私たちが暴露してしまって良いものか…
ペットショップ、ドッグブリーダーのプロが秘密の内緒話をお伝えします。

トリーミングに来て下さった犬種を入れれば数十犬種、毎日を積み重ねると延べ50万頭を越すワンコに囲まれ暮らしてきました。
母の代から自宅で数種類の犬を飼育し、日々数十頭のワンコたちに囲まれ、ドッグブリーダーが長じてペットショップのオーナーとなった私達です。
単独犬種のみしか飼育した訳でなく、色々な犬種を生ませ、飼育し、見送った私達だから、話せる言葉があると思っています。
ドッグブリードだけでなく、JKC役員としてドッグショーに携わり、ペットショップを開きお客様に子犬や犬具、ドッグフードなどを紹介し、県委嘱の動物愛護推進員としてボランティア活動に力を注ぎ、オークションや競り市も勉強させてもらいました。数多の業界関係者と懇意にして頂いております。パピーミルや保健所の殺処分場も見せて頂きました。ペットとして鳥や猫、爬虫類、両生類にも手を伸ばし…
私達だからこそ伝えられる言葉があると信じております。

あくまで私の個人見解ですので言い過ぎなどございましてもご勘弁願います。


専門家が教える子犬の選び方。

1.漠然と出結構ですから、一緒に生活したいと望むワンコを2〜3種考えて下さい。

2.書籍やホームページやブリーダーなどから、そのワンコの大きさや毛質、気性、性格、
  運動量、鳴き声、欠点、弱点、人への友好性、他犬種への友好性、その他諸々
  を出来る限り勉強して下さい。
  
  15年間は生活を共にする家族のためと思い、ゆっくり時間を掛け、真摯にお調べ下
  さい。

3.ご家族の同意、ご自宅のスペース、生活環境、鳴き声に過敏な家族・ご近所の有無、
  散歩の可否、アレルギー体質を持つ家族の有無、飼育に掛けられる費用の有無、今
  後15年間に変わるであろう家族構成(結婚で家を離れる、赤ちゃんが生まれる、家族
  が老齢となり犬の飼育に携わることが出来なくなる)、引越しの可能性(マンションなど
  ではペット飼育の可否)などを考え、15年間は、その犬種と暮らすことが出来るかお考
  え下さい。

4.上記を考慮し、迎え入れる犬種を決めます。

5.信頼できるショップ、ブリーダーを探します。
  電話やメールを使い、出来るだけ多くの会話を交わし、信頼出来て、納得できるショッ
  プやブリーダーを探します。
  *知識の豊富な方。
  *多くの生体を扱った経験のある方。
  *対応が速く、言葉が優しく、丁寧な方。
  *担当者が信頼できることは無論として、ショップオーナーや会社自体に安心が持てる
    所。
  *出来たら1度でも、交配、出産、育児の介助をしたことがあり、最後の瞬間(死)ま
    で見届けた事のある方。

6.仔犬の確認をします。
  今産まれているのか、出産予定はいつか?
  母犬の性格、サイズは?
  生体価格、ワクチン接種、血統書、送料など、他に掛かる費用は?

7.仔犬の引渡し方法を考えます。
  可能な限り、最も仔犬に負担の少ない方法を考えましょう。

8.緊急時にも行くことの出来る、信頼できる獣医師を見つけましょう。
  休診日、診療時間も確認します。
  獣医師によっては、休日であろうと診察下さる方もおられます。

9.上記、全てを考慮し、わきまえた結果でしたら、後は「一目惚れ」!
  目と目が合って、心が揺れ動いたのなら決めてしまいましょう。
  犬は工業製品とは違います。
  純血種といっても、個性も、見た目も千差万別。
  同じ子は世界中探しても、1匹たりともおりません。
  一目で気に入り、惚れてしまったのなら、その子を選ばないと後悔しますョ。
  あなたと、赤い糸で結ばれているはずです。
  「一期一会」「一目惚れ」「縁は異なもの味なもの」「赤い糸で結ばれている」…
  どのような理由をつけても構いません。
  きちんと学んだ結果購入を決めたとなれば、次はインスピレーションも大切になると信じて
  います。


具体的に7つの選択ポイント

1.犬種の選び方。(生涯に渡り飼育出来るのか)

  ・家族の誰か1人でも飼育を反対している方がいないか。
  ・十数年間家族の一員として一緒に生活できる環境か。
  ・ペット飼育不可のマンション・アパートへの引越しはありえるか。
  ・家族に動物アレルギー等の疾病を持った方がいるか。
  ・月1万円〜数万円を飼育費として費やす事が出来るか。
  ・屋外、室内のどちらで飼育するか。
  ・フケやダニ、抜け毛等に対処でき室内飼育が可能か。
  ・家族の一致した考えであるか。
  *上記を検討されましたらご家族一致で気に入られた犬種をお選び下さい。
  「おとなしい」「賢い」「静か」「優しい」等は犬種による差も若干はありますが、個体差も
  大きいように思います。


2.犬質で考える選び方

  子犬の質が高いとか、ショータイプとか、チャンピオンの血統、展覧会向きなどと言うブリ
  ーダーやショップがおります。
  どこまでの質を望まれますか?
  質が高い=高価と言う事をお忘れにならないように。
  将来はドッグショー(展覧会)を目指し、天下に名を轟かせ、ブリーディングに使用します
  か。
  一定のライン(あまりにも規格外)でなければ、私はパトナーとしては十分問題ないワンコ
  であると思っています。
  チャンピオンとは、ある程度の質さえあれば費用と時間を掛けることで完成できます。
  NO.1だからチャンピオンではなく、飼い主の趣味や考え方によりチャンピオンに仕上げた
  (作り上げた)とお考え下さい。
  又、ショードッグは不特定多数の人と犬の中で堂々とした態度が望まれます。
  それも素晴らしいことなのでしょうが、家庭犬としては気性が張り過ぎ(強い)ている感じ
  も覚えます。
  しっかりした骨格が求められますが、家庭の愛玩犬としては骨太系の少し大きめな感じ
  もしてしまいます。
  生き物にコスト・パフォーマンスと言う言葉は嫌いですが、私は高いレベルと優れた血統を
  誇り高価な犬よりも、遺伝的な疾患も無い健康で少し小振りな、おバカなほど人にも他
  の犬猫にもフレンドリーなワンコが家族のパートナーとして優れていると思っております。


3.価格で考える選び方。

  ペットショップ(実店舗)→ペットショップ(ネットショップ)→ブリーダー→オークションの順で
  価格が下がります。
  それは前述した様な、テナント費、人件費、管理等のコストが掛かる為です。
  同じ犬が販売ルートさえ違えば価格は全く違ってしまうと言うこと。
  サービスも価格の内だと考えるか否かによって、自ずと購入先は決まるでしょう。
  その他要因としては、犬質や販売者の考え方に他ならないと思います。
  ただ、他店に比べ4割以上も安価な犬を売っている店は理由があるはずなので注意が
  必要です。
  ・大人になってしまったから価格が下がる。(成長期をショップで過ごした子は良いと思え
   ません)
  ・仕入価格が安い。(一般のブリーダーなら最低限の経費は掛かっています。それよりも
   安く卸売りが出来るのはパピーミルなど経費を無理に削った繁殖屋の可能性か、定
   価で販売できない疾患や欠陥に犯されている可能性があります)
  ・ラッキーだった。(そんなチャンスが偶然巡ってくるなんて信じられますか…)
  ・隠れた病気、異常な性格(無駄吠え、攻撃性等)、疑うべきです。


4.サイズで考える選び方。

  ・ワンコが病に臥せった時、抱っこして動物病院まで運べますか?
  ・年取ったワンコの介護の際、起こしたり、持ち上げたり出来ますか?
  ・エレベーターが無いお宅へ抱っこして運べますか?
  ・予防接種など嫌がるワンコを引っ張って病院に連れて行けますか?
  それも、あなたの15年後(ワンコの寿命を考え)に。
  十数年間はパートナーとしてワンコを守る義務があります。
  そして同時にあなたも年を召し、力も衰えるでしょう。
  更に、大型犬になるほど食費、病院代、生活費等一切が上がってしまいます。
  十分に考えられて、守りきれるサイズの犬種を選ぶべきと考えます。


5.毛質で考える選び方。

  大きく2種(長毛、短毛)5パターンに別ける事が出来ます。
  長毛種 
  ・手入れも殆ど不要なコートの犬種もいる。。
  ・家庭でのブラッシング等が必要。(ダブルコート等)
  ・トリーミングが必要。(費用が別に掛かる)
  短毛種
  ・手入れも殆ど不要。
  ・家庭でのブラッシング等が必要。(抜け毛が激しい等)
  トリーミング代の有無で犬種の決定は無いでしょうが、月々結構な金額になります。
  家庭でのブラッシングなんてと仰る方もおりましょうが、毎日となると面倒なものです。
  放置しておくとリビング一面に抜け毛が散乱したり、愛犬が毛玉だらけになったり、大変
  なこととなってしまいます。
  意外と手間も費用も掛かるものですから、一考されても良いと思います。


6.性格で考える選び方。

  このようなコメントを出すたびに各犬種の愛好家からは非難のメールを頂くこととなります。
  それでも攻撃的な血統を秘めた犬種は飼育してはいけません。
  これは昔、ギャンブルとして闘犬が流行り、金儲けの手段として勝つことだけを考え、ブリ
  ーディングされた犬種です。
  優しさや愛情は不要です。
  「土佐犬」「アメリカン・ピットブルテリア」「スタッフォードシャー・ブルテリア」「アメリカン・スタ
  ッフォードシャー・テリア」「秋田犬」などの闘犬もしくは闘犬の血統を受け継いだもの。
  生き物と戦い、倒し、勝利することに喜びを生むように作られた犬たちです。
  「今の性格を知らないのか!」「改良されて忠実になった!」「攻撃性は薄らいでいる!
  」「事件を起こしたのは人間の飼育方法が悪かった!」「しっかりした訓練がなされれば
  問題は起こらない!」と言う方もおります。
  しかしNGです。
  この子たちは、戦いを目的に血統を作り上げた犬。
  攻撃性を薄められても、無くすことはできません。
  我慢してもパニックや僅かな刺激で本能が剥き出しとなり、ありとあらゆるものに攻撃を
  加えます。
  実際に日本国内だけでも年間に数件。
  海外を合わせると多くの殺傷事件が起こっております。
  実際に欧米では飼育を禁止する国や州が増えております。
  国内では飼い主は過失致死あるいは重過失致死となり、該当犬は殺処分を受けます。
  事件の被害者に気持ちを考えたことはありますか?
  大好きな犬に襲われ、本人や家族や友人が殺されたり後々にも残るような大きな傷を
  負うのです。
  心に受ける傷の大きさも計り知れないでしょう。
  しかも犬たちはどこにでもおり、小さい犬でも見る度に恐怖の体験がトラウマとなり更に傷
  つけられます。
  なぜ、今更闘犬を飼育する必要があるのですか?
  番犬になるとか、この子は性格が良いなんて通じるものでは在りません。
  レトリバー、コリー、ハスキー、スピッツなど大流行によって、大量にブリーディングされ、多
  くの犬が街中を闊歩しましたが人を殺す事故が何件起きたか記憶に在りますか?
  危険な血統は実存するのです。
  小型犬ですら、慣れぬ場所や人への恐怖におののき攻撃に転じた時の強さと威嚇時の
  恐ろしさを知っていますか?
  人命救助犬としても有名なセントバーナードすら本気で逃げ出そうとする時の力は非常
  に強く、大人であろうと引きずられてしまいます。
  大型犬ともなると成人男性ですら無傷で押さえ込むことも出来ず、噛まれた際の傷など
  は思う以上に深く大きいことを知っていますか?
  警察犬の訓練の際、犯人確保の瞬間を見たことはありますか?
  一挙に数メーターを飛び、威嚇音と共に、鋭い歯を剥き出し、犯人に襲い掛かります。
  訓練と承知しながらも正直恐ろしい…
  本能で急所である喉を狙い、噛み付き、引きずり倒し、息の根を止めようと攻撃を続け
  ます。
  興奮冷めるまで息絶えた相手でも攻撃し続けるのです。
  その恐ろしい牙が、あなたの大切な子供や年老いた親を引き裂いた姿を想像して下さ
  い。
  襲われた人たちは決して消え去ることの無い恐怖をトラウマとなり死ぬまで纏い、小さな
  愛玩犬すら恐れ、呪う様になってしまいます。
  僅かであろうとそんな危険がある生き物を飼育する必要があるのですか?

  種の多様性は肯定する考え方を持っております。
  動物愛護に関して考えも持っております。
  犬と言う生き物は大好きです。
  それでもこれらの犬種に関しては消え去るべき血統と考えます。

  又、多頭飼育を考える場合、私個人としてテリア系は避けた方が良いと思います。
  猟犬と言いましてもハウンド系とは違い攻撃性が強いものを持っているように感じます。
  ブルテリア、ジャックラッセルテリア、フォックステリア…
  飼い主には従順なのですが、小動物や犬同士を相手となると気性のきついワンコもいる
  事を覚えていて下さい。

  私たち自身は、一般の方(ペット事業者や訓練士、繁殖者等除いた)が大型犬や超
  大型犬を飼育しようとすることに賛成は致しません。
  やはり、いくら幼少の頃から専属の訓練士により調教を受けた犬であろうとも、パニックに
  陥った時に押さえ込むことなど出来ませんし、病に倒れたときの介助や通院など簡単に
  は出来るものではありません。
  飼育者が犬の寿命を考えた15年後まで押さえ込む事が出来、抱っこする事が出来る
  サイズまでが彼方が飼育できる最大の大きさであり、それ以上大きい犬は飼育すべきで
  はないと考えております。       
                                         2008.4/9
子犬写真
子犬写真


< /a>

パグ・イタグレ
 ブリーダー
TOPに戻る

ペットロス

子犬の
購入先の選び方

予約方法

メールマガジン