myweb1041011.gif 21 礼文〜稚内
7月9日曇、風SE5m4:30香深出港10:30稚内入港
 稜線が薄靄に包まれながらそそりたつ利尻富士を右手に見て、ノシャップ岬を目指した、波もほとんど無く日本最北の海とは思えない静かさである。この北にはサハリンがあると思うと一瞬舵を左に切りたいと衝動に駆られる、、旧ソ連時代の話になるがロシアから、金沢港に親善訪問した帆船パラーダに随行して、ナホトカのヨットクラブ所属の45フィートクラスのヨットが4艇入港した、そのうちの数名を観光案内した覚えがあるが、そのときサハリンの自然を紹介した小冊子を頂いた、字は読めないがその内容から手付かずの自然が残っている様子が見えていたからだ。♪行って見たいなよその国♪である。
 又歌の話になりますが、星野哲郎、船村徹、両先生作詞作曲による鳥羽一郎「稚内ブルース」を聞きながら稚内に向かった、この三氏による北海道シリーズ並びに昭和北前船は、地名が出て来るのできて聞いていて実感が湧いて元気が出る。鳥羽一郎さん有難う。
 稚内港は北の海で操業する為か大型漁船が多い、例によって「全国泊地情報」で得た情報で迷うことなく合同庁舎前岸壁に舫を取った、この時期小型船の船溜りは、イカ釣り船の北上がないためガラリとしている、ここではとりあえず、給油、給水が必需であったため近くのガソリンスタンドに駆け込み手配が出来た。給水は漁連荷揚げ場に面する事務所に御願いしたところ、今回に限りお金はいいと了解を得て400リッター満タンとなった。
 稚内は最北の都だけあり観光の場所も多く施設も充実している、とりあえず自転車を下ろしてノシャップ岬に出かけた、途中初めて見る昆布を干す作業などを見学することが出来た。
 初めて訪れた地で食文化に触れることも旅の最高の喜びである、観光パンフに掲載されていた品々を物色中、初めて聞くタコシャブ専門店に向かった、大型観光バス数台が横付け大混雑、仕方なく近くの看板に引かれ寿司屋の暖簾をくぐった、出された素材は冷凍らしくあまり箸が進まなかった、店内には礼文牡丹海老1尾1200円のポスターを見て、実は礼文島の小さな鮮魚店で飛び跳ねる採れたての新鮮な牡丹海老を10匹1050円で買い、たらふく食べたばかりであったので妻と二人で口をてで隠しほくそ笑んだ。
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夕日に映える利尻富士
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利尻北側
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稚内港
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丘の上に咲く可憐な花
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昆布干しの風景
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稚内北防波堤ドーム
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