| 皆さんが掛かりつけの病院で診療が終わり、病院から薬を処方してもらって獣医師から「この薬でしばらく様子を見てみましょう」と言われたことはありませんか。この言葉には大きく分けて2つの意味があります。ひとつは、対症療法でいくつかの治療法を順次施そうという場合、二つめは、このお薬で一応の治療を施した後、自分自身の自然治癒力に頼る治療の場合のものです。 | ||||
| 病気の内容や傷の具合によっては直ぐに治ることもあるでしょう。しかし残念なことになかなか元気な状態に戻らないケースもあるわけです。こんなとき飼主さんは『薬が合わないのじゃないだろうか?本当に効いているのですか?』『処置が間違っているのではないか?』『他の病院に診てもらおうかしら』などと考えてしまうものです。 | ||||
| 治らない、治りが悪い場合は、ひとつは、対症治療で治療がその犬に合致していない、次は時間がかかる治療法である場合、三つ目はその犬が治りにくい体質であること、そして、最後に治療法が間違っている場合があげられます。兄弟であっても、育て方により、すべてのことが違ってきます。それも性格が違うのみならず、体重、体調さまざまに違ってきます。なぜ違いが出るかにつてはだれもがわかるはずです。 | ||||
| わたしたちは、やはり、どうしたら、病気になりにくい体質になるか、病気になっても早く治ってくれるようになるかと考えていただきたい。この考えはヒトについての考えと同じなのです。このことは、子宮ガンにならないから、避妊手術をするというのとはまったく違います。一方では生むようにできている犬に対して、ヒトのペットであるため、その自然の営みである交配生殖作用を経験させないままでいることで病気になりやすい。そのため避妊・去勢を施す。ということではなく、ヒトでも、犬でも、すべての生き物が持っている自然治癒力を強め、高めることがどんなに大切なことかをうったえたいのです。 | ||||
| ペットと一番長く接している飼主のあなたが、どうやって自分のペットの自然治癒力を引き出し、高めてあげられるか、免疫力をあげてあげるか、ということを出来るかを心掛け、治療効果を加速させるほうが建設的ではないでしょうか?さらにもっと良いのは、病気になったから病院に行くのではなく、日頃から生活環境を整えうまく自然治癒力が働くようにしておくことです。 | ||||
|
つまり日頃から、ペット・飼主・獣医師の三者で、予防医療を心掛け、健康を維持し、また病気をしたときには治療効果をあげ、早く快復させることが出来るように役割を分担できることを提案します。今の動物病院は外科重点の方針のところが多いのですが、当ドッグワールド動物病院は、自然治癒力を大切に考えており、できるだけ手術をしない方針で診療しています。 たとえば、その考えは、避妊、去勢、帝王切開についても少しずつ違っています。言い方を変えれば、本来の伴侶犬との対峙の仕方を考えているにほかないのです。 |
||||
| 伴侶犬としてのあなたのいぬは、あなたのことを心から信頼しているから、言葉が通じなくてもあなたの言葉や考え、思いをちゃんと理解し判断しています。それだけにあなたが、病気についてどう考えているか、あなたの犬に対して、ものすごい影響があります。本当は、ペットと伴侶犬とは違うのです。ここではそれについて詳しくは別の機会に譲るとして述べません。 | ||||
| ―飼主の不安が症状悪化の要因― | ||||
| あるアトピーの犬の例ですが、長いこと食事療法や、スキンケア、あらゆる内服薬や、多種に渡るサプリメントを試して、かなり長くお預かりしていた子がいました。“完治まであと一息”というところで、いつもなぜか悪化して退院と入院を繰り返していました。 | ||||
| 原因を調べてみると、驚くことに飼主さんの感情の起伏、行動や態度に対しての反応であることが判りました。 | ||||
| ちょっとした体調の変化でも見逃さず、『またこんなところに発赤が出来ている』、『耳を痒がっているみたい。折角治りかけてるんだから掻いちゃダメでしょ』、『足先を舐めちゃいけません』・・・・・ | ||||
| 『ダメ、ダメ、ダメ、ダメダメ・・・』一日中、身近なしかも信頼していた飼い主から言われ、観察されていたとしたらと思うと・・・・・。なるほど神経がいくら図太くても、一寸参ってしまうかもしれませんね。 | ||||
| 結局、飼主さんが極度の神経質だった訳で、飼主の不安症・過敏症が炎症悪化の原因に成っていたという訳です。よく観察して頂いていることには頭が下がります。今後の治療の参考になるので、僕ら臨床家には有りがたいのですが、過ぎるのはどんな事でも、どうも良くないみたいです。ペットの行動やちょっとした変化に慌て、イライラが確実にペットに伝染しています。つまり飼主のストレスが、ペットのストレスとなって、さらに症状が悪化して、なかなか完治しなかったのです。 | ||||
| 飼主さんのメンタルケアが、こんなにもペットの健康維持に重要な関係があるものだと考えさせられました。この症例においては、飼主さんに改めてペットとの付き合い方を理解していただくことで、今のところひどく悪化することは無く維持できています。 | ||||
|
ドッグワールド動物病院 |
||||
| 夏の疲れや、気温の急変に伴う下痢や咳が増えています。寒さの苦手な犬種(短毛種)や小鳥、小動物などは早めの暖房を心がけ、病気を予防しましょう。また季節の変り目で毛が多く抜け、猫やウサギ、フェレットで毛球症が増えてきます。ブラッシングで抜け毛を取って予防やスキンケアをしてあげましょう。 | ||||
| ---私たちの病院の考えかた--- | ||||
| 薬に頼らないで体質改善 | ||||
| ドッグワールドは、ペットたちと飼主さんが長いお付き合いをして頂くため体質改善のアドバイスをする集まりであり、病院です。 | ||||
|
最近、ペットの世界にもガンやアトピー性皮膚炎といった難治性疾患・生活習慣病などが激増しています。これらの病気は、原因が複雑に絡み合っているのですが、根本的には『体質』の問題が大きく関わっていると考えられます。たとえば、冬のインフルエンザに皆が感染するわけで無いように、病気というのは、病気側に引っ張ろうとする力「病原」と、健康を保とうとする体の力「抵抗力」との綱引きのようなものです。 |
||||
| つまり、抵抗力が負けてしまったとき病気になるのです。ですから、病原が在ったとしても、抵抗力がそれに負けないくらい強ければ健康でいられるのです。 | ||||
| 薬や手術などは、ほとんどが『病原』を弱めよう、取り除こうという治療です。逆に体質改善をして『抵抗力』を強める方法でも健康を取り戻すことは出来るのです。それと、体質改善で全てが解決するかというと、そういうものでない場合もあります。例えば、交通事故に遭ったとき、必死に体質改善するよりも病院で適切な処置を受けたほうが、いい事は誰が考えても明らかなことです。 | ||||
| ドッグワールドでは、『薬に頼らないで体質改善』をキャッチフレーズに、食事療法、酸性水、光療法(ライトセラピー)などを買主さんに実践して頂きながらペットの治療をして行きます。アメリカや、ヨーロッパでは、飼主さんが『愛する伴侶動物』の治療に積極的に参加しています。その体質改善のノウハウを皆様にアドバイスさせて頂いております。 |
||||
| 食事と健康 | ||||
| ドッグワールドの考え方 | ||||
| この地球上において、病院が存在するのはヒトとペットのためだけです。その他の動物は全て自らの自然治癒力だけで自分自身の身体を癒し治癒しています。 私たちの病院で診ているペットたちのなかに,ひどい皮膚病で“他の病院で難治とされた子”また“ずっと薬によるコントロールが必要”と宣言された子でも、体質改善を試み、自然治癒力を引き出してあげる治療の結果、経過に差はあるものの持ち前の治癒力でものの見事に改善していきます。皮膚の湿疹、それだけでなく、体臭が気にならなくなった。元気になり皮膚に張りが出てきた、毛艶が良くなった。落ち着きがでて、無駄吠えをしなくなった、強暴だったのがおとなしくなった等さまざまな効果が得られています。 |
||||
| もちろん『食事だけ』とか、『ヨーグルト』や『酸性水』だけで必ずしも全てが解決するわけではありません。でも、食事などの生活を見直し、定期的なシャンプー・酸性水(シャンプー療法・ローション療法)でスキンケアを心がけ、ペットの『自然治癒力』を高めていければ、健康になるだけでなく、病気になってしまった時、治療の効果、治癒速度を高めることができるはずです。 | ||||
| この一見頼りないように感じる治療法が実は非常に多くのペット達に効果的なので、『こんな自宅でもできる治療法もある』と、より多くの飼主の方々に知っていただくことが大切と考えています。 | ||||
| 症状が消えることと、治ることは全く違うことである。 | ||||
-----
症状の意味と排毒現象との関係 -----
|
||||
|
病人にとって症状は非常に不快なものであるかもしれませんが、それは『体の調子が壊れてしまいました』というサインだと思って下さい。痛かったり、痒かったり、だるかったりと辛い症状の場合もありますが、そのサインの認識を間違えると、治療指針が違ってきて返ってこじらせる事になります。何らかの症状が出たら『この症状は何を意味しているの』)と考えることが大切です。中国の医学に腸の調子が悪いと、「皮膚に症状が出てくる」という五行説があります。 |
||||
|
わかりやすい例を挙げるならば、“皆さんの中には、脂っこいものを食べた翌日にはニキビが出るといった経験をお持ちの方は無いでしょうか。”また、便秘などして便が排泄されないときは、化粧のノリが悪いとか、お肌のトラブルが出ていないでしょうか“ |
||||
| このように体内に溜まった不要なものを排泄しようという身体の働きを『排毒』といいます。排毒ルートは、汗・鼻水・涙・体臭。熱など、出るところ全てが経路となります。このことは動物にとっても同じことなのです。確かに飼主さんが来院された理由は皮膚の状態が悪いからであっても、皮膚のケアだけでは症状は改善されるかもしれませんが、根本的な問題が解決されていないので充分な治療とはいえないのです。もちろん根本的治療といっても、そうなった原因もあるのでそんなに簡単な問題ではありません。飼主さんとじっくり話をし、来院までの経緯を尋ねながら症状の意味と、体内で何が起きているのかご理解いただき排泄を促進できるように、体質改善に伴う自然治癒力が発揮する根本的な治療を考えています。 | ||||
| * 食事と自然治癒力の関係 | ||||
| ヒトも動物も生きていくためにエネルギーの摂取が必要な訳ですが、いずれも食事から摂取しています。ところが不適切な食事をとり続けると病気になることがあります。(ヒトにおいても生活習慣病や成人病といった病気が取り質されています)。充分なエネルギーや栄養が摂取できなかったり、エネルギーとして処理するのに負担がかかり過ぎたり、また腸内で異常発酵することが原因となる。 | ||||
|
* 病気を治すためには、 病状を軽減させる⇒体質改善する ⇒ 自然治癒力を高める ⇒ 治癒する |
||||
| この中で、核となってくる『体質改善する』には、身体に負担の少ない個々のケースに適切な食事を摂取することが必要不可欠です。現代の我々が生活していく上で、食生活の改善は病気の治療としては勿論病気の予防としても欠かすことが出来ません。ドッグワールドでは動物種、大きさ、体調や体質など状態に合わせて適切な食事のアドバイスをしております。 | ||||
食事による体質改善が進んでエネルギーが補給されれば、身体は自然と治ろうと動き出します。焦らず慌てず、しかし着実によくなって行きたいですね。 |
||||
| 治 療 | ||||
|
アレルギーのヒトが、完治することを求めて病院の門をたたくことはないはずです。今の状態を少しでも和らげることが出来ればと来院されていると思います。犬のアレルギーも同じなのです。 スギ花粉症のヒトが、花粉の飛散が少ないない地域に引っ越すと花粉症が起こらなくなるといいます。動物のアレルギーも同じでアレルギーの原因物質を排除してやることが重要なのです。しかし、常に原因物質が特定できるとは限りません。仮に原因物質が特定できたとしても必ずそれが排除できるとは限りません。従って、環境の管理と同時に様々な症状に応じた適切な治療が必要となってきます。 |
||||
|
―ドッグワールドの予防と治療の考えかたー |
||||
| @ 原因物質からの回避 | ||||
| 私たちの生活環境の中からアレルゲンを完全にコントロールすることは非常に難しく、また排除したからといってアレルギーが治るというものではありません。抗原からの回避は飼主さんが出来る治療法であり、投薬の期間や量を減らすために、その他の治療と同時に行うことが大切なのです。 | ||||
| A ノミ・ダニの駆除 | ||||
| ノミの唾液は抗原性が強く、ノミが吸血するとき体内に入り込み痒みの原因になります。ドッグワールドでは抗原の回避と同様に、ノミ・ダニといった外部寄生虫の駆除は大切な治療のひとつと考え、皮膚病治療はまずここから治療をはじめます。 | ||||
|
B ハウスダストマイト (ホコリの中で生活する小さなダニ) |
||||
| 最も原因物質になりやすいのがハウスダストマイトという小さなダニです。生活環境の中から出来るだけ少なくすることが重要です。ダニは高温多湿を好むので、夏のエアコンは湿度50%前後の環境に維持しましょう。床素材はフローリングが掃除しやすくダニを減らすためには有効と思われます。 | ||||
| 掃除機は出来るだけゆっくり丁寧に、カーテンや布団も専用ノズルを使用して行います。また布団には防ダニカバーなどを利用することをお勧めします。 | ||||
| C 花粉 | ||||
| 季節性アレルギーに診うけられる花粉が原因の場合、5〜10月はイネ科のカモガヤ、8〜10月にかけてはキク科のブタクサ等の花粉が飛散するため、季節性がある子はこの時期病状が悪化します。草の花粉に原因が疑われる場合はなるべく室内で生活するようにさせましょう。 | ||||
| D 食事 | ||||
| あらゆる食物がアレルギーの原因となりますが、食事からのアレルギーが疑われた場合はアレルギーの原因となる蛋白質を除いた処方食を食べさせるようにします。 | ||||
| 副食を中止し水と処方食のみを与え少なくても4週間経過を観察します。 | ||||
| E 必須脂肪酸(不飽和脂肪酸) | ||||
| γリノレン酸(GLA)は皮膚の健康維持に欠かせない脂肪酸です。主に肝臓でリノール酸をGLAへと変換しています。さらにジホモ-γ-リノレン酸、アラキドン酸へと代謝されさまざまな生理作用を示します。 ところが最近、リノール酸がスムーズにGLAに変換出来ないケースが増えています。これらの脂肪酸が不足すると、皮膚のバリア機能の異常や乾燥が起こりやすくなります。健康な皮膚を保ち、外部の刺激物から体を守るためにも“γリノレン酸”の摂取は重要といえます。 不飽和脂肪酸は痒みの原因となるプロスタグランジンやロイコトリエンの産生を抑制する作用があります。 皮膚のバリア機能が損なわれると、病原菌や刺激物質の侵入を防ぐことが出来ず、水分も失われ肌ががさつく、赤くなる、痒くなるなどいろいろなトラブルが起きてきます。 ドッグワールドではエイコサペンタエン酸やγリノレン酸が食品に添加された処方食や、食事に混ぜ込んでサプリメントとして最低でも2ヶ月直接食べさせて不足した脂肪酸を補うように指導しています。 |
||||
| F スキンケア | ||||
| 最も重要なのがシャンプーで、皮膚についたアレルゲンや唾液の除去、保湿、感染予防等の効果にかなり有効です。さまざまな目的で異なる成分のものが在りますので、症状に合わせて種類と回数を使い分けて使用していかなければいけません。 | ||||
| * 抗菌シャンプー ; 合併症を伴った表在性膿皮症の治療やニキビダニ等の感染がある場合の治療に用いる 週1〜2回ペースで洗浄する |
||||
| * 角質溶解シャンプー; フケ、汚れ、皮質を分解して除去する。毛を短くして週に2回以上洗浄する。落ち着いてきたら間隔を空けて洗うようにする |
||||
| * 保湿シャンプー ; 乾燥肌に水分を補給し、皮膚に対する過敏性を減少させる。 週1〜2回のペースで洗浄する |
||||
| G ローション療法 (酸性イオン整水スプレー) | ||||
| ドッグワールドオリジナルの保湿スプレーです。気軽に水道水から、酸性水の生成、残留塩素の除去、軟水化、制菌水の生成など数々の機能により整水された『水素イオン水』は、皮膚や皮毛にやさしく働くと共に、潤いを保ちかさついた皮膚の水分を補給し、PHバランスを整えます。皮膚表面から雑菌を除去して表皮バリアの回復を促進するので、炎症や皮膚の二次感染を予防するために使用しています。 | ||||
| H ライトセラピー(光療法) | ||||
| 本来医療機関で皮膚疾患や神経疾患のケアに使用されてきた“バイオプトロン”現在では美容外科やエステティックサロンでの美容効果が注目されています。4〜8分の照射で多くの効果をもたらし、生命維持の原動力である『免疫力』や『自然治癒力』を養う“美と健康の光”です 太陽光をいつもたっぷりと浴びて生活すると、免疫力は自然と高くなり自然治癒力も高まり、皮膚病になりにくい身体が維持できるのです。しかし現代は、温暖化やオゾン層の破壊、環境問題もあり、太陽にあたる時間は昔に比べ極端に少なくなり犬猫を含め人間も免疫力は衰えています。どんなに清潔な環境を必死に作っても、免疫力が低下していれば、皮膚病や、伝染病に感染してしまいます。そこで臨床的にもケガや傷の治療に実証されているライトセラピーが役立っています。 |
||||
| I 薬物療法 | ||||
| * 抗生物質 | ||||
| アトピーの動物では皮膚のバリア機構が働きにくくなるため、細菌感染症がよく見られます。 犬の皮膚に関する細菌については比較的よく研究されており、標準的な抗生物質療法で、よく反応します。 |
||||
| * 抗ヒスタミン薬 | ||||
| 軽症のアトピーでは単独で症状が改善することもありますが、一般的には他の薬剤と併用して使用することが多い。 ステロイド剤の投薬量や、投与期間を短くする目的で使う |
||||
| * ステロイド剤 | ||||
|
合併症のないアトピーはステロイド非常によく反応します。季節性がある症例などに用い症状のある間のみ、痒みのコントロールに使用したりします。しかし現在アトピーの治療にステロイドを単独で使用することはほとんど有りません。実際には抗ヒスタミン剤や、不飽和脂肪酸、食事療法などを併用して、スキンケアと共にライトセラピーを取り入れ、アレルゲンの回避などを検討していきます。 アトピーの治療は薬で無理に押さえ込むのではなく、生まれ持った体質としてうまくコントロールしていく1つの手段と考えています。 |
||||
|
―ステロイドの副作用― ステロイドの使用でもっとも問題になるのが副作用です。身体の抵抗力が低下し、慢性の膀胱炎などがある場合注意して使用する必要があります。また胃酸の分泌を促し、胃壁を保護している粘膜の分泌を減らす作用があるので、慢性の胃炎に対しても注意が必要です。 |
||||
| J 減感作療法 (当院では検討中のため未実施) | ||||
|
ステロイドが効かない、投与できないや抗原の回避が出来ない場合等あまりに症状がひどいとき実施する。ヒトにおいては喘息の治療で、ハウスダストの減感作療法に効果があがっています。犬のアトピーでも大学病院や、一部の専門病院においては実施されている所もありますが、まだ現時点では試行錯誤の段階です。 まず皮内テストで原因となっているアレルゲンを決定し、そのアレルゲンの種類に応じた減感作療法を行っていきます。最初の1ヶ月は頻繁にアレルゲンの注射を行い、その後は10日から1ヶ月おきに注射をしていきます。この治療法は頻繁に注射していかなければならないという面倒くささは有りますが、副作用の少ない非常に有効性の高い治療法なのです。効果の判定が、最初の3ヶ月で判るので、効果がない場合すぐに打ちきって、他の治療に移ります。 効果は犬で70%くらいです。ここでいう効果とは症状や痒みが半減した症例のもので、完全に痒みがなくなるわけではありません。また高齢のものより若齢のほうが、効果があるようです。アトピーがひどい症例において一度試してみる価値がある治療法だと思われます。 |
||||