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・・・アヤしいオトコたちから無事逃れた亀頭魔羅之介は、珍黒斎にモト・たぬきが拉致されたことを伝えたでちゅマメ。 アヤしいオトコたちは鬼が島の鬼金将軍・配下、パナウエーブ軍団だったでちゅマメ。 鬼金将軍は民百姓をいじめ、悪逆非道の限りを尽くしてたでちゅマメ。 陰金田虫之助は、自分がモト・たぬきを助け鬼金将軍を退治するため、鬼が島に行くと言ったでちゅマメ。
・・・田虫之助の決意を聞いた珍黒斎は言ったでちゅマメ。
「しかし何じゃぞ、田虫之助! 鬼金将軍は強力な軍隊をもっておると聞いておるじゃぞい。 そちンの手におえる相手ではないじゃぞい!」
・・・田虫之助は答えたでちゅマメ。
「ちん、じゃなくて、心配ご無用でごちゃる! せっちゃにいささか考えがあるでごちゃる。 鬼金将軍の軍隊は表向き忠誠を誓っているように見えるでごちゃるが、その実、将軍に不満を持つ者も多いというウワサでごちゃる。」
・・・それを聞いて、魔羅之介も口をはさんだでちゅマメ。
「拙者の聞くところによると、鬼金将軍は自分だけイイ思いをし、手下にはケチだというハナシでござる。 給料も遅配ぎみで、食料も充分にいきわたっていないようでござる。 案外、士気は低いと思われるでござる。」
「魔羅之介の言うように、鬼が島はクサリかけているでごちゃる。 クサったリンゴは放っておいても落ちるものでごちゃる。 今が絶好のチャンスでごちゃる。 父上、是非、せっちゃを行かせてくだちゃれ! オネガイでごちゃる!」
・・・田虫之助のオネガイを聞いた珍黒斎は、しばし無言の後、おもむろに口を開いたでちゅマメ。
「そちンのことじゃ、わしが止めても行くじゃろうて。 じゃが田虫之助! くれぐれも毛、じゃのうて、気をつけるじゃぞい!」
・・・すると、魔羅之介が言ったでちゅマメ。
「バカ! もとい、わか! 不良、もとい、不肖、この魔羅之介もお供つかまつるでござる! 是非、拙者も連れて行ってちょんまげ!!」
・・・それを聞いた田虫之助は、魔羅之介を優しくいましめたでちゅマメ。
「魔羅之介! 気持ちはウレちいが、それでは父上、母上をお世話する者がいなくなるじゃちょい。 第一、そちンに来られても足手まといになるだけじゃちょい。 そちンはここで父上、母上をしっかりお守りするじゃちょい。」
珍黒斎は、田虫之助をしっかと抱きしめ、涙を流しながら言ったでちゅマメ。
「田虫之助! そちンは我が一族のヘンタイ、じゃのうて、キタイの星じゃぞい! 必ずや無事な姿で戻ってくるじゃぞい! わしはその日を、チ×ポ、じゃのうて、首を長くして待っておるじゃぞい!!」
・・・その晩、父・珍黒斎、母・於万の方、魔羅之介はささやかな鼻毛、じゃなくて、うたげ(宴)を催し、田虫之助は皆と水さかずきを交わしたでちゅマメ。」
・・・田虫之助は、両親の前で、ガバっと畳に両手をついて言ったでちゅマメ。
「父上! 母上! せっちゃ、今まで父上から頂いた山のようなご恩、母上から頂いた海のようなご慈愛を決した忘れてはいないでごちゃる! 今宵が、今生の割れ目、じゃなくて、分かれ目になるやも知れぬでごちゃるが、もし、せっちゃにマン一のことあれば、その時は息子はいなかったものと諦めてくだちゃれ! せっちゃ、三度生まれ変わっても、父上、母上の子になりたいでござる! 父上、母上と過ごした10年間、せっちゃ、幸せだったでごちゃる!!」
・・・それを聞いた珍黒斎、於万の方、魔羅之介は、マタ、オイオイ、エンエン、大泣きしたでちゅマメ。
・・・その夜の宴は、別れを惜しみ遅くまで続いたでちゅマメ。 珍黒斎ははなむけにドジョウすくいを踊ったでちゅマメ。 ・・みんな大受けだったでちゅマメ。 於万の方はおてもやんを踊ったでちゅマメ。 ・・みんな大笑いだったでちゅマメ。 魔羅之介はヤカンを持って、「アチョ、アチョ、アッチョー・・」とブルース・リーのモノマネをしたでちゅマメ。 ・・みんなシラけたでちゅマメ。
・・・田虫之助はこの後どうなるでちゅマメ? とりとめもなく、まだ『続く』でちゅマメ。
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