格・意味役割の研究に関する主な参考文献
1950年
小山敦子 1954 目的格表示に於ける「を」の機能と表現価値
--源氏物語とその行先作品を素材として--、『国語学』19
小山敦子 1958 頻度から見た目的格表示の「を」の機能と表現価値
--源氏物語とその先行作品を資料として--、『国語学』33
1960年
北原保雄 1969 展叙と統叙との関係 -主格の絶対的優位-、『国語学』78
1970年
村木新次郎 1974 動詞の格支配と動詞文の基底構造、『国語学』98
仁田義雄 1974 日本語結合価文法序説―動詞文シンタクスの一つのモデル―、『国語学』98
田中春美 1974 フィルモアの格理論、『月刊 言語』5月号
川本茂雄 1974 アンダーソンの「格の文法」、『月刊 言語』5月号
チャールルズ・J・フィルモア著・田中春美・船城道雄共訳 1975 『格文法の原理』三省堂
小矢野哲夫 1977 起点格と『から』、『国語学研究』16集、東北大学『国語学研究』刊行
会
船城道雄 1977 格文法とチョムスキー、『月刊 言語』3月号
小矢野哲夫 1979 形容詞文の格――特に『ニ格』をとるものについて、『格表現の対照研究――日本語教育のために』(大阪外国語大学留学生別科)
1980年
小矢野哲夫 1980 『に格』をとる形容詞文について、『日本語・日本文化』9、大阪外国語大学留学生別科
山本清隆 1983 複合動詞における格の問題、『国語学』132
千野栄一 1984 格談義、『月刊 言語』3月号
小泉 保 1984 格の本質、『月刊 言語』3月号
橋本萬太郎 1984 格表現の諸タイプ、『月刊 言語』3月号
柴谷方良 1984 格と文法関係、『月刊 言語』3月号
角田太作 1984 能格と対格、『月刊 言語』3月号
北原保雄 1984 日本語における格、『月刊 言語』3月号
小矢野哲夫 1985 形容詞のとる格、『日本語学』第4巻第3号(特集:形容詞・形容動詞)、明治書院
武市真弘 1987 格助詞「と」の一二の用例について―祝詞の構文をめぐって、『山口女子大国文』8
森山卓郎 1988 『日本語動詞述語文の研究』明治書院
小矢野哲夫 1989 名詞と格、『講座日本語と日本語教育・第4巻・日本語の文法・文体(上)』、明治書院
1990年
樋上勲 1991 意味役割と文法関係、『大阪明浄女子短期大学紀要』6
脇田里子 1991 受動文における構造格のCase Marking
について、『日本語・日本文化研究』1、大阪外国語大学日本語学科
鶴橋俊宏 1992 松下文法に於ける「動詞の一般格」について、『日本文化研究』4、静岡県立大学短期大学部
仁田義雄 1992 水を沸かす」と「湯を沸かす」と「風呂を沸かす」<動詞の格支配と名詞の意味特性>、『月刊 言語』6月号
三井正孝 1993 ニツイテ格の意味、『静岡英和女学院短期大学紀要』25
大島中正 1993 動詞述語文における場所名詞のニ格とデ格、『同志社女子大学学術研究年報』44-4
池上嘉彦 1993 〈移動〉のスキーマと〈行為〉のスキーマ―日本語の「ヲ格+移動動詞」構造の類型論的考察、『東京大学教養学部外国語科研究紀要』41-3
仁田義雄 1993 日本語の格を求めて、『日本語の格をめぐって』くろしお出版
山梨正明 1993 格の複合スキーマモデル―格解釈のゆらぎと認知のメカニズム、『日本語の格をめぐって』くろしお出版
松村一登 1993 「格」と認識、『月刊 言語』10月号
楠本徹也 1993 働きかけのモダリティーによるガ格句の焦点化現象、『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』19
三池誠司・住田一男 1994 文の意味役割解析に基づく全文検索、『情報処理学会研究報告.
情報学基礎研究会報告』94(76)
佐藤雄一 1994 文の種類と「が格」の性質、『語文論叢』22、千葉大学
清水由美子 1994 格助詞を受けた形で述語に係る形容詞連用形、『日本文学』82、東京女子大学
中村裕昭・橋本喜代太 1994 使役および間接受動文における補文動詞の他動性と名詞句の格照合の関係について、『言語学研究』13、京都大学
金河 守 1994 日本語の形式名詞「こと」の機能―目的格の名詞句に出現する形容名詞「こと」を中心に、『言語学論叢』13、筑波大学
青木伶子 1994 格助詞の範囲―「目標格」をめぐって、『成蹊人文研究』2
スパルジョ、ジョジョック 1994 日本語における動作動詞節の格構造の考察、『名古屋大学国語国文学』75
小泉 保 1994 Xバー理論と格理論の欠陥、『月刊 言語』11月号
仁田義雄 1995 格のゆらぎ、『月刊 言語』11月号
三井正孝 1995 現代日本語に於けるヲモッテ格の意味、『静岡英和女学院短期大学紀要』27
小野正樹 1995 「を格」をめぐる〈全体・部分〉の状況認識、『筑波応用言語学研究』2
山崎康弘 1995 間投助詞「を」から格助詞「を」へ―日本古語と沖縄古語の比較を中心に、『日本文学誌要』51、法政大学
佐藤滋・加藤弘 1995 日本語における格役割の動的付与過程、『東北大学留学生センター紀要』2
小矢野哲夫 1995 格くずれ―ひとえ文とあわせ文とのあいだ―、仁田義雄編『複文の研究(上)』くろしお出版
渡辺ゆかり 1995 命令を表す動詞の選択するヲ格補文と「の」、「こと」、『ことばの科学』7、名古屋大学言語文化部
阿部 忍 1996 二重ヲ格制約と日本語の使役構文、『日本学報』15、大阪大学
岡田幸彦 1996 「〜で」格における動詞との結合に基づく現代日本語の名詞分類の試み 動作の手段を表す場合と場所・空間を表す場合、『拓殖大学日本語紀要』6
小林幸江 1996 「同格」をめぐって、『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』22
安 平鎬 1996 自動詞文における格の代換について―「発生」と「移動変化」をめぐって、「あふれる」を中心に、『日本語と日本文学』23、筑波大学
渡辺ゆかり 1996 ヲ格補文標識「の」、「こと」の使い分け―仮説設定のプロセスとその意義、『三重大学日本語学文学』7
池田幸恵 1996 宣命の「を」格表示、『待兼山論叢』30、大阪大学
浅山佳郎 1996 目的格名詞句の主題化、『神奈川大学人文学研究所報』29
福島直恭 1996 談話における自動詞と他動詞の現われ方に関する一考察―有対動詞の顕現する格成分及び活用の種類について、『国語国文論集』25、学習院女子短期大学
和田 学 1996 「の」の格理論による分析の問題点、『九大言語学研究室報告』17
宇都宮裕章 1996 ヲ格補語に対する動詞の性質、『共立国際文化』9、共立女子大学
梅原恭則 1996 連体修飾語における「の」による主格表示、『国文学 言語と文芸』113、国文学言語と文芸の会
三宅知宏 1996 日本語の移動動詞の対格標示について、『言語研究』110、日本言語学会
藤田保幸 1997 引用構文と「格」の論、『滋賀大国文』35
菅井三実 1997 格助詞「で」の意味特性に関する一考察、『名古屋大学文学部研究論集』127
白井 純 1997 キリシタン文献における「に」格と「へ」格―待遇表現の標識について、『国語国文研究』106、北海道大学
佐藤響子 1997 ニ格名詞句をとる心理動詞、『
杉本妙子 1997 格助詞「を」をめぐる誤用―分類と分析、『茨城大学人文学部紀要 コミュニケーション学科論集』1
橋本美喜男 1997 日本語における「を」格の意味特性について―英語の直接目的語との比較を通して、『大分大学教育学部研究紀要』19-1
西岡いずみ 1997 連体修飾節におけるノ格主語、『九大言語学研究室報告』18
阿部二郎 1997 ヲ格名詞句と共起する引用の「〜ト」―[〜ト〜ヲ]型引用文、『筑波応用言語学研究』4
木村睦子 1997 『日本語における表層格と深層格の対応関係』『国語研報113』
坂口頼孝 1998 対格に立つハとヲの使い分け、『宇部国文研究29』、宇部短期大学
鍵本有理 1998 詠嘆表現における主格表示、『国文学』77、関西大学
杉本妙子 1998 対象を表す格助詞「を」も「に」もとる動詞小考―日本語学習者の誤用を手がかりにして、『佐賀大国文』26
宇都宮裕章 1998 ヲ格の境界性―「範囲」を定める格としての認定、『静岡大学教育学部研究報告 人文・社会科学篇』48
田中 寛 1998 「を」格と「に」格の交替性について、『語学教育研究論叢15』、大東文化大学
矢沢真人 1998 「へ」格と場所「に」格―明治期の「へ」格の使用頻度を中心に、『文芸言語研究 言語篇』34、筑波大学
菅井三実 1998 対格のスキーマ的分析とネットワーク化、『名古屋大学文学部研究論集 文学』44
伊東朱美 1998 〈研究ノート〉意味役割と照応、『大阪大学言語文化学』7
ホウダ、マーチン 1998 格の表現方法をめぐって、『国文学 解釈と鑑賞』63-1、至文堂
方 懋 1998 日本語の格と格助詞について、『日本文化研究』10、静岡県立大学短期大学部
石神照雄 1998 呼格と指示―感動喚体の構造捕遺、『人文科学論集 文化コミュニケーション学科編』32、信州大学人文学部
岡田幸彦 1998 現代日本語の空間移動を表す動詞の語彙的意味の性格―移動のどの部分に重点が置かれるかに基づいて、『東京外国語大学日本研究教育年報』2
石神照雄 1999 文に於ける呼格と述格、『人文科学論集 文科コミュニケーション学科編』33、信州大学人文学部
小池清治 1999 「鳥がペットだ。」の「が」は格助詞か。格助詞の「が」とは別に係助詞としての「が」あるという説、『十文字学園女子短期大学研究紀要』30
菅井三実 1999 日本語における空間の対格標示について、『名古屋大学文学部研究論集 文学』45
伊土耕平 1999 古代日本語動詞の意味的タイプとヲ格標示との関係、『奈良大学情報処理センター年報』10
井上次夫 1999 身体部位を含む慣用表現にみる格関係、『奈良教育大学国文 研究と教育』22
渡辺ゆかり 1999 ヲ格補文の「敍実性」と「の」、『広島女学院大学日本文学』9
石綿敏雄 1999 『現代言語理論と格』ひつじ書房
佐藤 豊 1999 成人学習者による日本語の助詞習得を促すもの―文法機能か意味役割か、『ICU日本語教育研究センター紀要』8
松田謙次郎 1999 10代の文法と言語変異―東京語格助詞「を」ゼロマーク化データから、『トークス』2、神戸松蔭言語科学研究所
2000年
益岡隆志 2000 『日本語文法の諸相』くろしお出版
天野みどり 2000 焦点と主格補語の関係―談話資料による補語顕現率・焦点句形式調査から―、『日本語と日本文学』30、筑波大学
杉本 武 2000 無助詞格のタイプについて、『文芸言語研究 言語篇』38、筑波大学
小林茂之 2000 ニ格名詞句とヲ格名詞句の語順の要因について―新聞記事全文コーパスに基づく一分析―、『都留文科大学研究紀要』52
小林茂之 2000 中世における主格助詞表出の一変化について、『国語と国文学』77-12、東京大学
菅井三実 2000 格助詞「に」の意味特性に関する覚書、『兵庫教育大学研究紀要 第2分冊』20
山西正子 2000 動作の主体を表す格助詞「デ」、『目白大学人文学部紀要 言語文化篇』6
竹林一志・皇甫京玉 2000 助詞「を」の起点用法と非対格性、『解釈』46-5/6、解釈学会
浅山佳郎 2000 感情動詞の補足語の格と感情形容詞、『神奈川大学言語研究』22
黒田史彦 2000 移動動詞と共起するヲ格名詞句について、『関西外国語大学大学院研究論集 FONS
LINGUAE』14
大田里美 2000 現代日本語における受身化の条件(1)―ニ格補語の場合、『活水日文』40、活水学院
小矢野哲夫 2000 格、『別冊国文学 現代日本語必携』学燈社
仁田義雄・村木新次郎・柴谷方良・矢澤真人 2000 『日本語の文法1 文の骨格』岩波書店
工藤 進 2001 格助詞の起源―俳句の一構造を出発点として、『国文学』46-8、学燈社
外崎淑子・藤巻一真 2001 心理述語と使役構文―意味役割と統語構造について、『言語科学研究 神田外語大学大学院紀要』7
菅井三実 2001 現代日本語の「ニ格」に関する補考、『兵庫教育大学研究紀要 第2分冊』21
菅井三実 2001 現代日本語における格の暫定的体系化、『言語表現研究』17、兵庫教育大学
二宮喜代子 2001 格助詞「で」の多機能性―場所格「で」の両義性に着目して、『山口国文』24、山口大学
矢沢真人 2001 「格」をめぐる研究、『国文学』46-2、学燈社
天野みどり 2001 格助詞―主格表示と焦点表示、『国文学』46-12、学燈社
石田 尊 2001 受動文与格句の文法的特性について、『日本語文法』1-1、日本語文法学会
松田謙次郎 2001 中間言語と言語変異―KYコーパスを使った「を」格ゼロマーク化の分析、『トークス』4、神戸松蔭言語科学研究所
米山三明・加賀信広 2001 『語の意味と意味役割』研究社
村田真樹・井佐原均 2002 受け身/使役文の能動文への変換における機械学習を用いた格助詞の変換、『情報処理学会研究報告.
NL, 自然言語処理』2002(44)
井上和子 2002 能動文,受動文,二重目的語構文と「から」格、『Scientific approaches to language』1、神田外語大学
松田謙次郎 2002 「を」格ゼロマーク化と中間言語 :
中国語母語話者の場合、『トークス』5、神戸松蔭女子学院大学
山口明穂 2002 格助詞の機能、『紀要. 文学科』89、中央大学
河原大輔 2002 用言と直前の格要素の組を単位とする格フレームの自動構築、、『自然言語処理』9(1)
小屋逸樹 2002 主語と主格補語の意味論(前)、『教養論叢』116
小屋逸樹 2002 主語と主格補語の意味論(中)、『教養論叢』119
小屋逸樹 2003 主語と主格補語の意味論(後)、『教養論叢』120
荒生弘史・諏訪園秀吾・坂本勉 2003 心的辞書における統語的側面―文の自然さ評定による日本語他動詞の格選択特性の解析、『人文科學研究』113
姚 艶玲 2003 日本語の「ヲ格+移動動詞」と「空間・場所名詞句」との結びつき関係、『比較社会文化研究』(14)
鷲見幸美 2003 移動を表す日本語動詞の意味と格表示―「わたる」を例として、『人文学部研究論集』10
渋木英潔・荒木健治・栃内香次 2003 一文一格の原理と深層格選好に基づいた日本語深層格規則の自動獲得手法(抽出・言語獲得)、『情報処理学会研究報告. NL, 自然言語処理』(76)
野中清孝 2003 格判定語句による日本語文の構造的意味解析―曖昧格解析プログラムの実現、『詫間電波工業高等専門学校研究紀要』31
松岡知津子 2003 非対格性・非能格性の概念に基づいた自動詞の分類に関する研究の動向、『広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部 文化教育開発関連領域』51
小山正太・乾伸雄・小谷善行 2003 「名詞と表層格」パターンに対す深層格対応の推測、『情報処理学会研究報告.
NL,自然言語処理研究会報告』154
山口明穂 2003 格助詞「が」の解釈、『紀要. 文学科』91、中央大学
鍛冶伸裕 2003 格フレームに基づく用言の言い換え、『自然言語処理』10(4)
山田敏弘 2003 起因を表す格助詞「に」「で」「から」、『岐阜大学国語国文学』30
北原保雄編 2003 『朝倉日本語講座5 文法T』朝倉書店
北原保雄監修・尾上圭介編 2004 『朝倉日本語講座6 文法U』朝倉書店
三井正孝 2004 《場所》のニオイテ格―現代語の場合、『人文科學研究』114
山西正子・駒走昭二 2004 動詞「わかる」と格助詞 ―実態と規範意識、『目白大学人文学部紀要』11
山西正子 2004 動詞「感じる」と格助詞、『目白大学人文学研究』1
上之薗和宏・榎津秀治・古宮誠一 2004 係り受け関係からの格フレーム辞書自動生成システム、『情報処理学会研究報告.
NL,自然言語処理研究会報告』159