シューマンはミュンシュで後期ロマン派、東欧(ハンガリー)ものはライナー、といったふうに-
ブラームスにおいては1,2,4番をミュンシュ・ボストン、3番がライナー・シカゴが正規でその意味ではロイヤルフィルはライナーの手兵ではないのだから、この録音は企画の時点では上がっていなかった録音ではなかったか、と。演奏はライナーのきびきびした切り込みが健在で、聴いていて非常に気持ちのいい演奏だった。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
117. Heinz Regner / Rundfunkssymphonie Orchester Berlin 
Weitbuck 1984年11月24日 11:17 10:33 5:49 9:44 S 
 
レーグナーやヘルヴィッヒは、かたくなな保守的な演奏を淡々とこなしていく感じの指揮者でここも無難にまとめてきた印象。きっとテンポがやや速めでインテンポで流していくところが多いので歌わせるといった起伏をそれほど感じさせないのが理由なのだろうが・・・

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
118. Victor de Sabata / Berlin Philharmonic Orchestra
DG 1938年3-4月 12:04 12:43 5:35 9:13
 
トスカニーニに比べると印象がやや薄いけれども、オペラ以外でのサバータの録音は極めて少ないので、記録という意味でも重要な演奏ではないかと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
119. Kurt Sanderling / Staatskapelle Dresden 
Eurodisc 1972年5月8-11日 13:05 11:50 6:20 10:50 S
 
最近、とみに再評価の高いザンデルリンクで何故もっと色々な録音を企画しなかったか、と言っている一部評論家もいるけれども、少なくともこの演奏についてはかなり前から知られていたわけで時代が変わると評価も変わる、といったところかも。シュターツカペレ・ドレスデンのブラームスの録音が意外と少ないので、この特徴あるオーケストラの演奏が聴けるのは貴重かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
120. Tomas Sanderling / Philharmonia Orchestra 
RS 1996年9月 14:54 11:45 6:06 10:10 D 
 
息子ザンデルリンクの録音は、特に第1楽章の遅さが際立っている。多分、ジュリーニの最晩年の録音と双璧の遅さ。逆に速い演奏は?となると古い指揮者はともかくとして、ダヴァロスは速い上に自由自在に振り回している(故に、評論家受けする演奏では有り得ない)。どちらもオケはフィルハーモニア管弦楽団で、何でもこなす器用なオーケストラと改めて認識させられる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
121. Wolfgang Sawallisch / Vienna Symphony Orchestra 
PHILIPS 1963年2月 11:59 10:33 6:06 9:49 S
 
サヴァリッシュの旧録音は正直なところあまり記憶に残るような演奏ではなかったのだが・・・

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
122. Wolfgang Sawallisch / NHK Symphony Orchestra 
KING 1985年5月 12:14 11:09 6:13 10:24 映像(LD)

123. Wolfgang Sawallisch / London Philharmonic Orchestra 

EMI 1989年6月 12:39 12:08 6:27 10:22 S
 
サヴァリッシュのNHK交響楽団とのアーカイブは一時期頻繁に来日していたのだから当然多いはずで、レーザーディスク全盛の時代にNHKアーカイブとして一連の録音(録画)が発売された際に、ブラームスの1,4、メンデルスゾーンの3番などが蔵出しされたのは歓迎した。
演奏そのものはライブでもあり、臨場感を楽しむ、という風だったけれども。
ロンドンフィルとの再録音はEMIとベートーヴェン&ブラームスの交響曲全集を纏め録りした時の一枚(ベートーヴェンがコンセルトヘボウ管弦楽団でブラームスがロンドンフィル)で、旧録音に比べて演奏内容はかなり違う。個人的にではあるが、新録音の仕上がりは素晴らしい。
それにしても、フィラデルフィア管弦楽団との録音にならなかったのは、前任のムーティがフィラデルフィア管弦楽団とブラームスの全集を録音していたからのだろうか、と推測してみる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
124. Carl Schuricht / Orchestre National de France 
Melodram 1959年3月23日 11:29 10:27 6:23 10:36 M
 
どのオーケストラからもいい音を引き出す職人芸のシューリヒトの正規録音にフランス国立管弦楽団の組み合わせはないけれど、シューリヒトクラスになると相変わらずいい味を出してくる、という言葉がぴったりの演奏かと。但し、シューリヒトのもう一つの特徴として掘り起こしライブが多いので、録音状態があまりよくないものまで出てくる(ある意味売れるから掘り起こしてくるのだろうけれども)。このあたりは微妙かも。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
125. Carl Schuricht / Rundfunkssymphonie Orchester des Bayerischen 
DENON 1961年9月 12:01 10:33 5:58 10:14 S
 
掘り起こしの多い中でのシューリヒトの正規録音は当然粒のそろった演奏なので安心して聴いていられる。オーケストラも創設当時からヨッフムがトレーニングしていたバイエルン放送交響楽団だし、望むべきベストの演奏の一つではないかと思うのだけれども・・

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
126. Stanislaw Scrowaczewski / Halle Orchestra 
IMP 1987年11月24-25日 
 
実演を聞いている限りのスクロヴァチェフスキの演奏からすると幾分か大人しいといった印象を受ける(その意味ではやはりこしきゆかしき指揮者の一人なのだろうか)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
127. Georg Solti / Chicago Symphony Orchestra
DECCA 1978年5月 12:35 12:50 6:13 10:24 S
 
ショルティ好きには満足のいく録音なのだろうと思う。
これも推測。
1978年頃は同じデッカ(ロンドン)社はマゼール・クリーヴランド管弦楽団でもブラームスの全集を録音しているので、同じような時期に同じような全集をよく平行して企画したなと思うのだけれど、これはマゼール・ショルティのどちらかが強く希望したか、あるいは同じ時期に録音が進んでいたカラヤンとベルリンフィルのDGへの2回目のブラームス全集に対抗する意味でショルティをデッカが当ててきたか、のどちらかかなと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
128. Leopold Stokowski / Philadephia Orchestra 
Archipel 1933年 11:16 11:33 5:59 9:27 M
 
ストコフスキーも意外とブラームスの録音が多いが、今度(2008年4月)にはNBC交響楽団との録音も出て来るそうである。このあたりのアメリカの放送局にあるアーカイブは完全に放送用記録なので、多分、ファン以外には必要がないのかなと思える。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
129. Lopold Stokowski / All American Youth Orchestra
M&A 1940年7月26日 11:29 12:36 6:02 10:09 M
 
しばしばストコフスキーは荒っぽい演奏をするので、オーケストラがどうこうの議論はあまり当てはまらない場合が多く、加えて楽譜にも手を加えるとエンターテイナーの要素が満開でそこがストコフスキーの意図したところなのか、とも思われる。となると、あまり名演奏を作ろうという方向性には向かっていないのかと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
130. Leopold Stokowski / New Philharmonia Orchestra
BMG 1974年6月17,20日 10:49 11:54 6:00 8:56 S
 
年を取ってからも全然威力の落ちないストコフスキーには脱帽だけれど、この時期のブラームスは個人的にはストコフスキーの中でもベストかと思う。やっぱり振り回されるオケはフィルハーモニア(ニュー・フィルハーモニア)管弦楽団でよくもまあここまで合わせることが出来ると感心してしまうほどの豪快な演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
131. Leopold Stokowski / New Philharmonia Orchestra
BBC 1974年5月14日 11:31 10:46 6:00 9:19 S
 
全く同じ時期の同じ組み合わせのスタジオ録音が豪快すぎるので、やや落ち着いた演奏かなとも思えなくもないけれども、それでもライブでこれだけの演奏を聞かせられたら聴衆は狂喜乱舞だろう・・・と思わせる第1楽章終了後の拍手。この起伏でさらに第1楽章フィナーレで弦をオクターブ上げるのだから器用なオケでないと絶対にあわせられないだろうな、と。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
132. Otomar Suitner / Staatskapelle Berlin
徳間 1986年4月1-4日 12:59 12:13 6:09 10:45 S
 
お気に入りの演奏の一つ。スイトナーは日本での知名度が高いこともあってか、PCM録音でベートーヴェンの全集を作ったときには絶賛されていたが、その割にはブラームスはあまり騒がれなかった。東ドイツ時代の看板指揮者だから、当然実力がなければ色々と録音も出来なかったのだろうとは思うけれど、ブラームスといいドヴォルザークといい、レベルの高さはもっと評価されてもいいような気がする。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
133. Evgeni Svetranov / USSR SYmphony Orchestra
Scribendum 1981年 12:11 9:26 5:57 8:21 S
 
ロシア系のブラームスは逆に日本人の好みに合っていないということなのだろうか。酷評する向きもあるけれど、むしろドイツの感覚というのは日本人よりもロシア(スラブ)人の方が強いのではないかと思うのだけれども。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
134. George Szell / Cleveland Orchestra
SONY 1966年4月8〜9日 13:22 12:54 6:41 10:36 S 
 
きびきび、といった意味ではジョージ・セルもその典型。
セルも日本では再評価されている演奏家の一人だけれど、欧米においては若干違うらしい。というのも(これは一種の誤解があると思うけれど)アメリカのコロンビア録音に対する「人気」が今ひとつであること(この余波はオーマンディに及んでいると言える)と、さらに、オリジナルに録音されたセルとクリーヴランド管弦楽団の演奏がコロンビアの中でもポピュラー音楽を出していたエピック(日本ではエピック・ソニー)レーベルだったという話を聞いたことがある。晩年はEMIからドヴォルザークの第8番など録音していたけれども、早い時期からEMIなり他の欧州のメジャーレーベルへの録音があったらまた評価も違ったのでは、とのこと。
ライブは別として、一般的な評価=どれくらい売れるか、という指標だから必ずしも個人的に感動した演奏が「名演奏」であったとしても「名録音」として「一般的に」評価されるかどうかは分からない、ということになるのだろう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
135. George Szell / NDR Symphony Orchestra, Hamburg 
EMI 1959年5月25日 12:21 11:48 6:14 10:14 M 
 
組み合わせが珍しいアーカイブだけれども、正規録音があれば、セルクラスになるとライブでもスタジオ録音でもスタイルはほとんど変わらないので、正規盤で十分かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
136. Klaus Tennstedt / Boston Symphony Orchestra 
MEMORIES 1974年12月14日 12:32 12:19 5:53 9:40 S
 
テンシュテットはスタジオ録音よりはライブのほうが断然自由気ままにやっていて、特にBBCからのライブもかなりのレパートリーが揃ってきた。ベートーヴェンはスタジオ録音では6.8番(とEMIからのライブで3番)だけだったけれど、BBCのライブに関してはどれもスタジオ録音よりも緊張感がある。
ブラームスは1番がスタジオ録音で3番がBBCライブで出ているけれども、4番はまだアメリカへの客演の初期の頃だったためか、あるいはブラームスそのものに違和感があるのか、やや盛り上がりに欠けるきらいがある。そういえば、長期療養に入る前に、この演奏会は無理、と急遽降板してしまった時のプログラムもブラームスの4番だった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
137. Arturo Toscanini / NBC Symphony Orchestra 
EMI 1948年11月27日 11:41 10:48 6:07 9:28 M
 
トスカニーニの録音は時代がさかのぼるほどに鬼気迫る演奏になる、という人も多いが、この時期になると安定してきているのか、1951年録音とさほど大きな違いは感じない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
138. Arturo Toscanini / NBC Symphony Orchestra
BMG 1951年12月3日 10:54 10:19 6:05 9:05 M
 
カラヤンの手本は、フルトヴェングラーではなくてトスカニーニではなかったかという人もいるくらいインテンポでぐいぐい押してくる演奏の先駆け的なものだったかなと思う演奏。特に戦後のアメリカにおける磁気記録は媒体そのものの飛躍的な技術進歩ともあいまって(3M社とBASF社の功績だと思う)非常に聴きやすい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
139. Artur Toscanini / Philharmonia Orchestra
Testament 1952年11月29-12月1 11:29 10:38 6:16 10:00 M
 
特に第1番はこれをトスカニーニのベストに上げる人もいるほどで、創設当初のフィルハーモニアが強い目標の元に集められたエリート集団であったのが十分に分かる演奏。チェトラから出ていたLPの音源はかなり弱いものだったそうだが、テスタメントの処理で音質は格段に改善されているとのこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
140. Bruno Walter / BBC Symphony Orchestra 
Columbia 1934年 11:42 11:54 5:29 9:58 M
141. Bruno Walter / New York Philharmonic 

SONY 1951年 12:12 12:14 6:05 10:54 M
 
あくまでも個人的な好み。
ブルーノ・ワルターのブラームス全集は旧録音のニューヨークフィルの録音は第4番以外の録音がフィットしていて、逆にコロンビア交響楽団とのステレオ録音は第4番が一番フィットしているように思える。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
142. Bruno Walter / Philharmonic Symphony Orchestra
M&A 1951年2月11日 11:54 11:52 5:55 10:56 M
 
このオーケストラの実体は、時期的にもニューヨークフィルかなという気もしないこともないけれど同じ時期にニューヨークとの録音が正規にあるのでこれはどちらかというとカップリングされているアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との珍しい組み合わせのマーラーの4番とモーツァルトの40番と合わせて買った、という雰囲気のほうが強い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
143. Bruno Walter / Columbia Symphony Orchestra 
SONY 1959年2月 12:58 11:45 6:26 11:20 S
 
CDが世の中に出た時、最初は一部の限られたデジタル録音のみがCD化されたけれど、アナログ録音を丁寧にリマスタリングしてCDにした先駆けがワルターの一連のステレオ録音だった。これもその中の一つに入っていて、いまだにSONY音源のブラームスの4番というと代表選手的にベスト100などの企画ものでもワルターのこの録音が入ってくるあたりは絶大なんだろうなと思う。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
144. Gunter Wand / NDR Symphony Orchestra
BMG 1985年 11:51 10:47 6:25 9:28 D
 
ブルックナーが売りのヴァントのブラームスは侮りがたいと思う
纏まっていて非常にいい演奏だと思うのだが。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
145. Gunter Wand / NDR Symphony Orchestra
BMG 1997年12月7-9日 12:49 11:38 6:30 9:58
 
最晩年になってから2種類のブラームスの全集を完成させたヴァントだけれど、旧全集だけでも十分なインパクトはあると思うのだけれど。オケの組み合わせも同じだしより安定した演奏を製作側が望んだということなのだろうか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
146. Felix Weingartner / London Symphony Orchestra 
EMI 1938年2月14日 11:23 9:24 6:34 9:40 M 
 
大時代的な演奏の割にはメンゲルベルグの様な古さは感じないところがワインガルトナーの逆に特徴なのかもしれない。クーセヴィツキーと比べると貫禄が違う感じがする。

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ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 作品98(Volume 5:L-O)

JOHANNES BRAHMS SYMPHONY No.4 in E minor Op.98
 
86. Erich Leinsdolf / Boston Symphony Orchestra 
BMG 1966年4月26〜27日 12:06 11:49 6:01 9:20 S
 
音楽監督がシャルル・ミュンシュからラインスドルフに代わって明らかにボストン交響楽団の音が変わった、と認識させられる演奏。基本的にラインスドルフの得意分野はマーラーやオペラ作品にあるので、ブラームスではどちらかというと抑制された感じになるのは無理からぬことか

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
87. James Levine / Chicago Symphony Orchestra 
BMG 1976年7月13日 11:29 10:29 6:06 9:39 S
 
レヴァインの旧録音は(他の指揮者でもそうだけど)新録音の前では色あせて見える。普通にレパートリーをこなしました、といった感じの演奏(聞き込みがまだ甘いのかも知れないが)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


88. James Levine / Vienna Philharmonic Orchestra 
DG 1994年11月 11:30 10:22 6:14 9:22 D
 
レヴァインの旧録音のイメージからは飛躍的に変化して、個人的には好きな演奏の一つ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
89. James Loughran / Halle Orchestra
EMI 1974年1月 12:37 11:47 6:41 10:01 S
 
ロッホランは器用な指揮者だと思うが、この演奏はどちらかというとソツなくオケを纏めました、といった感じの演奏

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
90. Lorin Maazel / Cleveland Orchestra 
DECCA 1976年10月 12:40 12:10 6:35 10:15 S
 
最近、ニューヨークフィルで聞くことの多いマゼールもこの頃の演奏スタイルは現在のそれとは全然違う。毒のない演奏だとは思うけれど逆にマゼールからすると物足りない様な気もする。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
91. Lorin Maazel /Rundfunkssymphonie Orchester des Bayerischen 
Dreamlife 1995年 13:55 13:13 6:37 11:40 S (DVD)
 
この演奏を聴くと、マゼールの最近のスタイルはニューヨーク・フィルの監督になってからのものではないだろうか、とも思える。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

 
 
92. Charles Mackerras / Scottisch Chamber Orchestra
TERARC 1997年1月6-11,27-30 12:02 10:38 6:05 10:06 D 
 
マッケラスも器用な指揮者だと思うが、小編成のオーケストラで録音するとなった場合、古楽器奏法のスタイルを取るのか線を際立たせるのか、そのスタイルは明確にしておくほうがいいと思うのだが(ノリントンやハーディングほどの意思表示はされていないのではないだろうか)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
93. Igor Markevich / CBC Canada Radio Orchestra
ラジオカナダ 1957年2月7日  (DVD)
 
映像にも音質にも問題はあるので、これはマルケヴィッチの記録映像という見方をしているほうがよいかと。

94. Igor Markevich / Orchestra Sinfonica di Torino della RAI 
Living Stage 1959年10月12日 11:37 11:06 5:01 8:10 M
 
マルケヴィッチとコンセール・ラムルー管弦楽団の演奏と基本スタイルはそれほど変わっていないので、正規盤があればマルケヴィッチはOKなのでは?


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
95. Igor Markevich /  Orchestre Lamoureux, Paris 
DG 1958年9月20-24日 12:09 11:50 6:06 10:12 S
 
しゃきしゃきした音作りでコンセール・ラムルー管弦楽団から(多分実力以上の)フルスペックの響きを引き出している。個人的にはかなり気に入っている演奏の一つ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
96. Sir Neville Marriner / Academy of St. Martin-in-the fields 
Haensler 1997年3月 11:40 11:00 6:28 10:02 D 
 
マリナーは先日のNHK交響楽団への客演でもブラームスの交響曲第4番を演奏し、そしてピエール・モントゥから会得したブラームスの解釈に基づいているとインタビューに答えていたが、モントゥにこの局の正規演奏が存在しないので比較出来ないが、マリナーのスタイルは颯爽と流していく感覚のほうがあっていると思うので、どちらかというとブラームスよりはメンデルスゾーンの方が断然マッチしているように思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
97. Kurt Mazur / Gewandhaus Orchestra Leipzig
PHILIPS 1977年 12:44 11:10 6:15 10:38 S
 
クルト・マズアの音はニューヨークフィルにおいても明るいほうではなかったかもしれないが、ライプツィヒの音はさらにピッチが低く聴こえる。無難に取りまとめた演奏(と、思う)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
98. Kurt Mazur / Gewandhaus Orchestra Leipzig 
Warner 1991年 (DVD)

 
ゲヴァントハウス管弦楽団時代のマズアの演奏はこれがベスト、と呼べる演奏には出会っていないのが現状だけれど、オーケストラへの指示をみているとオーケストラビルダーとしての手腕はいいのでは?と思わせるような細かい指示を出しているのが映像からは分かる。

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
99. Kurt Mazur / New York Philharmonic 
TELDEC 1995年2月 13:23 11:53 6:23 10:52 D
 
実演でも聴いていた演奏のライブ録音。実演はそれほど強く印象に残る演奏ではなかったが、CDになってきたものはしっかりバランスも取れているし、改めて実演と録音では全然違う仕上がりになることを認識する演奏だった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
100. Zubin Mehta / New York Philharmonic 
SONY 1979年頃 12:54 11:51 6:26 10:28 S 
101. Zubin Mehta / Israel Philharmonic Orchestra 
SONY 1992年10月4-27日 13:12 11:48 6:23 10:18 D 
 
メータの旧録音(ニューヨークフィル)は1982年にLPで発売されて少なくとも1984年のカタログには残っているが一度もCD化されていない。全体的な音の粗さは残っている。イスラエル・フィルとの新録音も基本的にはニューヨーク・フィルとのスタイルが殆ど変わっていない演奏と言える。
その意味ではイスラエルフィルを自在に操ったバーンスタインとは方向性が全然違う。ただ、全集としての完成度はよく、直ぐに廃盤になってしまったのは何となく惜しい気もする。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
102. Willem Mengerberg / Concertgebouw Orchestra Amsterdam
Telefunken 1938年11月30日 12:29 11:49 6:22 9:51 M
 
この演奏スタイルの古さは・・・

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
103. Evgeni Mravinsky / USSR Symphony Orchestra
Russian 1954年12月29日 11:54 10:54 5:36 9:49 M
 
ムラヴィンスキーは実はかなりレパートリーの少ない指揮者なのではないかと思える。
録音の数は多いが例えば、ブラームスなら録音数は交響曲第2番と第4番、ベートーヴェンなら4番、ブルックナーなら第9番と、それ以外の作品とは演奏機会にかなりの差が見られる。
この演奏はこの時代のものだけあって、やはり音質には問題がある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
104. Evgeni Mravinsky / Leningrad Philharmonic Orchestra 
Russian 1961年5月14日 11:52 10:01 5:44 9:56 M
 
ムラヴィンスキーの演奏の特徴は第1楽章フィナーレの弦の処理にあり、オクターブ高くヴァイオリンを弾かせる手法を取っている指揮者はムラヴィンスキーとストコフスキーだけ(これはすなわちブラームスのオリジナルの楽譜に手を加えていることに他ならないのだが)。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
105. Evgeni Mravinsky / Leningrad Philharmonic Orchestra 
ALTUS 1973年4月27日 12:24 10:11 6:04 9:54 S
 
記録としても貴重なCD。スケジュール表を見ると、リハーサルが4月21日から始まり、4月21、22、27日にブラームスのリハーサル(22、24、27日にベートーヴェンの4番のリハーサル)が入り、4月27日が録音セッション、28日にブラームスとベートーヴェンのコンサートがスケジュールされて、このリハーサルからコンサートに到る音の記録が残されているということになる。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
106. Evgeni Mravinsky / Leningrad Philharmonic Orchestra 
Melodia 1973年4月28日 12:28 10:07 6:07 10:20 S
 
そしてこれが一連の録音セッションからコンサートに到る録音のうちのライブ収録のものになる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

107. Evgeni Mravinsky / Leningrad Philharmonic Orchestra 
Dreamlife 1973年 (DVD)
 
詳細な記録はないが、4月の録音セッションとライブの収録の際にフィルムも回っていたと考えるのが自然かもしれない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
108. Charles Munch / Boston Symphony Orchestra
BMG 1958年10月27日 12:06 11:00 6:25 10:03 S 
 
最初は音も甘く輪郭がハッキリしない演奏だと思い、それほど好きな演奏でもなかったが聞き込むうちに、こんなブラームスもありかな、と思えるようになった一枚。小三治師匠が絶賛のミュンシュの面目躍如たる演奏か。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
109. Riccardo Muti / Philadelphia Orchestra
PHILIPS 1988年10月 13:15 11:03 6:28 10:15 D
 
ムーティは1975年のウィーンフィル来日の際にブラームスの交響曲第4番をプログラムとして持って来ていたが、録音は意外となかった。ムーティの演奏スタイルは大好きで、ムーティの(特に若い頃の)録音は殆ど手に入れたり聴いたりしたが、個人的にはブラームスに関しては同じイタリア系ならシャイーのほうがまだ共感できる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
110. Kent Nagano / Deutsche Symphony Orchestra Berlin
Harmonia Mundi 2006年3月     D
 
ケント・ナガノの新譜をみて再発売やライブの掘り起こしを除いて久々の新録音が出てきた、と思った。ライブを含めてかなりの音源が出てきたが、この全てをフォローしていくのはかなり厳しいものがある。ナガノの演奏はそれほど強い印象は受けなかった。もう少しシンプルなアプローチもありと思うのだが。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
111. Roger Norrington / London Classical Players
 EMI  12:08 10:24 6:19 9:50 D
 
マッケラスより演奏意図は伝わってくるものの、シューマンやメンデルスゾーンでの強烈な個性の演奏を聴いた後に大きな期待を持って聞くと物足りなさを感じてしまうのは贅沢というものだろうか。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
112. Roger Norrington / SWR Symphony Orchestra, Stuttgart
Haenssler 2005年7月4-6日 (DVD)
 
ピリオド奏法をモダンオーケストラに持ち込んだ、と説明されても録音だけを聞いている分には細部にわたって理解することは難しい。実際に映像を見ると補填できる部分もあり、それでもノリントンの意図したいところは完全には掴めてはいないと思うが、それなりに雰囲気を味わえる点で映像は利点がある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
113. Eugene Ormandy / Philadelphia Orchestra
SONY 1967年10月25日 12:23 11:54 6:25 10:19 S
 
LP時代、オーマンディのい演奏は(周りの評価が高くなかったにも関わらず)お気に入りの一枚だった。全集として録音されているはずだが、一度も全集としてはCD化されておらず、かつ、第3番に到ってはまだ一度もお目に掛かったことすらない。第4番はCDとしては意外なところに埋もれていたといったところで、復刻は熱望するところ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
114. Seiji Ozawa / Saito Kinen Orchestra
PHILIPS 1989年9月 12:03 11:05 6:18 9:45 D
 
小澤さんがサイトウ・キネン・オーケストラと始めた最も初期の頃の仕事だが、十分な成果を挙げているいい演奏ではないかと。この録音から5年ほど前にベルリンフィルの定期演奏会で小澤さんはブラームスの交響曲第4番を演奏しているが、この時の演奏も素晴らしいものでこの録音についても期待を裏切らなかった。






 

Posted by kakkun89 at 18:05 | Comments (0) | TrackBack (0)


2008年3月5日
ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 作品98(Volume 4:K)

JOHANNES BRAHMS SYMPHONY No.4 in E minor Op.98
 
56. Herbert von Karajan / Philharmonia Orchestra
EMI 1955年5月 12:33 10:58 6:22 9:48 S
 
カラヤン初期の録音で、この時期はステレオ録音とモノラル録音が混在しているが同時期に録音された交響曲第2番ともにステレオで残っているので聴きやすい。まだ、カラヤンの独自色は出ていないけれどもフィルハーモニアの演奏はとても機能的。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
57. Herbert von Karajan / Vienna Philharmonic Orchestra (DVD)
NHK 1959年11月6日 N/A N/A N/A N/A
 
カラヤンの来日公演を収録したもので、音質の問題もありこれは演奏記録として留めておくのがよいのかも。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
58. Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic Orchestra 
DG 1963年10月 13:20 11:48 6:17 10:06 S
 
かなりバランスのよい演奏で、この当時のカラヤンの演奏スタイルからするとやや遅めの演奏に入るのでは?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
59. Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic Orchestra  
DG 1973年3月 13:25 11:27 6:00 10:05 (DVD)
 
ベルリン・フィルとの一番充実した時期の記録で音楽のうねりが大きく音が生きている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

60. Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic Orchestra 
DG 1978年 12:48 11:05 6:04 9:57 S
 
最初聴いた時にはあまり印象に残らなかったが、最後の録音をよく聴くとその最終形に至る過程での試みが何となく分かってくる。個人的には好きな演奏。
(全体的にレベルは高いと思うがカラヤンの演奏の中で比較してしまうと、最後の録音の方が印象としては強烈だ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
61. Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic Orchestra 
MEMORIES 1983年8月27日 12:33 10:56 6:05 10:01
 
1983年はブラームス生誕150年で、ザルツブルグ音楽祭でもかなりのブラームス作品が取り上げられたが、その中で交響曲全曲はカラヤンとベルリンフィルが演奏した。音の起伏がかなり大きく、ライブとしては翌年(1984年10月24日)のベルリンフィルとの定期演奏会での演奏ともライブの中ではかなり出来のよい演奏だったのでは?と推察してみる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
62. Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic Orchestra 
DG 1988年10月 13:00 11:35 6:24 10:39 D
 
カラヤン死去の前年の録音で、カラヤンのやりたかった演奏の究極形はこの演奏ではなかったか?と思える。カラヤンの録音の中では一番気に入っている演奏で、管のバランスがとてもいい。
特に第1楽章はこれまでのカラヤンの録音のどれとも違う演奏で、「利き」音をしてもカラヤンの最後の録音というのは容易に分かる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
63. Herbert Kegel / NHK Symphony Orchestra
KING 1983年9月30日 12:37 11:11 5:37 10:04 S
 
最近再評価の著しいヘルベルト・ケーゲルのNHK客演の時の貴重な記録。
それほど粗っぽくもなく、渋くもなく、普通に楽しめるアーカイブだと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
64. Joseph Keilberth / Hamburg State Philharmonic Orchestra 
Telefunken  12:23 10:11 6:12 8:51 S
 
オーソドックスによく纏められた演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
65. Joseph Keilberth / Bamberg Symphony Orchestra 
KING 1968年5月20日 12:18 10:25 5:48 9:56 S
 
カイルベルトのブラームスの録音はスタジオ録音とライブ録音それぞれ1種類づつあるが、いずれもライブの方が生き生きしている。もともとカイルベルトを知るきっかけになったのは、NHK交響楽団とのブラームスの交響曲第1番の録音で、最近多くなったNHKのアーカイブの中にあって、再発売として蔵出しされた数少ない1枚の一つでFMでも再放送されていた。
第4番はその第1番の上を行くほどの熱狂的な演奏で、演奏が終わった後のブラボーの嵐はそりゃそうだろうと納得が行ってしまう強烈な演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
66. Rudolf Kempe /  Berlin Philharmonic Orchestra 
EMI 1956年12月1,3,5日 12:26 11:23 6:37 10:01 M
 
ケンペのベルリンフィルとの初期録音はどれも評判が高く、この演奏もかなり好感度が高い演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
67. Rudolf Kempe /  Royal Philharmonic Orchestra 
EMI 1960年2月14,22,23日 12:07 10:58 5:00 10:05 S
 
ケンペの初期の全集では1番と3番がステレオ録音で、2番4番はステレオ時代になってからそれぞれ、バンベルグ交響楽団、ロイヤルフィルと再録音されている。録音の時期がベルリンのそれとあまり変わっていないので基本的な演奏スタイルに変化はないと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
68. Rudolf Kempe /  Munchner Philharmoniker (Munich Philharmonic) 
Scribendum 1974年 12:18 11:03 6:34 9:40 S

ケンペ最晩年のミュンヘンフィルとの全曲録音は驚くほど大人しい演奏になっている。ミュンヘンフィルとの録音が全体的に抑え気味なのか、スタイルの変化に最初は驚いた記憶がある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
69. Rudolf Kempe / BBC Symphony Orchestra 
BBC 1976年2月18日 12:06 11:06 6:35 10:09 S
 
ケンペがなくなったのが1976年5月11日(65歳)なので、その3ヶ月前のライブ録音。
ミュンヘンフィルとの録音の対極にある激しさの見え隠れする演奏で力強さを感じさせる名演奏だと思う。ケンペの演奏の中では一番好きな演奏の一つ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

70. Istvan Kertesz / Vienna Philharmonic Orchestra
DECCA 1972年11月 12:30 11:56 6:11 9:59 S
 
イシュトヴァン・ケルテスのブラームスは聴き込むと実に巧い演奏をするのが良く分かると思う。
ハイソな演奏の典型にある様な綺麗な音の流れが何となしに安心感を与える感じ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
71. Carlos Kleiber / Vienna Philharmonic Orchestra
MEMORIES 1979年12月16日 13:57 11:27 6:52 9:34 S
 
クライバーのライブは一時期のチェリビダッケの様に何でも発掘されては商品化という流れになってきている気がするが、このライブに関しては正規録音の前年のものでもあり、クライバーファン以外は不要の様な気がする。(詳細なデータはないが以下の2枚は同じ音源と思われる)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
72. Carlos Kleiber / Vienna Philharmonic Orchestra
DG 1980年 12:54 11:24 6:09 9:19 D
 
第1楽章フィナーレのインテンポの刻みは最初聴いた時には強烈な印象だった。今でもこの曲のベストの演奏の一つに挙げられることが多いけれど、やはり何かが違う、と感じさせる雰囲気が演奏全体にある、様な気がする。(上が正規盤、下が追悼盤)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
73. Carlos Kleiber / Bayerische Staatskapelle 
DG 1996年10月 14:14 11:44 6:24 12:13 (DVD)
 
演奏そのものはウィーンフィルとの正規録音がダントツだと思うけれど、アーカイブとしては貴重なフィルムであることには間違いはないと思われる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

74. Carlos Kleiber / Bayerische Staatskapelle 
MEMORIES 1996年4月5日 12:34 11:07 5:58 9:03 S
 
演奏のレベルがかなり高いのは一目瞭然だけれども、掘り起こしのライブということもあり、ウィーンフィルとの正規録音が神懸り的な録音であることを際立たせてしまうことになりそうなのが少々残念、かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
75. Otto Klemperer / Philharmonia Orchestra 
EMI 1956年11月1日,1957年3月28,29日 12:25 10:18 6:38 9:47 S
 
クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団の正規録音は世間一般的には評価が非常に高い演奏。フィルハーモニアはカラヤンと前年にEMIに録音しているのだが・・・

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

76. Otto Klemperer / Rundfunks Symphonie Orchester des Bayerischen 
ORFEO 1957年9月27日 12:58 11:16 6:49 10:38 M
 
クレンペラーのライブはもう少し起伏が激しいと思うけれどもどちらかというとその中では大人しいほうなのかなと思わせる演奏になっている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
77. Paul Kletzki / Czhech Philharmonic Orchestra  
EMI 1965年12月20日 12:32 11:45 5:49 10:06 S 
 
パウル・クレツキの貴重な記録の一つ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
78. Hans Knappertsbusch / Bremen Philharmonic Orchestra 
IHD 1952年 12:22 11:23 16:40 10:07 M 
 
クナッパーツブッシュもかなり即興的な演奏をすると思うけれど全体的に重量感を感じる。だからフルトヴェングラー同様、その場その場での演奏それぞれがアーカイブとしては貴重になるのだけれど・・・・

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
79. Hans Knappertsbusch / WDR Koln Symphony Orchestra 
Melodram 1953年 12:45 11:37 6:53 10:51 M 
 
この2枚は多分、同一音源と思われるが第3番ほどの激しさは感じさせない。多分、クナッパーツブッシュ・ファンは大好きな演奏なんだろうと思われる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
80. Kirill Kondrashin / USSR Radio Symphony Orchestra
1969-1971年 12:15 10:29 5:57 9:52
 
コンドラシンのライブはコンセルトヘボウ管弦楽団との一連のライブが出た際に音が生き生きと撥ねているのに驚いた記憶があるが、この演奏ではその激しさも見え隠れする感覚。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
81. Kirill Kondrashin / NHK Symphony Orchestra 
KING 1980年1月16日 12:18 10:25 5:48 9:56 S
 
コンドラシンが西側で活発的に活動を始めた頃のNHK交響楽団との唯一の演奏
音質の良好な状況でこの曲の演奏が残っていること自体がラッキーなこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
82. Franz Konwitschny / Staatskapelle Berlin 
Weitbuck 1960年10月28日 12:50 11:46 6:08 11:20 M 
 
コンヴィチュニーのシューマンはピッチの低めなくすんだ魅力を感じさせる録音だったと思うが、この録音は正規録音?
スタンダードなコンヴィチュニーを聞く趣きを感じさせる

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
83. Josef Krips / London Symphony Orchestra 
DECCA 1950年4月 11:47 11:27 6:45 10:04 M
 
クリップスの音作りは明快で、弦主体の流れを重視するものだが、ティンパニもここまで抑えるととうとうと音だけが流れている感じがする(特に第1楽章)。ある意味、端正なスタイルとも言えるのかもしれない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
84. Rafael Kuberik / Vienna Philharmonic Orchestra 
DECCA 1956年3月24-25日 11:19 11:05 6:20 9:47 S
 
綺麗な演奏だと思った。
何かの記録に、イタリアの名指揮者のアルヘンタが急死しなければ、ブラームスの交響曲のDECCAへの録音はアルヘンタが行う予定だった、という話を聞いたことがあるので、この録音ももしかするとアルヘンタの代理でクーベリックが指揮したのではないかと憶測してしまう演奏である。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

85. Rafael Kubelik / Rundfunks Symphonie Orchester des Bayerischen 
ORFEO 1983年5月3-6日 12:48 11:00 6:34 10:04 D
 
全体的に大人し目の演奏ではあるもののオルフェオ・レーベルが立ち上がった頃の正規録音として当然力の入り具合も違うし、よく出来上がった演奏だと思う。

 
 
 

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2008年3月4日
ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 作品98(Volume 3:H-J)

JOHANNES BRAHMS SYMPHONY No.4 in E minor Op.98 (Volume 3: H-J)
 
43. Bernard Haitink / Royal Concertgebouw Orchestra, Amstrdam
PHILIPS 1972年 12:21 11:40 6:12 10:07 S
 
ハイティンクが一通り全集を作り始めた頃の録音。正統派を目指しているのが分かるが、同じコンセルトヘボウなら個人的にはベイヌムの演奏のほうがさらにバランスがよく聴こえる。ただ、ハイティンクへの欧州での評価を考えると水準が高いことは間違いない。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
44. Bernard Haitink / Boston Symphony Orchestra 
PHILIPS 1992年4月 13:24 12:47 6:14 10:23 D
 
小澤征爾がボストンの監督時代に録音された一枚。小澤さんはサイトウ・キネン・オーケストラと(しかも同じレーベルに)全集を作ってしまったから代わりにボストンの全集はハイティンクになった?と詮索してしまう(これはムーティがフィラデルフィアと全集を作ったから後任のサヴァリッシュはロンドンフィル?というのに似ている)。個人的にはコンセルトヘボウより充実していると思うのだが。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

45. Bernald Haitink / London Symphony Orchestra
LSO 2004年6月16-17日 13:22 11:28 6:16 10:15 D
 
フリーに活動するようになってからのハイティンクは何かに開眼してしまったように面白い演奏をする、との評判もある。ロンドン交響楽団との録音は相性がとても良く、この録音も出来はいいと思う。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
46. Daniel Harding / Die Deutsche Kammerphilharmonie Bremen 
Virgin 2000年11月28,29日 11:52 10:22 6:07 9:43 D
 
音楽的センスというのはこのことか、と思える一枚で単に小編成でピリオド奏法をしてみました、というのではなく弦のボウイングで音は変わるというのを示した面白い演奏。少なくとも楽譜に書かれた以上の試みはハーディングのセンスの良さで、この種類の録音の中では抜きん出て面白いと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
47. Nicolaus Harnoncourt / Berlin Philharmonic Orchestra
TERDEC  1997年4月  12:30  11:18  5:53  10:43
 
世間一般に評判のいい演奏。カラヤン時代からベルリンフィルの音もスタイルも変わったのを印象付ける一枚であるとは思う。それにしても、カラヤンの死後、アーノンクールの録音やベルリンフィルとの演奏はかなる増えた。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
48. Gunter Hervig / Berlin Symphony Orchestra
徳間 1978年 13:15 11:40 6:21 10:51 S
 
東ドイツの玄人好み、という謳い文句の演奏は大抵弦のピッチが低くてやや重い暗めの演奏が多いが割とこの演奏は淡々としている。このヘルヴィッヒの録音はそういう意味での玄人好みかも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
49. Eliahu Inbal / Radio Symphony Orchestra Frankfurt
DENON 1996年12月11〜13日 12:51 12:10 6:10 10:07 D
 
マーラーを振る感覚でブラームスを振るの?と想像したが意外とオーソドックスで纏められている演奏になっていると思う。インバルの個性はそれほど出ている訳でもないかも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
50. Hans-Schmidt=Isserstedt / NDR Symphony Orchestra 
Scribendum 1973年5月21日 12:18 11:03 6:34 9:40 S
 
以下の2つの録音は、録音データから多分同一音源かと。イッセルシュテットはオーケストラビルダーとしての手腕が高く買われたことが分かるオーケストラの音質のよさ。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
51. Hiroyuki Iwaki / Orchestra Ensemble Kanazawa
WARNER 2003年3月8日 12:04 9:10 6:11 9:58
 
岩城宏之さんが手塩に掛けた国内きってのオケだけに、充実した音作りで想像以上に聞きやすくていい演奏だと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
52. Mariss Jansons / Oslo Philharmonic Orchestra  
SIMAX 1999年1月14-15日 13:26 11:30 6:19 10:37 D
 
この時代のヤンソンスはどこか違うと思わせる演奏。バイエルンやコンセルトヘボウの音は、個性的でないように見えてオケはよく鳴っているし、少なくとも実演で聴いている分には外した演奏会はヤンソンスに限ってはないが、この録音は個性が抑えられすぎている気もしないことも無い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
53. Neeme Jarvi / London Symphony Orchestra 
CHANDOS 1987年11月2日 12:54 12:15 6:08 10:47 D
 
ヤルヴィのブラームスはオケコントロールも抜群で平均水準以上の出来であることは間違いないところだと思う。ただ、聞いた後の印象がそれほど強く残らないのはどういうことだろうか。ロンドン交響楽団もかなり巧くつけているのだが。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
54. Eugen Juchum / Berlin Philharmonic Orchestra 
DG  12:31 12:06 6:02 9:52 M
 
ヨッフムの最初の全集はDGとしても最初のブラームスの交響曲全集では?
ベルリンフィルとの演奏のレベルが高いことは間違いない演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
55. Eugen Jochum / London Philharmonic Orchestra 
EMI 1976年5,6,10月 12:52 11:53 6:17 9:26 S
 
実際にヨッフムの演奏を聴くと晩年まで集中力の切れない演奏が多くて、EMIへの一連の録音はベルリンフィルとの旧録音よりは(ブルックナーの全集も含めて)個人的には好きだ。音がステレオということもあるが、個人的には新盤のほうがヨッフムは聴きやすい。全集としても、この録音が安心して聴ける。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2008年3月3日
ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 作品98(Volume 2:C-G)

JOHANNES BRAHMS SYMPHONY No.4 in E minor Op.98
 
22. Sergiu Celibidache / Berlin Philharmonic Orchestra 1945年11月21日 
M&A 12:04 12:52 5:50 10:21 M 
 
戦後直後のフルトヴェングラー復帰以前にベルリンフィルを任されていた頃のチェリビダッケの貴重な録音の一つ。音は悪いけれどもチェリビダッケ・ファンには新鮮に聴ける一枚かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

23. Sergiu Celibidache / Symphony Orchestra Di Trino Della RAI  1959-60
Living Stage12:21 12:31 6:13 10:28 M 
 
それほど毒が出ていないオーソドックスなチェリビダッケ。音はそれほど良くない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
24. Sergiu Celibidache / SWR Symphony Orchestra, Stuttugart 1973年3月23日 
DG 12:58 12:59 6:23 10:29
 
正規盤として発売されただけの意味のある音の(チェリビダッケ自身も)唸りも音色も独特なチェリビダッケで、演奏はややゆっくり目になってきているもののまだ晩年ほど顕著ではない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
25. Sergiu Celibidache / Munchen Philharmonic Orchestra   1985年3月16日 
EMI  14:08 14:03 7:00 11:15 S 
 
1973年からの10年間に一気に演奏スタイルが変わったと感じさせるゆったりとした演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
26. Sergiu Celibidache / Munchen Philharmonic Orchestra  1986年10月15日
Atlus 13:44  14:19  7:02  11:58  Tokyo, Live Recording
 
基本的な演奏スタイルは前年の録音と変わらない。音は勿論良質、東京文化会館におけるライブ録音。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
27. Riccardo Chailly /  Royal Concertgebouw Orchestra, Amsterdam
 DECCA 1990年10月29-31日 12:45 11:51 6:11 10:08
 
シャイーは器用な指揮者とは思うが、あまりブラームスは期待していたわけではなかったので逆の意味で裏切られた感じ。非常にバランスのいい演奏。コンセルトヘボウ管弦楽団も非常に巧く付けていると思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
28. Sir Colin Davis / Rundfunks Symphony Orchestra, Bayerischen
BMG 1989年11月15,16日 12:16 11:33 6:33 10:10
 
バランスのよさは聴いていて安心感あり。逆にバランスが良すぎて面白みが無いという人もいるかも。コリン・デイヴィスのブラームスに期待を持って聴いて最初は物足りなさを感じたのを良く覚えている。デイヴィスはどちらかというと1,2番の方が得意なのではないかと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
29. Christoph von Dohonanyi / Cleveland Orchestra
TELDEC 1987年5月 13:00 12:15 6:12 10:09
 
あくまでも想像だけれど、ドホナーニはこの演奏には満足していなかったと思う。
デッカがウィーンフィルとのブラームスの全曲再録音を企画したが資金不足もあって計画で終わってしまったのはとても残念。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
30. Francesco D'Avalos / Philharmonia Orchestra
ASV 1990年7月 10:30 12:00 5:46 9:56
 
ダヴァロスを最初に聴いたのはメンデルスゾーンの交響曲集で、荒れ狂う激しい演奏に愕然とした。ブラームスも同じ系統だと思ったらやはり。第1楽章を10分台で疾走することから、どれくらい速いか分かる。(単純にチェリビダッケの1985年録音と比較すると歴然の差)。フィルハーモニア管弦楽団がどんな指揮者にも見事についていく器用なオーケストラであることを証明する一枚。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
31. Christoph Eschenbach / Houston Symphony Orchestra
Virgin 1993年3月 13:29 12:56 6:27 10:23
 
エッシェンバッハはチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団と録音した第1番の方が纏まった演奏をしていたと思う。そのイメージで聴いてしまうと、手堅く纏めた、という演奏に終始しているような感じがする。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
32. Max Fiedler / Staatskapelle Berlin
Biddulph 1930年 12:29 11:59 6:16 10:55 M
 
アーベントロートと並んでおそらく最初期のブラームスの第4番の録音。時代により演奏スタイルも変わることを認識させる一枚、かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
33. Wilhelm Furtwangler / Berlin Philharmonic Orchestra
Melodia 1942年6月21日 12:05 12:13 6:14 9:17
 
ソ連に接収されたブラームスの音源は1943年の録音のものだけかと思ったら、1942年録音盤が出てきた。フルトヴェングラー・ファン向きの演奏かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
34. Wilhelm Furtwangler / Berlin Philharmonic Orchestra
EMI 1943年12月12日 12:07 12:13 6:15 9:19
 
戦時中の緊迫感がより一層伝わってくる様な演奏で、評価の高い1948年盤よりも個人的にはこの一期一会的なブラームスの4番の方が好み。板起こしされて何種類かの盤も存在するが、M&AとEMIのものが一番安心できるかも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
35. Wilhelm Furtwangler / Berlin Philharmonic Orchestra
EMI 1948年10月24日 12:43 12:21 6:27 9:43
 
EMIの正規盤として一番出ている。EMIの擬似ステレオ盤もあるが、かなり楽しめる一枚になっていると思われる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
36. Wilhelm Furtwangler / Berlin Philharmonic Orchestra
TAHRA 1949年6月10日 13:06 12:59 6:28 9:59
 
ウィスバーデンでのライブだが段々落ち着いて来ていて1948年を越える演奏ではないかも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
37. Wilhelm Furtwangler / Vienna Philharmonic Orchestra
ORFEO 1950年8月15日 12:38 11:50 6:15 9:47
 
1950年のザルツブルグ音楽祭でのいライブ。
単独でもザルツブルグ音楽祭のセットCDにも含まれている。モノラルだけども音質はさすがに良好。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
38. Michael Gielen / SWR Symphony Orchestra

ルケヴィッチしかり、ロスバウトしかり、前衛作曲家あるいは前衛を得意とする指揮者の古典演奏は独特で面白い演奏にあたる確率が高い。このギーレン演奏はどちらかというとオーソドックスに近い感じもするのだが。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
39. Carlo Maria Giulini / Orchestre Simfoniche di Rome e Milano della RAI
Archipel  1956年 12:06 11:59 5:48 8:59 Rome, Live
 
ジュリーニはどちらかというとレパートリーの幅はさほど広くない気がするが、ブラームスの4番は逆に好きな曲の一つではなかったかと思うくらい録音はある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
40. Carlo Maria Giulini / New Philharmonia Orchestra
EMI 1968年4月7日 13:17 11:55 7:19 10:28
 
全集の中で第4番だけが録音時期が若干離れていて、他の3曲はフィルハーモニア時代だがこれだけニュー・フィルハーモニアとなった後の録音になってしまった。結構手堅い演奏で満足出来る結果になっているのでは?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
41. Carlo Maria Giulini / Chicago Symphony Orchestra
EMI 1969年10月15日 12:50 12:22 7:00 10:48
 
全集完成から1年経ったあとの録音で、オーケストラはシカゴに代わっているけれども、立て続けに再録音した意図はなんだろう、と思う。どちらかというとニューフィルハーモニアの演奏よりもこちらのほうがロングセラーになっている気がする。個人的にはニューフィルハーモニアが贔屓だけれど。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
42. Carlo Maria Giulini / Vienna Philharmonic Orchestra
DG 1989年5月 14:18 13:01 7:10 11:51
 
ジュリーニは1番と2番は1980年代の初頭にロサンゼンルスフィルと録音しているが3,4番の録音はないので、一気に遅い演奏が主体の1980年後半まで飛んでしまう。慣れるのに少々時間のかかった超のんびり系演奏。

 
 
 
 
 

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2008年3月2日
ブラームス・交響曲第4番 ホ短調 作品98(Volume 1:A-B)

JOHANNES BRAHMS  SYMPHONY No.4 in E minor Op.98
1. Claudio Abbado / London Symphony Orchestra (1973)
  12:12 12:14 5:56 9:27
全集として完成しているが、オケは1〜4番でそれぞれ異なっていて、LP、CD両方で出ていた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2. Claudio Abbado / Berlin Philharmonic Orchestra(Sep1991)
  13:06 12:10 6:26 10:03
アバドの新盤はベルリンフィルとの全曲録音で、演奏機会の少ない作品82、89がカップリングされている(この時代の録音の流行で、先鞭をつけたのがシノーポリの録音で、その後、C・デイヴィスやブロムシュテットも同様に録音している)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3. Hermann Abendroth / London Symphony Orchestra (Mar 3, 1927)
   12:06 12:32 5:48 10:27
少なくとも存在が確認されているアーベントロートの3種類の録音の一番古いもの。オリジナルはHMV(EMI)。カップリングのダムロッシュは録音そのものが希少?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4. Hermann Abendroth / Rundfunkssymphonie Orchestra Mitteldeutsche (Feb 25, 1950)
   11:42 12:27 5:45 10:34
ここに記載されている中部ドイツ放送、はライプツィヒ放送のことらしい

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5. Hermann Abendroth / Rundfunkssymphonie Orchestra Leipzig (Dec 8, 1954)
   11:35 12:33 5:51 10:09
LP時代から国内盤でライプツィヒ放送交響楽団のシリーズとして纏めて発売されていたので、国内では多分一番認知度の高い演奏。第1楽章の演奏はかなり独特(宇野氏はメンゲルベルグとフルトヴェングラーの中庸と評しているが、これはアーベントロートの特徴が最もよく出ている演奏)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
6. Ernest Ansermet / L'Orchestre de la Suisse Romande (March 1963)
   11:42 11:21 6:27 9:41
スイスロマンド管弦楽団は一級品ではないと酷評されるが、どうしてどうしてアンセルメのブラームスも面白い

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7. Takashi Asahina / Osaka Philharmonic Orchestra
朝比奈隆のブラームスの交響曲は全集として1979-80の大阪フィル、1990年の新日本フィル、1994-5の大阪フィルが正規盤であり、これは最後の全集

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
8. Vladimir Ashkenazy / Cleveland Orchestra (Jul12, 1992)
   12:58 12:02 6:25 9:59
アシュケナージのブラームスもバランスのいい好演奏

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
9. Sir John Barbirolli / Halle Orchestra (Sep 18-19, 1959)
   11:58 11:24 6:22 10:16
録音時間からも分かるように、バルビローリの旧録音はどちらかというと速い、力押しの演奏で晩年のウィーンフィルの演奏とは全く別人のような演奏。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10. Sir John Barbirolli / Vienna Philharmonic Orchestra (Dec 4-19, 1967)
    14:02 12:45 7:26 11:24
LP時代から名演奏の誉れ高い録音でCDもリマスタリングされて長い間カタログに残っている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11. Daniel Baremboim / Chicago Symphony Orchestra (Sep 19,22,24,28, 1993)
   12:45 11:29 6:07 9:43
コンパクトに良く纏まった演奏(表現は中庸、か)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
12. Eduard van Beinum / Royal Concertgebouw Orchestra, Amsterdam (May 1-3, 1958)
   11:50 11:14 5:54 9:24
ベイヌムのブラームスはフィリップスへの録音が2,3番がモノラル、1,4番がステレオで結果的には全集になったもの。4番はステレオ録音ということもあり、比較的単独で発売されることも多い。
ベイヌム時代のコンセルトヘボウはヴィオラパートの強化。よく聞き込むとその味が出てくる演奏かも知れない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13. Paavo Berglund / Chamber Orchestra of Europe (May 2000)
   11:39 10:12 6:13 9:37
シベリウスの演奏で有名なベルグルンドのブラームスは斬新かも。ヨーロッパ室内管弦楽団の機動力のよさは存分に発揮されていると思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
14. Leonald Berstein / New York Stadium Orchestra (Jun 29, 1953)
   11:51 11:53 6:08 10:50
バーンスタインは実はこの曲はお気に入りだったのではないかと思う。ヤングピープルズコンサートでも楽曲解説に何度も引き合いに出しているし、著書にも詳細な記載がある。
このスタジアム交響楽団の実態はニューヨークフィルではないかと言われている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
15. Leonald Berstein / New York Philharmonic (Oct 9, 1962)
   12:35 11:47 5:50 10:43
バーンスタインらしさも出ているが、これは一発録りなのかじっくり作り上げたという感じがしないのでやや味は薄口

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
16. Leonald Berstein / Vienna Philharmonic Orchestra (Oct, 1981)
   13:17 12:41 6:12 11:35
世間一般の評価は非常に高い演奏。
ビデオ、レーザーディスクの時代には出てこなかったが、同じ時期に撮った映像も残されている。
映像が残っているために深まった謎は、第1楽章フィナーレ付近からのティンパニの明らかな調律の狂いだ。バーンスタインの録音はライブでもゲネプロの音源が残っていて、これと差し替えるなどの編集を加えると言われるが、これについては差し替えが利かないので調律されていないティンパニはそのまま生かしたのかと思っていたのだが・・
 
DVDに収録されていた音は明らかにこのCD音源とは異なるものだった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
17. Karl Boehm / Sachsische(Dresden) Staatskapelle (1939)
   12:28 11:46 5:56 10:16
ベームとザクセン(ドレスデン)シュターツカペレのEMI録音はCDの時代になってから記憶の限りにおいてはEMIからの正規復刻はされていないと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
18. Karl Boehm / Vienna Philharmonic Orchestra (May 1975)
   13:11 11:59 6:39 10:12
CDが発売され、デジタル録音だけでなくアナログ録音のCD化も進められたときに最初にCD化されたシリーズの一つがベームの録音でその当時は一枚3500円もした。
全集としては唯一の録音だが、これは長いこと贔屓にしている録音の一つ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
19. Sir Adorian Boult / London Philharmonic Orchestra (1973)
   12:29 9:56 6:24 10:13
ボールトの録音も隠れた名演奏と言われていた。第1番のソロパートはかのユーディ・メニューインが弾いていたというのは有名な逸話になっている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
20. Herbert Bromstedt / Gewandhaus Orchestra Leipzig (Oct 1996)
   12:57 11:38 6:11 10:05
サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を退任して、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者になったブロムシュテットが最初に録音した曲。ライプツィヒ時代は録音も減って、この演奏も随分と大人しくなったなという印象を感じさせた一枚。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
21. Semyon Bychkov / WDR symphony Orchestra Koln (Oct. 20-24, 2003)
   12:44 11:17 6:17 9:52
カラヤンに見出されて一躍スターダムにのし上がったビシュコフは、どちらかというと騒がれてパリ管弦楽団の監督になった頃よりも今のケルン放送交響楽団のポストにいるほうが伸び伸びとやりたいことをやれる気がする。
録音と録画と両方が残されているブラームスの全集は表情豊かな演奏になって、パリ管弦楽団時代の優等生ぶりとはちょっと変わってきている、かも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Posted by kakkun89 at 22:37 | Comments (0) | TrackBack (0)


2008年3月1日
宮谷理香・ピアノリサイタル

ショパン生誕200年に向けて2010年まで続けられる演奏会シリーズの第8回
演奏会・録音を含めて初めて聴いたけれども、特にショパンのノクターンはワイセンベルグチックで驚き(ワイセンベルグほどは極端じゃないけれども)
 
目から鱗の落ちるようないい演奏会。ショパンコンクール入賞、なるほど。
 
今回のテーマは夜想曲を中心に「夜の音楽」がコンセプトだとか
ラフマニノフ:6つの歌曲作品4〜第3番「ひそやかな夜のしじまの中で」
フィールド:夜想曲第6番へ長調
フォーレ:夜想曲第2番作品33-2 ロ長調
シューマン:幻想小曲集 作品12〜第5番「夜に」
バルトーク:野外にて〜第4番「夜の音楽」
リスト:愛の夢第3番
リスト:巡礼の年 第1年スイス〜第9番「ジュネーヴの鐘」
ショパン:夜想曲第7番作品27-1 嬰ハ短調
ショパン:夜想曲第8番作品27-2 変ニ長調
ショパン:夜想曲第13番作品48-1 ハ短調
ショパン:夜想曲第2番作品9-2 変ホ長調
ショパン:夜想曲第17番 作品62-1ロ長調
ショパン:夜想曲第18番 作品62-2 ホ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
アンコール
ショパン:夜想曲第20番遺作嬰ハ短調
ショパン:バラード第3番作品47 変イ長調

Posted by kakkun89 at 19:06 | Comments (0) | TrackBack (0)