韓国でキャンプ旅

Auto Camper 2010 7月号で紹介された「韓国でキャンプ旅」を見たことがきっかけで早速
問い合わせ先のSHキャンピングカーのホームページで確認。「韓国の味と伝統を探して。プレミアムキャンピングカーツアー」が紹介されていた。旅行コースは安東・霊徳・江口を回る2泊3日のコースが紹介されており、Auto Camper誌のコースとは異なっていた。今回は、韓流ドラマのロケ地と雪嶽山と五台山の二つの国立公園を回る2泊3日のコースを申し込んだ。
一昨年のアメリカ「モータホームの旅」に続く2回目の海外キャンプ旅となった。

旅行行程:韓国5泊6日(キャンピングカー2泊3日)の旅

9月12日:羽田空港発13:05(KE2708)〜ソウル(金浦空港)。市内の免税店に立ち寄った後、ソウルプリンスホテルにチェックイン。早速本場の焼肉料理で夕食。特に骨付きカルビが美味だった。

9月13日:9時ホテルからキャンピングカーツアーに出発。大長今〜ナミソム島〜カピヨンキャンプグランドにてキャンプ。

9月14日:9時オートキャンプ場出発〜雪嶽山〜五色温泉(入浴)〜洛山寺〜ヤンヤン市場(夕食)〜ヤンヤンオートキャンプ場にてキャンプ。

9月15日:9時オートキャンプ場出発〜近くのリゾート地Sol BeachにあるAquaーWorldへ(朝風呂)〜奇岩と灯台のあるハショデへ〜漁港にある市場に立ち寄り〜五台山月精寺〜ホテル。

9月16日:ソウル滞在。市内観光。景福寺・国立民族博物館・南山韓屋村・南山公園・Seoul Towerを巡る。夕食はうなぎとあわびの炭焼きとチゲ。うなぎが特に美味だった。

9月17日:午前中ホテル周辺を散策。徳寿宮(守門将交代式)・ソウル広場・南大門市場。ソウル発16:40(KE2709)にて羽田へ。18:45無事帰国。

レンタル会社:

SHキャンピングカー&アドリアアジア&デルタリンクアジア
http://www.adria-mobil.jp/kr

ガイド兼運転手(写真右端)

Jeon Jaehong 金 幸弘(ジョン ジェホン)さん
S47年生まれ。奥様は日本人。娘さん(カレンちゃんとリンカ
ちゃん)二児の父親。Excutive Director。

レンタカー(キャンピングカー):

EDWIN ET600
ベース車は、ヒュンダイのスタレックス。全長6m、全幅2.2m。174馬力のジーゼルターボ車。
五台山の登りの急坂以外は快調。燃費も10km/l程度。軽油価格はほぼ日本と同じ。

車内はコの字型のダイネットで大人4人でもらくらく就寝可能な広さ。テーブルをたたんでシート
アレンジをするだけ。バンクベッドもあったが荷物置き場に変身。LPガス使用のコンロ、シンク、
冷蔵庫、電子レンジなど装備充実のキッチン。カセットトイレ、シャワーもあったが一度も使わず
キャンピング用品置き場に。テレビ、ビデオ、カラオケまで付いていた。

1日目:

大長今(テジャングム)テーマパーク:
韓流ドラマ「チャングム」のロケ地。パーク内には大小23の建物がありほとんどのセットには
立ち入り可能。古い建物が保存されている。今日も撮影が行われていた。

冬のソナタの聖地・ナミソム島(別名ナミナラ共和国):
ソウルから漢江沿いに東へ63Kmのところに清平湖がありこの湖上に浮かぶ小さな
島ががナミソム島。周囲は約5Km。冬のソナタ撮影地が3箇所あることで観光客も多い。

スーパでのお買い物:
今夜はキャンプサイトでのバーベギュー。キャンプ場近くのスーパで食材購入。

カピヨンキャンプグランド:
河川近くにある巨大なキャンプサイト。サイト内は芝生。電源あり。シャワー室、炊事場、
トイレ、コインランドリは共用。モータロッジ、トレーラハウスも多い。韓流ドラマ「IRIS」の撮影地もある。

トンバントウブマウルにて昼食:
名物の豆腐料理(豆腐鍋)とムール貝など海鮮だし汁うどん。これが食欲をそそる。

2日目:

雪嶽山(ソラクサン)国立公園:
韓国最北の国立公園。主峰は海抜1708mの大青峰。登山コースやハイキングコース
もあるようだが今回は車で観光のみ。独特な岩山の景観が楽しめた。

五色温泉:
韓国でアルカリ温泉と炭酸温泉が楽しめる唯一の温泉。
Osaek Green Yard Hotelで入浴。@8,000ウオン。
泉温27℃、pH6.45。洗い場が64個もある大きな風呂で炭酸泉は冷泉。桧の露天風呂
やサウナ、ジャグジ、足湯もあった。

本日の昼食:
五色温泉の街中にある食堂でボーダラの干物を揚げたものとビビンバを食べる。
山菜ビビンバは美味しかったがボーダラの干物は口に合わなかった。

洛山寺(ナクサンサ):
海辺に位置した所にあり日の出がみられることでも有名な寺。現在大規模な改修工事
を実施中だった。

ヤンヤン市場:
日本海側にある漁港に併設されている海鮮市場。小さな店が所狭しと並んでいる。
活きた魚やイカを選んで買って近くの店で調理していただくことに。買った鮮魚は、イカ
2ハイ、クロ、ひらめ、鯖、鯵各一匹で5,000ウオン。刺身でいただくだけでなく頭や
アラを使った鍋料理もいただく。大満足。

ヤンヤンオートキャンプグランド:
今夜のキャンプ地はリゾート施設Sol Beachに近い海水浴場側にあり松林に囲まれた
閑静なところ。オーナは76歳だそうだがとてもハンサムで元気にリヤカーを引っ張ったバギーを乗り回しておられた。柱が200年前のものだというとても古い住居にお住い。自宅で栽培されたジャガイモ、クリ、梨:をいただき、お茶をご馳走になった。

3日目

Sol Beach Hotel & Resort:
キャンプ場近くにあるリゾート施設内にあるAqua Worldへ。朝風呂に入るのが目的。
@7,000ウオン。プールもある。温泉ではなく海水風呂。施設内はとても清潔。
コンドミニアムやプライベートビーチもあり暫しリゾート気分を味わう。

ハショデ:
奇岩と灯台のある景観に優れた岬へ。

昼食は地元のそば屋(名家)へ:
韓国ソバをいただくことに。日本の冷麺より食べやすく美味しかった。豆腐とニラでできた蒸し餃子も
美味しい。日本語を話すおばさんと可愛い孫の話になる。

注文津の市場:
イカで栄えた漁港に併設された市場を見学。ヤンヤンの市場とは少し雰囲気が異なる。
イカやかにが多いせいだけでなく直接調理して食べるところが無いことが大きな違い。

五台山国立公園と月精寺(ウオルジョンサ):
主峰は海抜1563m。上空から見ると5つの峰がはすの花のように見えることから付け
られた名前。公園の一角にある月精寺は、国宝の八角9層石塔をはじめとした多くの国宝
がある。この寺でヨン様が修行されたことがあり有名になった。テンプルステイもできる。

一路ソウルへ:
全ての観光を終了し嶺東高速道を経由し、原州〜洪川〜春川高速道路経由でソウルに
もどる。ソウル市内は大渋滞でホテル着は20時となった。

番外編:ソウル市内観光
キャンプ終了後の2日間はソウル市内を観光した。

景福宮(キョンボックン)と国立民族博物館:

南村韓屋村:
ソウル市内に残る伝統家屋を移転させた韓屋村

昼食は金剛山での石焼ビビンバ&お土産屋での王様のお菓子実演

南山公園(ナムサン)&Nソウルタワー:
ケーブルカーがあるので頂上まで簡単に行ける。頂上にはNソウルタワーがある。
眺望抜群。デートコースらしくあちこちに鍵が・・・。

南大門市場:
あらゆる小物が集まってできた小売商の市場。

ソウル広場と徳寿宮:

ソウル市街地とホテル周辺:

連絡先:jae@adria-mobil.jp