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2-4 対馬から釜山ヨットハーバー
5月26日5:30浅茅湾泊地抜錨朝日がとても綺麗だ、釜山ヨットハーバーまでは約50マイル
しかもこの海峡は北上する対馬海流のため艇速が伸びるNWの軽風であるがエンジンを軽く回して7ノットをキープする。
 視程はあまり良いほうではないが、朝鮮半島の島影が見えている、ここはやはり国境の海峡である、すれ違う大型のコンテナ船は外国船ばかりで外国に向かっている実感が湧いてきた。
10:00を過ぎた辺りから島影も益々近くなったので国際法に則り、マスと右舷スプレッダーに門司の船具店から大枚7000円をはたいて買った韓国国旗を揚げた、このヨットで始めて訪れる国であるから敬意を表して、まぁいいか。
 韓国国旗の上下は果たしてどちらか、買った後で確認したので迷う事がなかったが、後から韓国に入港していた外国船は上下を間違えて上げている光景をよく目の当たりにした。
  ヨットハーバーは、釜山港を過ぎてから3マイル位のところに新しい橋があり、その橋詰め付近で、高層ビルの左側と聞いていた、国産のGPSでは正確な地図が表示されない、緯度経度を確認して橋に近ずく、辺りには高層アパートが連立日曜日でもないのにやたらとレジャーボートやヨットが多く見られる、入り口防波堤先端に構える監視兵の視線を受けながら恐る恐るハーバーに入り右手5本目のゲスト桟橋に接岸した。
 係留ロープ等を整理していたところ、日本語で話しかけてこられたジヤイアントヨットクラブ理事長である李さんと名乗る方がカスタムに連絡してあげると言われて、親切にハーバーの事や、交通手段、買い物観光等必要な事全般にわたり教えてもらった。一時間くらいでカスタムの係官が来艇、簡単で形式的な質問を受けすぐに上陸許可を頂いた、イミグレーションはバスで一時間くらい行ったフエリーターミナルの近くに在るので出向くよう指示があった、交通手段について聞いていたところ、カスタムと同じビルなので今からそちらに帰るので一緒に乗っていかないかと、粋な計らいで入管まで送ってもらい、換金窓口までも案内していただいた、本当に韓国の人は親切である。
 入管は、すぐ終わり30日間のビザが下りた、帰りはタクシーで帰ることにしたがこれが又安い、小一時間も走ったのに日本円で1,000円位なのには又おどろきであった。 
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波静かな「浅茅湾」の朝日
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韓国国旗とQ旗の掲揚
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正面が釜山ヨットハーバー
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釜山ヨットハーバー
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現在のヨットハーバー付近2013年6月現在 2004年は真ん中の40階建てのビル1棟だけであったが今では100階建てマンションが5棟
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