中心メンバーは元FASTWAYのデイヴ・キング、元ASIAのマンディ・メイヤー、このメンツだけを取ってみれば
ブリティッシュハードロックに落ち着いても良さそうなもんですが、やっておられることはキャッチーな歌メロを主体
とするブルーズハード。鳴り物入りのデビュー盤。
しかし鳴らず。なぜ?若干インダストリアル臭も感じなくもありませんが、雰囲気よりも楽曲水準の異様な高
さが目立って当然ですし、デイヴ・キングってこんなに上手かった?なんて独り言が思わず出るほど激熱です。
リリース当時(1991年)には思いもしませんでしたが、今聴くとTESLAとFIREHOUSE、更にFMをブレンドした
ような印象を受けました。キャッチーなブルーズテイスト溢れるハードロック・・・うむ、やっぱり↑な感じです。
返す返すも売れなかった原因がわかりませんなぁ。ジャケについては賛否あるようです。何度でも言いますけ
どアルバム内容に問題が無い以上、何かファンを遠ざけた原因があるとするならジャケ、あるいはバンド名の
イメージ、売れなかった元凶は意外とそんなところにあるのかもしれません。だって本当に名盤ですもん。個人
的には問題なくジャケ買い水準を超えるアートワークですが。わははは。
ファーストシングルを7分超の#5に選んだことが命取りだったのでしょうか。ラジオを無視する手法がどれほど
アメリカ市場に(サウンドは明らかにアメリカを意識したものだと思います。プロデューサーはデュアン・バロンに
ジョン・パーデルの例のコンビ。LAメタルで名を馳せた人たちです)影響を及ぼしたのか。ずぶの素人ではあり
ませんが、それゆえにやや売り方が雑だったと思います。実際の事情は知りませんが、シングル選定のミスチョ
イスがなければもっと高い所に行けたはずなのに。もしも#2、U2のカヴァーがファーストシングルだったのならば
本作の辿る運命は変わっていたことでしょう。
隠れた名盤と称した知人がいましたが、まさに言いえて妙、埋没した名盤だと思います。埋没させるも語り継
ぐもファン次第ですので、とりあえず私が愛を表明しておきます。愛してる。
by
たけ
"KATMANDU"
1.THE WAY YOU MAKE ME FEEL
2.GOD PART U
3.LOVE HURTS
4.SOMETIME AGAIN
5.WHEN THE RAIN COMES
6.HEART & SOUL
7.READY
FOR THE COMMON MAN
8.ONLY THE GOOD DIE YOUNG
9.LET THE HEARTACHE
BEGIN
10.MEDICINE MAN
11.PULL TOGETHER
12.WARZONE