プエルトプリンセサからマレーシアクダット
プエルトプリンセサは思いのほかおおきな街だった街には信号機のついた大きな交差点もあり交通は激しいしかし目的地であるコタキナバルまではもうすぐここに着いてから次の行動を考えなければならない、と言う思いがあり先を急ぐことで出航することにした。
 アンカーを抜き前進にシフトしたところエンジンの振動が激しく回転をあげることが出来ない、これは困ったシャフトの芯が出ていない、仕方なく湾の航路から外れた場所を選び黒球を2個揚げアンカーを打ちまたカップリングの調整をしたものの1500回転以上揚げることが出来ないこのままコタキナバルに行っても十分な修理ができないかかもしれない、そこでハーモニーの高田さんが書いておられたクダットに入り艇を上架して完全に修理しなければならない、グーグルの画像ではゴルフクラブとヨット係留施設がありしかも大型の自走クレーンが映っていた、入国もできるらしい、230マイル先のクダットに向かった。
ジブセイルを観音開きにして4〜5ノットで西に向かったプエルトプリンセスを出たとき貨物バージーを曳航しているタグボートに出会ったが夜になっても夜が明けても30時間ほど出会う船はいっそうもなかったおかげで航行しながら目覚ましをセット1時間おきに安全確認のするだけで十分睡眠がとれた。
 二日目の昼頃流しておいた仕掛けのドラックが鳴った引き上げると70センチはあろうかバラクーダかカマスのお化けのようなものがかかった、しばらく放置して食べようか思案したがカマス系の魚なら毒はないだろうと料理して夕食に焼いて食べた白身で淡白な味で一昔前メルルーサと言う魚が店頭に出ていたがよく似た味だった。
次の日の午後流しておいたルワーがヒット引き上げると1メートルは有に超える怪魚が連れた、今度はうろこが全然ない解体すると白身で旨そうだ解体したが内臓の少ない魚で20センチくらいの輪切りにして冷蔵庫に保管大人の太ももほどの大きさで丸々していて長いので全部入らなかった、夜刺身で食べたが本当においしい魚だ
 おかげでクダトに着いてからも毎食刺身で頂いた。
細長い長芋のようなパラワン島もようやく終わりその先はnosubata chiyaneruここは浅い珊瑚礁があったり無人島もあり気の抜けないところであるすっかり暗くなりレーダーで島のような反応があるが灯火は見えないので気持ちが悪い
 恐る恐る通り抜ける、その先には集魚灯を付けた船団がいるあれはマレーシアの船団らしいすでにマレーシアの海域に入っているのであるから
 夜が明けるとボルネオ島が見え漁を終えたマレイシアの漁船が帰ってゆくフイリピンと違いここでは大型漁船が目立つ
クダットのヨットたまり
クダットゴルフクラブハウス
c40b1418.gif c40b1419.gif navwheel%5B1%5D%5B1%5D%5B1%5D.gif