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ストレスとは対人関係や仕事上のノルマなどによる心理的な刺激、騒音や温度などのような物理的な刺激などによって、イライラや不安、抑うつなどになったり、身体に影響を及ぼす反応のことをいいます。
心身両面にストレスを引き起こす要因のことをストレッサー〈ストレス刺激)といいます。ストレッサーの種類には大きく5つに分類できます。 |
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上記のようにストレッサーは日常生活の中にあふれています。厚生労働省の調査によると、普段の生活でストレスを感じている人は、男性で76.9%、女性で84.2%にものぼっています(平成14年国民栄養調査結果による)。これだけの多くの人がストレスを感じているといっていますが、それ以外の人はストレスを感じていないのでしょうか?ここにストレス刺激が何もない(いわゆるストレスがなにもない)部屋で過ごす実験をした面白いデータがあります。それによると、体温調節機能は低下し、暗示にかかりやすくなり、挙句の果てには幻覚・妄想まで起こってしまったということです。
このことから、心と体のバランスを保つには、適度なストレスは必ず必要であり、ストレスがまったくない状況というのも心身にとっては良くないのです。ストレッサーは現代社会で生活していれば必ずあります。問題になるのは、ストレスが長期にわたって続く場合や、ストレッサーの量が多すぎて対処できない場合です。 対処できないストレスが続くと、血圧が上がったり、風邪をひきやすくなったり、頭痛がしたり、女性の場合は月経が止まってしまうこともあります。ストレスは心ばかりでなく体調の悪化にも大きく影響します。ストレス刺激により出てくる精神・心理的反応や身体的反応のことをストレス反応と言います。そして、ストレス刺激によって身体に何らかの症状が出てくるものを心身症といいます。最近では、腰痛や頚部痛、筋肉の痛み、シビレなどの多くは、心身症の一部であるという考え方も出てきています。
人間の体は、神経系、内分泌系、免疫系という3つのシステムが互いに連携を取り合うことによって健康が保たれている。しかし、外部からストレス刺激が加わりこれらに乱れが生じると、いろいろな症状を引き起こします。
例えば自律神経がストレス刺激に反応し正常に働かなくなると、心拍数や血圧を上げます。内分泌系にストレス刺激が加わり正常に働かなくなると、女性ホルモンの分泌に乱れが生じ、月経周期に異常が現れます。また、免疫機能がストレス刺激に反応し正常に働かなくなると、風邪や食中毒の感染症にかかりやすくなったり、アレルギーや癌などの病気を引き起こす引き金にもなりかねません。
過剰なストレス刺激がもたらす健康問題を以下に示します。 これらを治すには原因となっているストレスを取り除くことが必要不可欠となります。 |
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では、このような症状が出た場合、どう対処したらよいのでしょう?まず、一つ知っておかなくてはいけないことは、ストレッサーの量が多いほどストレス症状が強く出るわけではないということです。逆に、ストレッサーの量が少なくても症状として強く出る人もいます。同じストレッサーを受けたとしても各個人によって捉え方も違えば、ストレスの感じ方も違ってきます。例えば、誰かに怒られた場合、ある人は凄く落ち込むかもしれないが、怒られてもケロッとしている人もいます。この違いはいったい何なのでしょうか?
これはストレッサーに対する認知・対処の違いが関係しています。
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| ストレッサーとストレス反応の関係 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ※ 認知や対処の方法は、各個人の性格や信念、ライフスタイルにより変化します | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 〈 具 体 例 〉 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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取り返しのつかない失敗をした。 私は完璧でなければならない。 |
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人間は完璧ではない。 失敗は誰にもあること。 失敗しない人などいない。 |
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体が重く不安、頭痛がする。 会社に行きたくない。 |
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| 明日からまた頑張ろう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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上記の具体例では、認知レベルの段階でどう考えどう対処するかによって、その後のストレス反応の出方が変わってくるということが理解できます。カウンセリングではこの認知・評価・対処の思考過程を合理的に行えるようにアドバイスしていきます。
また、頭ではわかっていても思うように症状が改善しない場合は、催眠療法により、潜在意識へ直接アプローチしていくことで高い効果が期待できます。
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