・・・たぬきは、NOVAウチャギにさんざんおちょくられたあげく、泥舟で海に沈んだでちゅマメ。  海の底に沈んだたぬきに、ヒトデたちが話しかけ、もうすぐ龍宮城のカメ仙人の使いが迎えにくるって言ったでちゅマメ。

・・・たぬきが海の底でヒトデたちとオハナシしてると、突然、亀に乗ったアヤシいオトコがやってきたでちゅマメ。

「たぬき殿でござるか? 拙者、バザールでござる、もとい、亀頭 魔羅之介(かめあたま・まらのすけ)でござる。 亀仙人様の使いで、たぬき殿をお迎えに参ったでござる。」

「・・・!?!?!?!?!?・・・」

「心配ご無用でござる。 拙者とたぬき殿は、来世で、亀頭 滓の丞(かめあたま・かすのじょう)と撚珍保 駄造(よれちんぽ だぞお)の名で、共に雲黒斎先生の弟子として仕える仲でござる。 これから龍宮城へお連れするでござる。 龍宮城はカワイいコがオッパイ、もとい、イッパイいるでござる。」

・・・たぬきはワケがわからないまま、魔羅之介と一緒に亀の背に乗ったでちゅマメ。  亀は水をかきわけ、ずんずんずんずん、すごい速さで泳いでいったでちゅマメ。  しばらく行くと、今まで見たこともないようなドハデな建物が見えてきたでちゅマメ。

「おマタ、もとい、お待たせしたでござる。 あれが竜宮城でござる。」

・・・たぬきが見ると、正面に「ムネオハウス」を消して、「竜宮城」と書き直した大きな看板がかかっていたでちゅマメ。  一見豪華そうに見えた建物も、近くで見るとけっこうセコいでちゅマメ。  中に入ると、もっとショボいでちゅマメ。  いたるところに、「節電」、「火の用心」の札がペタペタ貼られていたでちゅマメ。

「ここがカメ仙人様のお住まい兼迎賓館でござる。 後ほど、宴会の席でカメ仙人様にお引き合わせするでござる。 竜宮城・喜び組の武富士ダンスは見ものでござる。 生唾ゴックンでござる。」

「・・・!?!?!?!?!?・・・」

・・・たぬきは、もうワケがわからなかったでちゅマメ。 頭から「?」や「!」や「☆」や「金魚」を出して、キョトンとしてたでちゅマメ。

・・・しばらくすると、魔羅之介が呼びにきたでちゅマメ。

「宴会の用意がととのったでござる。 用意はえんかい? ・・・失礼つかまったでござる。 これから大宴会場にご案内するでござる。」

・・・そこは、大宴会場とは名ばかりで、倉庫のような殺風景な部屋だったでちゅマメ。  一応、裸電球にカラーセロファンを巻いたり、運動会で使う万国旗を垂らしたり、それなりに演出はしてるでちゅマメ。  天井から、「歓迎!たぬき殿」と書かれた、6尺の黄ばんださらしの垂れ幕のようなモノがさがってたでちゅマメ。

「このところ海底世界も不景気でござる。 大したおもてなしもできないでござるが、今宵は思う存分楽しんで頂く所存でござる。」

・・・テーブルの上には、セブンイレブンのおでんと、焼きそば、のり巻、おいなりさん、かっぱえびせん、それにカメ屋マン年堂ナボナと大五郎4Lボトルが並んでいたでちゅマメ。  たぬきはお腹が空いていたので、たらふく食べて飲んだでちゅマメ。

・・・たぬきがお腹一杯になったころ、突然ハコフグ帽子をかぶった、ヘンなオトコがでてきたでちゅマメ。

「ハーイ! 僕、『どうぶつ奇想天外』でお馴染みのさかなクンでえす! これから、竜宮城・喜び組ダンサーズによる竜宮城・アトラクション、ダンスショーをご覧いただきまあす! キミはどんなおさかなが好きかな? うふ・・、用意はいいかな、レッツ・ゴー!」  

・・・さかなクンの「レッツ・ゴー!」の掛け声で、レオタード姿のギャル12人が走り出て、武富士ダンスを踊りだしたでちゅマメ。
・・・それぞれ、頭にタイやヒラメ、エビやホタテ・・etc. の帽子をかぶってるでちゅマメ。

「わーーい、わーーい! オモシロいだぞー! ウレシいだぞー!」

・・・たぬきはもう大喜びでちゅマメ。 ウレしくて自分も踊りだしたでちゅマメ。

「わーーい、わーーい! あたい、こんな楽しいこと初めてだぞー! 幸せだぞー! わーーん、わーーん、わーーん!!!」

・・・するとそこへ、カメに乗ったたカメ仙人がゆっくりと入ってきたでちゅマメ。  カメ仙人とは一体何者でちゅマメ?  一応まだ『続く』でちゅマメ。