・・・白い巨塔『ナニはデカい大学泌尿器科』教授の名医、財前チン五郎に面会した下心(したごころ)マン次郎と二宮キン次郎は、重病の田虫之助を助けるため、チン五郎にポコチン王国に来ることをオネガイしたでちゅマメ。  でも、チン五郎は即答をさけたでちゅマメ。  マン次郎とキン次郎は、チン五郎に一晩考えさせてほしいと言われ、その日は病院の宿直室にお泊りすることになったでちゅマメ。  ホントのことを言うと、チン五郎は近所のスナック『マンゲ鏡』のすももちゃんに未練があって、離れたくなかったでちゅマメ。    

・・・二人は宿直室に案内されたでちゅマメ。  マン次郎はキン次郎に言ったでちゅマメ。

「財前先生、今ひとつハッキリしないでござる。 拙者、果たして来てくれるのかどうかシンパイでござる。」  

・・・すると、キン次郎が言ったでちゅマメ。

「心配ご無用でござる。 実は拙者、珍黒斎皇帝から、こんなコトもありなんと秘策を授けられているでござる。 チン五郎先生はゼッタイ来ることになるでござる。 お主は安心して寝るがヨイでござる。」  

・・・というワケで、2人は宿直室で寝ることにしたでちゅマメ。  マン次郎はセン×リを掻いたでちゅマメ。  やがて、みんなが寝静まったころ、キン次郎は一人ひっそり起き出し、宿直室を抜け出したでちゅマメ。  そして、病院の裏手にある看護婦・独身寮に忍び込んだでちゅマメ。  キン次郎はつぶやいたでちゅマメ。

「・・これから看護婦サンの部屋に入って、こっそりパンツを頂くでござる。 ・・胸がワクワクするでござる。」

・・・キン次郎は懐から針金を取り出すと、最初の部屋の戸の鍵穴に差し込み、こともなく開けたでちゅマメ。  そして音もなく忍び込むと、寝ている看護婦サンに気づかれないよう、そおーっとたんすの引き出しを開け、一番カワいい、フリルのついたパンツを盗んだでちゅマメ。  そのあと、持っていたサインペンで壁に大きく、『パンツを盗みしは泌尿器科教授・財前チン五郎也!!』と書いたでちゅマメ。  キン次郎は、そうやってすべての部屋からパンツを盗み、壁に、犯人はチン五郎と書いたでちゅマメ。   

「・・・これで一安心でござる。 後は寝て朝を待つだけでござる。 盗んだパンツは拙者とマン次郎が1枚づつもらって、残り18枚は珍黒斎皇帝へのおみやげにするでござる。」

・・・キン次郎はそうつぶやくと、何事もなかったように宿直室に戻り、布団にもぐり込んだでちゅマメ。  マン次郎はなにも気がつかず、グーグー寝てたでちゅマメ。

・・・朝になったでちゅマメ。  突然、財前チン五郎がエンエン泣きながら、宿直室に飛び込んできたでちゅマメ。  チン五郎が言ったでちゅマメ。

「エーンエーン!! なぜかおいが下着泥棒の犯人にされたでモッコシ! もうこの病院にいられないでモッコシ! だから、これからポコチン王国に行くでモッコシ! エーンエーン!!」

・・・それを聞くとマン次郎は喜んで言ったでちゅマメ。

「おお、それは重畳至極にござる! 皇帝陛下もことのほかおヨロコビになられることでござる! 先生のお気が変らないうちにすぐ出発するでござる!」

・・・キン次郎は、内心「してやったり!」と思ったけど、トボケて言ったでちゅマメ。

「財前先生が高潔な御仁であること、我ら元より承知、下着泥棒は何かの間違いに相異ないでござる。 しかるに、かような噂が立ち、先生のご高名にもキズが付いた以上、一刻も早くこの地を離れ、我らが王国で末代までご威風をとどろかせることこそ必定でござる。」
   
・・・チン五郎は言ったでちゅマメ。

「ただ一つ心残りは、スナック・マンゲ鏡のすももちゃんでモッコシ! もうちょっとで落とせるでモッコシ! おいは今迄2年間通いつめて2千マン円使ったでモッコシ! 後ろ髪引かれる想いでモッコシ! でも引かれる後ろ髪ないでモッコシ! かなピーでモッコシ!」

・・・というワケで、財前チン五郎はポコチン王国に来てくれることになったでちゅマメ。  チン五郎は田虫之助の病気を治してくれるでちゅマメ?  田虫之助はチン五郎が来るまでガンバれるでちゅマメ?  「ラ行」の使い方がオカシイけど気にしないでちゅマメ。  世界では悲しんでる人が大勢いるのに、こんなモノをウレしそうに書いてる作者は不謹慎だけど、まだ『続く』でちゅマメ。