最近、メディアなどで話題になっているベイエリアチヌゲーム。
パイル釣りとも呼ばれる釣り方で沖堤やテトラなどからの前打ち、落とし込みの釣り方で
岸から攻略不可能な場所をボートで攻める釣り方。
当然、魚はほとんどスレていない為に爆発的な釣果に恵まれる事が多い。
船長自身はこの釣りをはじめたのが約6年ほど前。
はじめての挑戦で確か13枚ほどの釣果だったと記憶しています。
当時はそういう釣りがあるらしいと聞いていましたがどんな釣りかはよく判らず
とりあえず安物の竿とリールを買い込み早速、実釣。
落とし込みや前打ちなど経験ゼロの状態で始め、アタリも判らずに巻かれて
切られる事切られる事・・・
それでも13枚の釣果に恵まれ、この釣りにハマりました。
ベイエリアチヌゲームのタックルについて。
この釣りではクロダイを掛ける事よりも掛けた後の方が難しいんです。
ポイントの大半が桟橋などの柱になりますが、この柱に巻かれて切られる
事が実に多い。よってやり取りは強引過ぎるほどのガチンコ勝負です。
それを可能にするタックルは自然とヘビーになり糸も太くなります。
通常のレンタルタックルには道糸ナイロン3号・ハリスフロロカーボン2.5号と
だいぶ太仕掛けです。でも、これでも取れないクロダイが結構あります。
柱に巻かれると糸の太さはあまり関係ないかも知れませんが
ドラグフルロックでクロダイを柱から引きずりだすにはこれぐらいないと少々不安です。
竿の方もかなり固めの方がいいと思います。
落とし込み竿でスリット用などと謳われているものが良いと思います。
イメージとして年無しクラスをフッキングで頭をこちらに向けれるような竿
アワセを入れたときにクロダイの頭が柱を向いているか、こちらを向いているかで
取れる率はかなり変わってきますからね。
レンタルタックルは予算の都合上、量販店の安物ですが
仕掛けに工夫をしてますので巻かれて切られる率はだいぶ減りました。
船長もプライベートではレンタルタックルで釣っています。
竿の長さは3.6m〜4.5mぐらいまでがベストです。
長すぎるとアワセを入れた時に桟橋などにぶつけて穂先を折ることがよくあります。
レンタルタックルは3.9m〜4.5mのズームタイプです。
ラインは主に3種類のラインが発売されていますが
PE・ナイロン・フロロカーボンそれぞれに長所・短所があり
伸縮率・比重・色(マーカーなど入った見やすい物)・屈折率・根ズレ強度・感度など
特徴を生かした選定が必要になってきます。
悪い例では船長のプライベート釣行であまりにも切られる事が多かったので
熱くなりフロロカーボンの3.5号通しを試した事がありますが
このときはアワセを入れるとハリが伸び、まともな釣果を得ることができませんでした。
この時はタックルバランスが狂い、負担がハリにかかりすぎたのが原因です。
竿の硬さとハリの強度に合わせラインを選びバランスを取ってください。
もちろん強度重視で!
レンタルタックル
竿・3.9m〜4.5mのズームタイプ(少し柔らかめ)
ライン・ナイロン3号(白色)
仕掛け・船長自作の目印2.5m
ハリス・フロロカーボン2.5号
ハリ・貝用4号メインにグレ針なども使います。
実釣
仕掛け投入→落とし込む→アタリを取る→アワセ→柱から離す→タモ入れ
こんな感じで釣りをするのですが各パートごとに船長の経験を元に説明しますので
参考にしてください。
仕掛け投入・・・クロダイは柱に付着している貝類や、甲殻類を食べています
よって、仕掛けは柱や壁にぎりぎりに投入。離れたところに投入
すると、アタリがだいぶ減ります。
落とし込む・・・・柱には垂直なものもあれば斜めのものもあります。壁にも下がえぐれ
ていたりと様々です。これに潮の流れが加わり案外まっすぐ落ちていかない
ものです。この潮の流れを利用して奥に送り込んだりする事も有効です。
ただ落とし込むだけではなくラインをはったりしながら工夫する事が大事です。
アタリを取る・・・普段、前打ち・落とし込みをしている方なら大丈夫だと思いますがクロダイ
初心者の方は最初、なかなか判りづらく苦労される事が多いです。
アタリは様々で目印の変化で見分けるのですが、一定スピードで落ち込む
目印が急に早くなったり止まったりします。このときに気をつけるのが波です。
波の波長で多少のスピード変化が起こりますので間違えないように気をつけて
ください。急に目印が早く沈んだりするアタリはすぐに判るのですが、初心者に
判りづらいのが止まるアタリです。 目印が止まるには2つの原因があります。
クロダイがエサを食べているときと柱や壁にエサが引っかかったとき。
目印が止まった場合は、ゆっくりとラインを持ち上げ聞いてみます。クロダイの
アタリだと何かの反応がありますのでその時はアワセをしっかり入れます。
引っ掛かっているだけなら、ちょっとだけ持ち上げてまた落とし込む。
仕掛けを落とし込んだ後に回収する時、知らないうちに食っている事の多々
あります。目印に出ないアタリですね。これは船長にもアタリが取れません。
対処法は仕掛けを回収する時に必ず聞いてから回収する事。
聞かずに回収する時、クロダイが掛かっているとなかなかアワセを入れれずに
バレる事が多いです。逃げた魚は大きいですよ!
アワセ・・・・・・・クロダイのアタリだと判ったら思いっきりアワセましょう。
先にも書きましたがアワセを入れて魚の頭をこちら側に向けるようなイメージ
です。この瞬間で主導権が釣り人かクロダイかに分かれます。
柱から離す・・・ここが正念場です。柱に付着している貝類は刃物のようなものです。
巻かれないようにガチンコ勝負で行きましょう。スプールを指で押さえ
ラインは出さずに竿を立てすぎず竿の胴の部分でタメてください。
立てすぎると竿が折れます。船長が船を柱から離してアシストします。
大きいクロダイだと穂先が海中に突き刺さり、ラインが「ギューン」と悲鳴をあげ
ます。緊張の一瞬です。
病み付きになる事、間違いなし!
タモ入れ・・・・・ここまで来るとだいぶ安心です。でも、気を抜かずクロダイの引きを堪能してく
ださい。ラインを出してもかまいません。クロダイを十分に弱らせてください。
タモに入った瞬間、あなたの勝利です。