2-13済州島〜長崎

夕闇が迫った頃、遠くで霧笛が聞こえる、レーダーの映像ではかなりの大型船のようだ、こちらの船影を捕らえているらしく、3分間隔で霧笛を鳴らしている、右に進路を振り進路を避けた。 　夜が明ける頃になると風が落ち海面はベタ凪ぎ、機走に頼り福江に立ち寄ろうかと思ったが、これからしばらく天候が安定しない予報である、静かな内に距離を稼ぎ長崎まで行くことにした、電話で長崎税関と入管に電話連絡を取ったあと、韓国済州島水上警察から電話がかかり無事に長崎に入港したか確認の電話があった、水上警察には一度も足を運ばずまた訪問を受けた事もなかったが、秘かに行動を把握していたのである、ありがたい事であり、丁重に謝辞を述べた。

長崎港に接近

6月23日晴れ、15:30長崎出島ワーフ前「長崎出島ヨットハーバー」に接岸した。電話連絡で検疫官が待っていて直ぐに終了、ハーバー直ぐ隣の税関事務所に行き入国手続きをした、係官がヨットに訪問されたが問題なく終わり、次は徒歩で15分位の合同庁舎に行き入管でパスポートにスタンプを貰いすべて終了ではあるがこの後の予定につき海上保安部から質問があり、沖縄に向かう事を告げたところ、出港、入港の連絡をどこの保安部でも良いから連絡をするように指示された。 　長崎の出島ヨットハーバーは大変便利がよく、又係留日は1日2,100円、陸電水道もＯＫである。全国にこの様なハーバーがあれば本当に助かるのですが、しかし便利がよすぎて懐が寂しくなることに注意。  長崎の訪問は、これで三度目になるので観光にはそれほど意欲が湧かない。 翌24日は天候が悪い、梅雨前線の影響か雨風がひどい、やはり福江を飛ばして長崎に来てよかった、マリーナの契約を更新更新で4日間滞在する事になった。

長崎出島ヨットハーバー

進水したばかりの新日本海

小雨の長崎港

野間岬通過開聞岳が