油圧の基礎技術 パスカルの原理 
本文へジャンプ 2005年8月1日 更新 
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1623 - 1662年 フランスの数学者、物理学者
           
  「真空論」、「流体論」の研究を行った人
 
  パスカルの原理

密閉された容器の中に液体を入れ、ピストンの上面にW(Kg)
 の重さの物体を置いた時、ピストンの下面及び容器の壁面
 底面には等しくPという圧力が発生する。
 
 液体は圧縮されても体積自体は減らないので、圧縮力を受
 けた時その力に反発するだけの反力を発生し、この反力の
 事を圧力と呼ぶ

 パスカルの発見したこの理論により、油圧ジャッキ、アクチ
 ュエーター、油圧フォーク・リフトなど多くの分野で応用され
 ている。

 本図における圧力 Pは下記の式によってあらわされる。

    P = W / A (Kg/Cm2)   A : ピストンの断面積
 
 

 
 パスカルの原理を利用すると、ゴジラも容易に持ち上げる
 事ができるようになる。

 体重1000Kgの重さのゴジラが断面積Bのピストンの上に
 載り、Pの圧力で浮いているとする、この時の圧力Pは
 (1000 / B) である。

 同じPという圧力が断面積Aの容器側に伝えられ、このA
 の断面積がBの1/2とした場合Pは一定である為、ゴジラ
 を押し上げる力は500Kgの力があればよいという事になる。

 (例) B = 100 Cm2 の場合、圧力Pは(1000/100) =
     10 (Kg/Cm2)
     A = 10 Cm2  とすると、 F = A * P であるので 100
     Kg以上の力で押せばゴジラは持ち上がる事となる。

 逆の見方をすれば、小さな断面積の油圧ジャッキで重た
 い物を持ち上げたい場合は伝達する相手側に断面積の
 大きな油圧ピストンを用意すればよいと云う事になる