2007年8月26日

今日はいつもの芦原へ行ったのですが、ある意味珍しい鳥に出会いました。それが、今日のトップバッターを飾るベニスズメです。この鳥の原産は東南アジアなのですが、人に飼われていた鳥が野生化したものです。いわゆる「かごぬけ」です。ですから、野鳥リストにはこの鳥は載せることはしませんが、珍しいのでこの場で紹介することにしました。

日本にいる鳥でかごぬけの代表格はドバトです。ドバトはこの河原にもたくさんいます。ドバトはレース鳩として日本に移入したのが野生化したものです。よく公園などでドバトにえさをあげているのを見ます。鳥を可愛がっているのは微笑ましいのですが、増えすぎてしまって糞害がよく問題とされます。

このようにかごぬけ現象はいろいろ考えさせる問題を孕んでいるのです。

セッカ
今日はセッカを写真に収めたくてこの葦原にやってきたのでした。セッカは12センチくらいのとても小さな鳥ですが、先ほどのベニスズメはそれよりも小さい鳥でした。写真は左の写真のように草の先端にとまって鳴いていたセッカが飛び立った瞬間を偶然捕らえることができました(右の写真)。



ベニスズメ(カエデチョウ科) ベニスズメ(カエデチョウ科)


セッカ(ヒタキ科) セッカ(ヒタキ科)


カルガモ(ガンカモ科)



  撮影地:東町
  NIKON D2X AF-S Nikkor 300mm F2.8 ×1.7

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