2007年9月1日

9月に入ったと思ったら、この涼しさ。ちょっと戸惑ってしまいますが、暑さに弱い私には快適です。
今日いつもの干潟に行ったら、バーダーでいっぱい。なにやら皆同じ方向にカメラを向けています。こういうときはとりあえず私も同じ方向にカメラを向けます。

ヘラシギ (⇒ 左の写真をクリックすると大きな写真になります。)
そして、その原因が分かりました。ヘラシギくんです。私も初めて見ました。この名前の由来はもうお分かりのようにくちばしです。しゃもじのように平らになっています。とても面白いですね。トウネンくらいの大きさでとても可愛い鳥です。

エリマキシギ (⇒ 写真をクリックすると大きな写真になります。)
私が干潟に着いたのが8時頃。ちょうど満潮のピークを少し過ぎた後だったので、まだ鳥たちはすぐそこの波打ち際に集まっています。おかげでいつも遠くにいる鳥たちを間近に見ることができました。このエリマキシギは冬羽ですが、夏羽だとクビにエリマキのような飾り羽があります。私は夏羽のエリマキシギは見たことがないので、一度見てみたいです。

オオメダイチドリ
今日エリマキシギの存在をもう最後の夏休みを楽しんでいる少年に教えてもらいました。私はその代わりにオオメダイチドリくんを教えてあげました。少年は目を輝かせてオオメダイチドリを写真に収めていました。その目の輝きをみて、こちらも何かとても楽しくなりました。

キリアイ (⇒ 左の写真をクリックすると大きな写真になります。)
今日は本当に色々なシギチドリに会うことができました。個人的にはキリアイくんが大好きで、とても愛くるしい顔をしています。

トウネン (⇒ 右の写真をクリックすると大きな写真になります。)
最近、この干潟にトウネンの仲間の「ヨーロッパトウネン」がいると耳にすることがあります。ひょっとすると右のトウネンは「ヨーロッパトウネン」ではないかと悩みましたが、足が短いこと、くちばしが下がっていないことから、普通のトウネンであると判断しました。



ヘラシギ(シギ科) ヘラシギ(シギ科)


エリマキシギ(シギ科)
オオメダイチドリ(チドリ科)


オオソリハシシギ(シギ科) オグロシギ(シギ科)


キリアイ(シギ科)
キリアイ(シギ科)


オバシギ(シギ科) ソリハシシギ(シギ科)


トウネン(シギ科) トウネン(シギ科)


キョウジョシギ(シギ科) ミユビシギ(シギ科)



  撮影地:潮見町
  NIKON D2X AF-I Nikkor 400mm F2.8 ×1.7

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