
創業大正十年
高橋醤油株式会社
![]() 加西産しょうゆ復権へ 高橋醤油
2006/06/14
![]() 県外からの注文も多い高橋醤油のしょうゆ=加西市和泉町 かつて多くの製造会社があり、“しょうゆのまち”として知られた加西市。加西産しょうゆの復権へ「多くの人に知ってほしい」と新販路の開拓に力を入れているのが、「高橋醤油」(高橋利彰社長、加西市和泉町)。中国自動車道のサービスエリア(SA)での商品販売では、塩分が低く、まろやかな口当たりが好評で、県外の固定客も徐々に増加している。(末永陽子) 同社は、三代目の高橋社長(47)の祖父が一九二一(大正十)年に創業。家まで配達する直販方式を続け、現在は約千二百軒の顧客を持つという。 加西市内には一時、しょうゆ製造会社が二十社あったという。各社は、播州織の工場で働く女子従業員らを得意先に売り上げを伸ばした。しかし、食の洋風化やスーパーの安売り、大手企業の台頭で消費量が激減。現在は市内で四社に減った。 同社は七、八年ほど前から、新販路としてSA販売を開始。手作業が生み出す甘くまろやかな口当たりと、市販の商品より塩分が15%ほど低いことなどが人気を集め、今では市外の顧客が三割を占めるまでになった。今年の大型連休では、約三百本を売り上げた。 SA販売では約三割がトラック運転手やバスガイドらの固定客。ほかのお土産品とは違い、定番商品だけに、リピーターがつきやすいという。 SA販売は商品にかかるマージンが高く、価格も同額に設定しているため、直接、大きな売り上げにはつながらない。しかし、鳥取や山口県などから発注が来るなど、徐々に顧客が増えている。 四年前からは、SAで販売する商品の各瓶に、「加西市和泉町の蔵元直送」と記したタグを付け、“加西産”を強調している。「地元に愛されてきた味を守っていきたい」と高橋社長は話している。高橋醤油TEL0790・45・0003 Copyright(C) The Kobe Shimbun All Rights Reserved |

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