・チーム成績による価値の配分 ― チームの獲得価値(勝敗)を金銭に換算する。まずは、考え方から。
ひとつの試合においては 勝利チーム ・・・ 勝利という高い価値を獲得
敗北チーム ・・・ 試合という戦いを造りだした価値を獲得
| 試合の 価値 |
甲チーム
対
乙チーム
| 甲 |
| 乙 |
甲
が
勝
ち
の
場
合
試合の価値を、勝者と敗者で分け合う
勝利の価値 > 敗北の価値
年間(ペナントレース)で、ひとつのチームが獲得する価値
年間勝利数 × 一試合の勝利の価値 = 年間の勝利の価値
〃 敗北数 × 〃 敗北の価値 = 〃 敗北の価値
合計が チームの「年間獲得価値」
↓
⇒
この考え方を金額に換算する
||
チーム成績による報酬配分
| ペナントレース 「勝敗取り合い」 設定総金額 |
⇒
⇒
⇒
・
・ [ 全球団同一方式 ]
勝利の価値 4
・ ・ ・・ を推奨する
敗北の価値 1
| 球団 |
| 勝利試合 獲得金額 |
球団から選手への報酬配分(金額)は
| 敗北試合 獲得金額 |
・チーム報酬金額の計算 ― 一試合の価値は二千万円 を推奨
勝利 : 敗北は 4 : 1 〃
(「本文・第四回」第三章 131〜147 ページを参照して下さい)
・ペナントレースの価値体系 ― 基本的に「全試合同価値」
ひとつの試合は、最終的な順位を争うためのもの
最終的な順位 > ひとつの試合
順位確定後の試合の価値は、確定前よりも低くなる(消化試合の価値は低い)
ペナントレース = ペナントの獲得を目指して戦う、チーム同士のレース
順位の中でも、優勝は特に価値が高い(単なる一位よりも、高い価値を認める)
金銭に換算した場合 価値 = 金額 であるべき
消化試合の価値の差(上位チーム対下位チーム)は、設定を上位に合わせる
基本的な試合の価値 − 消化試合の価値
↓
優勝チームの「優勝確定までの勝ち試合」へ上乗せ(むしり取り計算)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
。全試合同価値 → 自然に上限設定
。[ 勝利チーム獲得金額 > 敗北チーム獲得金額 ] + むしり取り計算
↓
勝てば勝つほど、チームに金が入る(選手へは、チームから試合毎の活躍度による)
(金額の計算は、本文・第五回を参照願います)
『補足』 ・・・ 「実力主義・能力主義」と「実績主義・成果主義」について
またまた話がすっ飛んでしまうようだが、「実力主義」とか「成果主義」について考えて、野球に当てはめてみたい。
【実力】 実際の力量・腕前 【能力】 仕事などをなしうる力や働き
【実績】 実際の成績・功績。とくにこれまでの仕事における成績 【成果】 できあがった結果
[ いずれも 旺文社・国語辞典より要約
]
野球の場合、何で評価するのが最も良いだろう?
ここまでの私の考え方では、チームの実績・成果を主にしている。もっと良い方法があるだろうか? より野球の本質に沿うような。
現行の年棒方式では、
[ (実力・能力+アルファ)の期待値 ] + [ 実績・成果 ] ・・・ いずれも「個人記録」中心 + チームの成績 など
だと言えるのではなかろうか。これは、野球本来の姿に沿っているだろうか? 野球本来の姿・あり方に沿って、評価の方法を求
めて行くなら、必ず
チーム単位で「勝敗によって」金額を取り合い、その中から選手へ活躍度に応じて配分する
事になると思うのだが、どうだろう?
野球の場合は、実力・能力に応じて攻撃・守備の配置をし、実績・成果に応じて金銭を配分するべきではなかろうか。現状では、配
置の方は昔から十分に出来ていると思われるが、金銭の配分が実績・成果に応じていないと考えられる。原因は、正当な評価の
方法そのものの不在である、と私は考える。誰が悪いとかどうとか、諸悪の根源がどこかに居るとか、そういう話では無い。現実は
そういう話であるのかもしれないが・・・
これに対して、世間一般の仕事の評価の方法はどうだろうか。「成果主義」に対する非難が沸き起こっていたことがあったように思
うが、それは成果主義に対する誤解、もしくは「成果主義という名の評価方法」が単に仕事の本筋からずれている、ためではないか
と思う。そういう単純な話ではないのかもしれない。だが、例えば営業の世界では、昔々からどこでも「成果主義」だったのではない
のだろうか? その場合、「評価の方法」が事の本筋からずれていれば非難されるだろうが、ずれていなければ問題は少ないので
はなかろうか。
なんでもかんでも一緒くたにして、かつ野球を通して「野球がそうだから他の事も」というように物事を見るのは、アホの極みかもしれ
ないが、本音を言うなら「野球狂のたわ言と笑わば笑え」である。もっとよくわかっている方々、ひらにご容赦を。