1972年5月生まれ 男性
 ヒプノセラピスト(日本催眠療法協会認定セラピスト・日本催眠臨床学会会員) 
 理学療法士
 介護支援専門員
 福祉用具専門相談員
 
 
ヒプノセラピーを学ぶきっかけ
 
 理学療法士として病院に勤務しています。理学療法はリハビリテーションの一部で、脳梗塞や骨折などにより身体に障害を負われた方に対して、運動や電気治療などの物理療法などを用いて、立ち上がりや歩行等の基本動作能力の回復をはかります。臨床では様々な技術や手技・考え方を用いて治療しています。治療のための手技や技術は研修会や学会に参加していろいろ勉強してきましたが、ある時ふと気がつきました。それは患者さんの気持ちの持ち方(意欲がある・気力がある・頑張ろう・早く治して家に帰ろうなど)一つで回復に差が出るということです。もちろん障害の程度により回復過程に差が出ますが、同程度の障害の場合は明らかに気持ちの問題が回復の差となって現れてきます。理学療法士がいかにすばらしい技術をもって訓練したとしても、患者さん自身が治りたい・治して家に帰りたいなどという気持ちがないと、なかなかいい結果が出ません。逆になんとしても早く治して家に帰りたいという気持ちのある人は、訓練にも積極的になり、良い結果が出ることも多く経験してきました。また、私たちセラピストの何気ない言葉一つが、患者さんの意欲を高めたり、傷つけたりすることも経験してきました。このような経験から、心と身体はつながっており、関係が深いということがわかりました。そして、精神・心理的なアプローチの必要性を感じるようになりました。
 
なぜヒプノセラピー(催眠療法)なのか?
 
 私は整形外科疾患の理学療法を中心に行ってきました。整形外科疾患もいろいろありますが、問題の多くは「痛み」です。腰痛(椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・分離症・変形性腰椎症など)、頚部痛(頚椎椎間板ヘルニア・むち打ち症・肩こりなど)、いわゆる五十肩、変形性膝関節症、変形性股関節症などは関節の動きが悪いとか力が弱くなったなどという症状もありますが、大抵「痛みがひどくなった」「痛みが引かない」という理由で病院に来る人が多いようです。このように「痛み」は人間にとってとても不快な感覚です。そして、理学療法でとれる痛みもあれば、理学療法では取りきれない痛みもあります。長い間、この理学療法では取りきれない痛みについて、原因と治療法をずっと考えていましたが、理学療法以外にどのようなことを勉強すればいいのかがわからずにいました。ある時、テレビ番組で催眠を用い、麻酔なしで手術をするという番組を見たのをふと思い出し、催眠なら感覚を操作することにより疼痛をコントロールすることも可能で、且つ精神・心理的アプローチも勉強できると思い、催眠療法の勉強を始めました。
 催眠療法はHPSカウンセリングアカデミーで約9ヶ月間勉強しました。
 
ヒプノセラピーを学んでよかったこと
 
 ヒプノセラピーは私の期待以上にいろいろな場面で使えることがわかりました。理学療法では改善できない痛みの治療や、心理的問題に対するカウンセリングはもちろんのこと、性格や癖の改善、ダイエット、疼痛コントロール、スポーツ、その他にも多くのことに活用できます。また、自分の気持ちの持ち方一つで、幸せにも不幸せにもなるということもヒプノセラピーを勉強してわかったことです。 
 そして、セッションをしてクライアントの表情がどんどん明るく変わっていくのを見ていると、ヒプノセラピーを学んでほんとに良かったと思えます。
 
これからの課題
 
 より多くの方に元気になってもらうため、様々な問題・症状に対処できるようにしていきたいと思います。また現在の仕事(理学療法)に、ヒプノセラピーをどのように生かしていけるかが今後の課題です。