・・・背中に大やけどした、たぬきは、マタ、NOVAウチャギにダマされて、背中にぴりぴり、きりきり、からい汁のたでの葉っぱを貼られたでちゅマメ。  その後たぬきは、マタマタ、ウチャギにダマされて、「あたいにも舟を作ってほしいだぞー!」ってオネガイしたでちゅマメ。

・・・次の日、NOVAウチャギは、どろ山へ行ったでちゅマメ。  泥をしっかりこねて、たぬきの舟を作ったでちゅマメ。  船ができると、NOVAウチャギとたぬきは海へ行ったでちゅマメ。  NOVAウチャギは舟の上で唄ったでちゅマメ。    

「♪ ウチャギの舟はすっと走るのヴァ。 たぬきの舟はざっくりこなのヴァ。」

・・・たぬきも負けずに唄ったでちゅマメ。

「♪ たぬきの舟はすっと走るだぞー! ウチャギの舟はざんぶりこだぞー!」

・・・しばらく行くと、NOVAウチャギは、かいで船べりを叩いたでちゅマメ。

「♪ ウチャギの舟は、ぱっかぱかなのヴァ。」

「ウチャギどん、舟を叩いてるだぞー! どうしてだぞー!」

「 JUST BECAUSE! こうして海じゅうの魚を呼ぶのヴァ。」

・・・たぬきも負けずに叩いたでちゅマメ。

「♪ たぬきの舟こそ、ぱっかぱかのぱっかぱかだぞー!」

・・・たぬきはもう力一杯船を叩いたので、たぬきの舟はざっくりこ、二つに割れてずぶずぶずー、たぬきもろとも、沈んでしまったでちゅマメ。

・・・フツーの『かちかち山』はここで終わるでちゅマメ。  でも、この『かちかち山』はなぜかまだ続くでちゅマメ。  アン・ビリーバブルでちゅマメ。  たぬきはわんわん泣いたでちゅマメ。

「わーーん、わーーん! もう、じいさまをからかわないだぞー! ボコボコにして悪かっただぞー! これからココロを入れ替えるだぞー! まだ死にたくないだぞー! わーーん、わーーん、わーーん!!! ・・・ブク・ブク・ブク・・・・・」

・・・気がつくと、たぬきは海の底にいたでちゅマメ。  不思議なことに水の中でも自由に息ができたでちゅマメ。  海の底は柔らかな泥で、もやもやの藻がゆれてるでちゅマメ。

「あたい、もう死んだだぞー! ここは天国だぞー! 足元に星が散らばってるだぞー! わーーん、わーーん、わーーん!!!」

・・・すると、足元で星のかたちをした赤い小さない生き物たちが、たぬきに話しかけたでちゅマメ。

「アタチたち星じゃ無いでしゅ、ヒトデでしゅ。 ここは天国じゃないでしゅ、海底でしゅ。 たぬきちゃま死んでないでしゅ。 安心するでしゅ。」

「アタチたち、もとはお空の星だったでしゅ。 でも海に落ちてヒトデになったでしゅ。 これを『人手に渡る』と言うでしゅ。 ワルいヒトデを『ひとでなし』というでしゅ。 ・・・今ひとつオモシロくないでしゅ。」 

「たぬきちゃま、ここにきたのは前世からのサダム・フセイン、じゃなくて、さだめでしゅ。 たぬきちゃま、これから生まれ変わるでしゅ。」

「・・・!?!?!?・・・ ヒトデどん、何であたいのことを知ってるだぞー!」

「たぬきちゃまがここにくることは、龍宮城のカメ仙人から聞いていたでしゅ。 もうすぐ、カメ仙人の使いがお迎えにくるでしゅ。」

・・・このあと、たぬきはどうなるでちゅマメ?  しつこく『続く』でちゅマメ。