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7月10日稚内港5:30出港天候曇りNE5m
宗谷湾を宗谷岬に向け進路を取る、途中梵天がよく設置されているので気が抜けない、宗谷岬が近づくにしたがって日本最北の岬を回航している実感が湧いてきた、それは国土防衛用と思われる高い鉄塔(アンテナ)観光用にと思われる風車を模した建物などが見えてくる、もう少し心と時間的余裕を持ち合わせれば宗谷岬も陸路でもいいから行って見たかった、だが今だ北海道は半分も回っていないと言う焦りと、海が荒れない間に少しでも先に進もうと言う気持ちがあったからです。
私は、航海の途中インターネットが出来るようにAir−Hの契約をしている、大きな港ではPHSの中継が利きますが町の中心から離れているとつながりません、留萌にいた時このコースを先行しているヨット兵庫県の岸本さん「かめ」号と舞鶴の「翔鶴」号の佐伯さん(供にリタイア組)がいるが、岸本さんから時々メールが入っているので楽しみにしていました、7月4日の時点で網走入港とのメールを頂いていたので追いつきたいとも、思っていたのです。
宗谷岬を少し過ぎるとコンクリートの島のような白っぽい岩が見えてくるのですがここまで来ると完全にオホーツク海です天候も雨が降りそうで波は2m風は上り、逆潮と悪条件が重なり艇は一向に進んでくれません、数回のタックを繰り返し3時間位がんばったところ成果が現れ、波もやや落ち着きどうにか難所の一つをクリアーした感じがしました。
一難去って又一難、今度は濃霧です、危険を感じるほどでは在りませんがレーダーを併用して前方注視です、このあたりも刺し網が多くブイの竿にはレーダー反射材が取り付けてあるので絶えず反応するので警報設定は解除したままです。枝幸の町並みを確認して入港したのは午後4:00を回っており港南方向の公園近くの工事船横に接岸し、自転車で20分坂の上の幸林の湯迄出かけました。
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