・・・焚き火で暖をとっていた先客の蓑虫オトコ二人は、馬の脚専門役者の滓珍太郎(かす・ちんたろう)と蕎麦打ち職人のイケ麺男、蕎麦打棒細太郎(そばうちぼう・ほそたろう)だったでちゅマメ。  実は二人も『ランジェリーバブ・おにゃんこクラブ』で風万固太郎にダマされた挙句、ゴム・サックにボコボコにされ、身ぐるみ剥がれ放り出されたでちゅマメ。  二宮キン次郎は、焼き芋と寒さよけのむしろをくれた二人のヤサしさに感じて、田虫之助の家臣に推挙することにしたでちゅマメ。  二人は大喜びして、田虫之助のために命がけで奉公することを誓ったでちゅマメ。 

・・・4人が焼き芋を食べながら雑談してると、滓珍太郎が言ったでちゅマメ。

「聞けば、『ランジェリーバブ・おにゃんこクラブ』は一大悪徳商法コンツェルン『まんまんグループ』による経営の由。 総帥『亀濃鬼馬鹿(かめの・おにばか)』は、次々と企業買収を重ね、今や、悪徳情報産業・悪徳出版業・悪徳金融業・悪徳建設業・悪徳医療機関・悪徳フーゾクなどなど、オマタ、じゃなくて、あまたの悪徳企業を傘下にもつ巨大産業の頂点に君臨してるようでござる。 今、世間を騒がせている、『生扉(ライブドア)』や『比喩卯座(ヒューザー)』もグループ内子会社でござる。」

・・・滓珍太郎は更に続けたでちゅマメ。

「『まんまんグループ』は万摺半島南部の広大な私有地、まんまんランドにそびえたつ、漏(もれ)ビル・一本毛ヒルズを拠点とし、総帥・亀濃鬼馬鹿は、弱い物をイジめ、民百姓を泣かせ、良民を食い物にする悪逆非道の輩でござる。 しかも、鬼馬鹿は睾丸流(こうがんりゅう)忍法の創始者で、ホモ、じゃなくて、おもだった弟子7名を『忍法まんまん七福神』と称し、それぞれ関連企業を任せているそうな。 七福神は皆かなりの使い手で、アヤしい術を操る由、風万固太郎もその一人でござる。 きゃつ等のチカラは強大で、万摺州政府軍も手が出せない有様、鬼馬鹿はそれをいことにヤリたい放題、まさに神をも恐れぬ所業とはこのことでござる。」

すると、蕎麦打棒細太郎も言ったでちゅマメ。

「亀濃鬼馬鹿は、田虫之助様に鬼が島を追われた、鬼金将軍の腹違いのセガレにござる。 されば、鬼馬鹿は密かに若殿に男根、じゃなくて、遺恨を抱き、ポコチン王国の併呑を目論み、強力な私設軍隊を造り上げ、虎視眈々、王国への攻撃を企んでいるとの噂にござる。」

・・・それを聞いた下心マン次郎は、二宮キン次郎に言ったでちゅマメ。

「おお!これは一大事でござる! かくなる上は一刻も早くこのコトを若殿にお知らせし、策を練るが肝要にござる!」

・・・それを聞いて、二宮キン次郎も言ったでちゅマメ。

「されば、我ら4名、早速、ポコチン王国に向かうとするでござる。」

・・・すると、蕎麦打棒細太郎が言ったでちゅマメ。

「チツは拙者のイトコに、まんまんグループ・美人広報と鬼馬鹿の美人秘書をしている、貧乳院うさぎ(ひにゅういん・うさぎ)と貧乳院くま(ひにゅういん・くま)なるギャル姉妹がいるでござる。 古今、戦はまず敵を知るが肝心、ここは是非両名を味方に引き入れ、情報収集にあたるが得策。 なれば拙者、今宵、両名の住まいに赴き、物干しのパンツを盗みがてら、我らが仲間になるよう口説き落とす算段にござる。」

・・・美人でギャルと聞いたマン次郎とキン次郎とは、大喜びで言ったでちゅマメ。

「それは上策! 今や王国の命運はご両所の肩にかかるところ。 されば首尾良い返事をポコチン、じゃなくて、首を長くして待つでござる!」

「拙者、白い巨塔・『ナニはデカい大学付属病院』看護婦寮で苦心の末パンツを盗みしも、風万固太郎にすべて取り上げられ、このままでは珍黒斎皇帝にも面目が立たぬ次第。 勝手な無心とは承知ながら、ここは是非、拙者と皇帝陛下にも1枚づつオネガイでござる!」

・・・すると、突然、かなたからクワを振り上げ、フガフガ言いながら、オジーちゃんが走ってきたでちゅマメ。  オジーちゃんは顔を真っ赤にして、めちゃくちゃイカってたでちゅマメ。  でも、歯がないので、何言ってるかよくワカラなかったでちゅマメ。  

「コニャ〜!! フガフガ! おりゃの畑で芋とむしろ盗んだにゃは、おミャーたちじゃにょ〜! フガフガ!!」

・・・このオジーちゃんは一体何者でちゅマメ?  美人ギャル姉妹は果して仲間になってくれるでちゅマメ?  何だかんだ言って、物語はマスマス佳境に入っていくでちゅマメ。  この先は作者にもワカラないでちゅマメ。  アホ作者ション出ノンは場も読めないけど結末も読めないとか言いながら、まだ悲しく『続く』でちゅマメ。